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3/10ポプラ賞予想 山崎エリカ

2019年3月10日(日)

今年は5歳馬か? ゴールデンフウジンが有力

 はまなす賞の冬バージョンとなるポプラ賞。はまなす賞とポプラ賞は、3歳シーズンと4歳シーズンから、各世代重賞の優勝馬と賞金上位馬が5頭ずつ出走する世代対抗戦。はまなす賞は重賞に復帰した2010年以降、3歳馬が優勝したのは二度のみ。対してポプラ賞は2011年以降、年明け4歳馬が3勝(2012年は馬インフルエンザの影響で、4歳馬の出走が1頭のみで、トップクラスも不在)と若い世代の活躍が目立ちます。夏からこの時期にかけて、成長するからでしょう。

 しかし、今年は古馬相手のチャンピオンカップでメジロゴーリキ、マツカゼウンカイが1着、3着したように明け5歳馬強し。ただし、メジロゴーリキもマツカゼウンカイも、チャンピオンカップ好走後となるだけに、疲れが気になるところです。

 よって、今回の◎には、5歳最強馬決定戦の天馬賞でメジロゴーリキに0.1秒差の2着まで迫ったゴールデンフウジンを推します。この馬は、前走で重賞を使っていないのが推しの材料。苦手な障害も、近走は問題なくこなせているだけに、ここは本命。

 ○は、ばんえいダービー馬であり、天馬賞の優勝馬でもあるメジロゴーリキ。この馬は大レースに強く、5歳NO.1の存在。逃げて抜群の障害力でチャンピオンカップを制した内容も、とても強い内容。しかし、重賞を連勝する馬もそう多くないので、対抗評価に止めるのが上策。

 ▲は、銀河賞の優勝馬であり、昨年のドリームエイジカップでも勝利目前の3着と好走したミノルチャープ。先行力もスピードも障害力もありますが、ゴール目前で脚を失いがちになるのがネック。例えるならニュータカラコマのような頑張り屋タイプで、このタイプはどこかで覚醒するはずですが...。前記のニュータカラコマは天馬賞惨敗、スピードスター賞惨敗、チャンピオンズカップ惨敗から、このレースで巻き返しVを決めているだけに、この馬も期待。

 あとは△に天馬賞は無念の出走取消となりましたが、銀河賞では3着と好走したカネサスペシャル。この馬はばんえい大賞典こそ勝っているものの、それ以降は同世代のトップクラスを相手に後塵を拝して来ました。しかし、メジロゴーリキ、マツカゼウンカイが疲れた状態で、ミノルシャープがお約束のあと5mで脚を失うパターンならば、チャンスがありそうです。

 他では、昨夏のはまなす賞の優勝馬マツカゼウンカイ。障害は特筆して得意というタイプではありませんが、天馬賞・3着、チャンピオンズC・3着と5歳上位の地力は見せられています。特に先行策から直線の我慢比べを抜け出して3着と好走した前走のチャレンジCが好内容。この馬も重賞の前走で好走した影響がなければ、上位争いに加われるでしょう。あとは10番ゲートが、どうか?

 最後にばんえいオークス馬であり、ばんえいダービーでも4着のミスタカシマ。この馬は、ばんえい菊花賞でばんえいダービー馬アアモンドグンシンを撃破しているように、4歳世代ではNo.1。ばんえいダービーは、オークス圧勝後の疲れた状態だったから、取りこぼしただけと見ています。今回は牝馬でありながらハンデ770kgが心配ですが、連対圏内に突入すれば高配当になるはず。一考の余地はあるでしょう。

◎4 ゴールデンフウジン
○1 メジロゴーリキ
▲7 ミノルシャープ
△9 カネサスペシャル
△10 マツカゼウンカイ
△2 ミスタカシマ

馬複
1-4 2000円
4-7 1500円
4-9,10 1000円
2-4 500円 計6000円

3/10ポプラ賞予想 荘司典子

5歳勢が強いのは承知の上、あえて4歳で勝負

 イレネー記念を的中し地味に順位が上がりましたが、今年度の馬券対決も残すところあと2戦。ポプラ賞は明け4歳と5歳の対決。過去5年の成績を見ると2014年と2016年は4歳のワンツー、2015年、2017年、2018年は5歳のワンツー。不思議なことに同世代同士での決着が続いています。今年は天馬賞とチャンピオンカップを勝ったメジロゴーリキ、天馬賞2着のゴールデンフウジンあたりが実力上位と思われます。5歳のワンツー濃厚。

 と...いうのは承知の上で、他のみなさんと同じ馬・上位人気馬を狙っていても上位進出は夢のまた夢。こうなったらいろいろなことに目をつぶって「あえて今年は4歳のワンツー」という設定にして「5歳を全部買わない」という暴挙(!?)に出ます。

 ◎本命はキタノユウジロウ。昨年はイレネー記念2着、ばんえいダービーも2着。前走・ウインターカップではトレジャーハンター、キンメダル、アサヒリュウセイといった歴戦のオープン馬を相手に4着。積極果敢なレースぶりで第2障害も2番目に越え、経験値を考えたら見せ場たっぷり。力をつけています。今回760kgですがメジロゴーリキら5歳と20~30kgの差を活かして浮上可能とみます。

 750kgで臨めるコウシュハレガシーが2番手。そして本心ではイチオシ馬にしたいのはミスタカシマなんですが、さすがに牝馬で770kgはこの時期厳しいと思うので印は下げてみました。ちなみに4歳牝馬で2014年2着に来たクインフェスタは710kg。さらにあのキサラキクも4歳で挑戦していますが740kgで8着...。もしこれでミスタカシマが上位に来るようなら、本当に素晴らしいこと!新年度の躍進が楽しみになります。

