コトブキラベンダーが2歳シーズン女王に
2月15日(日)に黒ユリ賞(3歳牝馬オープン)が行われ、コトブキラベンダーが直線粘り強く歩き重賞初制覇。2歳シーズン女王に輝きました。
【出走馬】※カッコは負担重量、右は単勝オッズ
1. クリスタルアッシュ(640) 25.0
2. ヤマノブラウン(640) 2.8
3. フェスタクィーン(640) 7.0
4. ジェイノホマレ(640) 5.1
5. カブトダイヤ(640) 77.7
6. カワノラクシュミー(640) 50.0
7. コトブキラベンダー(640) 3.4
8. アアモンドクリン(640) 8.4
9. アオノメビウス(640) 35.5
10. ディオネダイヤ(640) 20.9
640キロの定量戦で行われる明け3歳の女王決定戦。北央産駒特別を勝利し12月のヤングチャンピオンシップ4着のヤマノブラウンが単勝2.8倍で1番人気に支持されました。重賞初挑戦ながら9月のデビュー戦から3連勝などメンバー最多の5勝を挙げているコトブキラベンダーが3.4倍。2歳牝馬オープン白菊賞を勝ち、ナナカマド賞4着、ヤングチャンピオンシップ6着と2回の重賞実績があるジェイノホマレが5.1倍、2歳牝馬オープンいちい賞の勝者フェスタクィーンが7.0倍、釧路産駒特別3着など2走前まで8戦連続3着以内と安定しているアアモンドクリンが8.4倍と続きました。
第1障害はジェイノホマレが勢いよく先頭でクリア。カワノラクシュミー、コトブキラベンダー、ヤマノブラウン、ディオネダイヤが差なく続きます。中間点で各馬息を入れる中、ジェイノホマレは軽快に脚を進めて先頭をキープ。カワノラクシュミー、コトブキラベンダー、ヤマノブラウンも差を詰めて追走しますが第2障害はジェイノホマレが後続を離すように抜け出して先頭で到達。前半は43秒のペースでした。
第2障害では先に仕掛けたジェイノホマレ、続いて仕掛けたヤマノブランが共に坂の中腹で止まります。続くコトブキラベンダーはひと腰で上り、立て直したジェイノホマレとほぼ同時に先頭でクリア。立て直したヤマノブラウンも差なく3番手で続き、やや障害で苦戦する後続を直線で引き離しにかかります。
障害を下りた勢いで先頭に抜け出したジェイノホマレですが残り30メートル付近で苦しくなって脚が止まるとコトブキラベンダーがそれをかわして先頭に立ち、ヤマノブラウンが2番手で食い下がります。遅れて第2障害を下りた後続も必死に追い上げますが、未経験の重量で直線は各馬苦しくなる展開に。コトブキラベンダーもゴール手前で苦しくなって止まりますが再び歩き出すと後続を振り切って先頭でゴール。2着には障害7番手から粘り強く歩いたフェスタクィーン、ゴール前で何度か止まりながらも懸命にアオノメビウスを振り切ったヤマノブラウンが3着に粘りました。
勝ったコトブキラベンダーは重賞初制覇。父のホンベツイチバンにとっても産駒初の重賞制覇となりました。初の重賞挑戦で終わってみれば2着に7秒8差の快勝で世代牝馬の頂点に立ちました。とはいえ13年の2着馬である母クインフェスタと同じ着順だったフェスタクィーン、3着に粘ったヤマノブラウンなどこの世代の牝馬にはまだ抜けた存在はなく、今後の成長が注目されます。
西将太騎手
重賞を勝てて嬉しいです。このレースに向けてトレーニングをしてきたので重量については大丈夫だと思っていました。今日は最高の状態でした。馬場はちょっと重めですがこの馬にとってはちょうど良かったかと思います。果敢に先行する馬もいましたが道中はいつも通りのレースをしようと心掛けて障害もしっかり上がってくれました。ゴール前は結構苦しくなりましたが最後まで頑張ってくれました。この馬の良さは障害と辛抱強くゴールまで歩ききってくれるところです。これからも頑張りますのでよろしくお願いします。



