9日(日)のメインには、明け3歳牝馬による重賞・黒ユリ賞が組まれています。2日に行われた3歳牡馬の翔雲賞は、4番人気スターイチバンが勝ち、2着は9番人気のココロノニダイメ。人気を集めたトップハンデの2頭は3、5着に敗れる波乱となりました。今回は定量660キロでの争いで4年連続で1番人気が勝利。しかし24年は6勝馬(今年の最多勝は5勝のサッコ)がおり、17~23年には出走できなかった2勝馬が3頭と混戦といえる組み合わせ。前週と同様波乱に終わる可能性もあるかもしれません。
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【第23回開催1日目】
2月8日(土)のメイン第11レースには、如月特別(B1級-1組・18:25発走予定)が行われます。
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前開催にはB1級の特別戦は組まれておらず、1月20日のガーネット特別(1組)以来の実施です。
◎ウルトラコタロウは、ガーネット特別の2着馬。B1昇級初戦だった3開催前(1月9日)のオリオン特別がしぶとく歩いてサクラジョージの2着で、続けての連対でした。前走は4歳オープン・白雪賞で格上ミチシオの4着と悪くない走り。3度目の1組特別挑戦で勝利をつかむか。
○エムタカラは、ガーネット特別5着をはじめB1級-1組の特別戦で出走機会として、7走続けて掲示板に載っています。前走は平場戦とはいえA2級相手に勝利。B1級でのキャリアは長く、そろそろ順番がまわってきても。
▲コマサンリキは、B1昇級2走目の初夢特別(1月2日)3着、ガーネット特別4着と続けて惜敗。ガーネット特別は2着争いが4頭による接戦で、2着ウルトラコタロウとのコンマ7秒差なら展開ひとつ。
△ジェイアースは、B1昇級後すべて平場戦に出走し【3-2-2-2】と堅実な走り。障害のキレはよく、特別戦でもやれそうです。
【第23回開催2日目】
2月9日(日)のメイン第11レースには、第50回黒ユリ賞(3歳牝馬・18:25発走予定)が行われます。
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◎サッコは、この世代の牝馬として目下最多の5勝をマーク。父ブラックシシ譲りのスピードが武器ですが、馬場のロータリーハローがけの範囲が広くなった近2開催の3歳A級-1組でも3、1着と進化を示しています。4年連続で十勝産駒が勝利しており、この馬も続くか。
○キョウエイカスミは、半兄が23年の翔雲賞馬キョウエイプラス。8戦続けて馬券絡みがありませんが、白菊賞1着、いちい賞2着など牝馬オープンで活躍し、前開催の3歳A級-1組では、牝馬として1着サッコに次ぐ5着。ここなら侮れません。
▲ホクセイヒラリは、今季牝馬の新馬勝ち第1号。しかし2勝目が2開催前の3歳A級-3組と勝ち切れないタイプですが、叔母が21年の黒ユリ賞馬イオンという血統面を含め注目です。
△マツサンブラックは、白菊賞3着、いちい賞1着という実績馬。近走成績は冴えませんが、ノーマークにはできません。
【第23回開催3日目】
2月10日(月)のメイン第11レースには、アメジスト特別(A2級-1組混合・18:45発走予定)が行われます。
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A2級とB1級の混合で、4歳と5歳が出走10頭7頭を占めています。
しかし注目は7歳馬◎コマサンタカラ。今季A2級-1組の特別戦で5、3、1、4着と崩れなし。前開催が世代限定の特別戦だったA2級据え置きの5歳馬は自己条件ではひと息の面々。格下B1級もいるここなら引き続き勝ち負けです。
10歳馬○マツノタイガーは、年明けのA2級-1組の特別戦で3、3着と好調。2開催前の吹雪特別(1月20日)では障害で苦戦しましたが、前半で無理をしなかったぶん余力があり、コマサンタカラらとの3頭横一線の優勝争いを繰り広げました。評価は互角以上。
▲トウケイレーヴは、前走のダイヤモンドダスト賞(5歳オープン)で3着に健闘。今回のB1級馬では実績最上位といえ、A2級馬とのハンデ差をいかせば見せ場以上も。
△ローランドは、ダイヤモンドダスト賞では早め先頭から押し切る強い競馬。ただこの勝利でB1からA2へ昇級したため割引が必要でしょう。