 残る4歳、アアモンドグンシンとオレワチャンピオンもおさえて。かなり可能性の低い予想ですが、ちょっと悪あがきさせてください。

◎5 キタノユウジロウ
○3 コウシュハレガシー
▲2 ミスタカシマ
△6 アアモンドグンシン
△8 オレワチャンピオン

馬複
5-2,3,6,8 1500円 計6000円

3/10ポプラ賞予想 目黒貴子

2019年3月 9日(土)

繰り上げ出走でも態勢整うゴールデンフウジン

 やりました!◎◯▲の完全的中!こんなこともあるんですね。この勢いでばんえい記念まで突っ走りたいですね。

 今週は4、5歳の世代重賞。前走のチャンピオンカップでばんえい最強馬であるオレノココロを退け、勢いに乗る5歳馬。斤量の差があったとはいえ、オレノココロの追撃を封じたのはやはりこの馬のポテンシャルの高さと言えます。しかし、今回は違う馬を狙ってみます。

 ◎はゴールデンフウジン。前走の然別賞を3着と、これはメジロゴーリキと同斤量で先着しています。そしてなんといっても4走前の天馬賞。ゴールデンフウジンは惜しくも2着と敗れましたが、勝ったメジロゴーリキとはたった0.1秒差。つまり、この2頭の力差はほとんどないと言っていいでしょう。前走の結果から人気になりそうなメジロゴーリキからよりも馬券的にはこちらの方が楽しめそうです。繰り上げでの出走となったようですが、準備は万端。世代重賞としてはこれがラストチャンス。ぜひモノにしてほしいですね。

 ◯にはやはりメジロゴーリキ。前走の強さと天馬賞では端の1枠も苦とせずしっかり勝ちきるあたり、今回も最も有力とされる一頭です。しかしゴールデンフウジンからは10K重い斤量で◯とします。

 ▲はマツカゼウンカイ。こちらも前走チャンピオンカップの3着と好走しました。そして天馬賞の3着馬です。この3頭で決まるケースもあるかなとボックス馬券で勝負と考えています。

 さすがに今回の770Kは厳しいかと△のミスタカシマ。障害をスンナリ克服できればチャンス有りの△ミノルシャープ。実力はあり、きっかけひとつの△カネサスペシャルまでとします。

◎4 ゴールデンフウジン
○1 メジロゴーリキ
▲10 マツカゼウンカイ
△2 ミスタカシマ
△7 ミノルシャープ
△9 カネサスペシャル

3連単ボックス
1,4,10 600円
3連単
4→1,10→1,2,7,9,10 300円 計6000円

3/10ポプラ賞予想 須田鷹雄

ゴーリキ、レガシーの2頭軸で好配当期待

 前走チャンピオンカップの◎メジロゴーリキは見事なレースぶり。強気に攻めて障害もひと腰で上げ、古馬チャンピオンクラスを堂々完封した。
 そこから10キロ減となるとさらに先行力が増して障害もこなせそうに思えるのだが、良い競馬をしたあとの後追い馬券という自覚はある。また今回は端枠にもなったし、ちょっとしたきっかけで2、3着止まりという可能性は見ておきたい。

 そこでなにかと2頭軸を組んでのマルチにしたいのだが、結論から言うと4歳の○コウシュハレガシーにした。派手さはないが路面を選ばず障害も安定している馬。今回750キロの最軽量というのはいかにも恵まれている。2軸マルチの相手5頭というのは前回イレネー記念で安めを引いてしまった馬券だが、今度こそ高いヒモ馬+順番違いでの好配当を期待する。

◎1 メジロゴーリキ
○3 コウシュハレガシー
▲4 ゴールデンフウジン
△10 マツカゼウンカイ
△5 キタノユウジロウ
△9 カネサスペシャル
△7 ミノルシャープ

3連単軸2頭マルチ
1,3→4,5,7,9,10 200円 計6000円

3/10ポプラ賞予想 矢野吉彦

最軽量750キロのコウシュハレガシーに注目

 無念残念イレネー記念。馬複・馬単の軸にした馬が3着ですからね。私の予想を見ながら、当たらないようにレースをまとめたとしか思えません!(なんという不謹慎な発言!!)。

 さて、予想合戦も残すところあと2戦。今回のポプラ賞は、私にとって上位進出へ向けたラストチャンスかもしれません(まぁ逆転しようとは思っていませんけどね)。

 4歳馬と5歳馬のどっちが強いかと言えば、経験値で上回る5歳馬なんでしょうけど、ここは軽量を武器に走れる4歳馬を軸にしてみます。本命はコウシュハレガシーです。
 白雪賞の1~3着馬で言うと、今回はこの馬が最軽量。というわけで単純にこれを中心馬に据えてみました。勝つまではどうかと思いますが、2、3着に来るチャンスはあるかと・・・。

 馬券は同馬を軸に印を付けた馬への馬複とワイド。馬複はゴールデンフウジン相手の1点に2000円投入します。ワイドはゴールデンフウジンへ1500円、キタノユウジロウへ1000円ずつ、あとの3頭へ500円ずつとしました。

 これでうまく当たっても、一気に上位浮上ということはなさそうですが、そこまで高望みしていませんから。では、今回はこのへんで。

◎3 コウシュハレガシー
○4 ゴールデンフウジン
▲5 キタノユウジロウ
△1 メジロゴーリキ
△2 ミスタカシマ
△10 マツカゼウンカイ

馬複
3-4 2000円
ワイド
3-4 1500円
3-5 1000円
3-1,2,10 500円 計6000円

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