4歳シーズンの三冠は、6月の柏林賞、9月の銀河賞ともタカラキングダムが勝利しており、1月の天馬賞で史上6頭目の全制覇を目指します。それとは別に、11月10日には牝馬限定のクインカップが組まれています。世代限定の牝馬重賞ではラストとなる一戦の前哨戦となるのが、21日(月)のメインに実施される紅バラ賞です。ばんえいオークス馬ルイズはすでに引退しており、2歳シーズンの黒ユリ賞優勝馬スーパーチヨコが唯一の重賞ウイナーとなります。紅バラ賞、クインカップともクラス別定重量戦だけに、ここでの結果は本番でも参考になるはずです。
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【第14回開催4日目】
10月19日(土)のメイン第11レースには、桔梗特別(A2級-1組・20:00発走予定)が行われます。
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前開催の寒露特別(A2・B1級混合)の勝ち馬マサタカラも参戦してのほぼ再戦です。
しかし、注目は別路線組から3歳馬◎ミチシオ。4走前の重賞・はまなす賞5着でA2へ昇級したのは不運でしたが、初戦のポテト特別(A1・A2級混合)で2着争いに加わっての5着とこのクラスでもやれる力を示しました。負担重量の695キロは初ですが、次開催のばんえい菊花賞でA2級馬は710キロを課されるだけに、メドの立つ走りを期待します。
寒露特別は6着までが4秒9差という接戦。1番人気で4着○ジェイライフが相手筆頭です。ポテト特別の勝ち馬で、前走は残り20メートルまで先頭と、賞金ハンデ10キロ増を考えれば負けて強し。展開次第で勝ち切れるはず。
前開催では実施されなかった馬場のハローがけが、今週18日に行われています。時計がかかる馬場になれば、6着▲リュウセイペガサスの巻き返しも期待できそう。
もちろん前走直線まとめて差し切った△マサタカラも有力です。
【第14回開催5日目】
10月20日(日)のメイン第11レースには、秋雲特別(A1級-2組・20:00発走予定)が行われます。
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今季の収得賞金が多いA1級馬は、今開催では14日の神無月特別を使われ、センリョウボスがオープン馬に割って入り2着に健闘しました。
注目は◎カイセドクターです。前開催のガールズケイリンDAY24(A1級)では、センリョウボスから4秒6差の4着。2開催前のA1級・秋陽特別を逃げ切って勢いに乗る勝ち馬には及びませんでした。しかし障害を1~3番目に降りた上位3頭が不在なら、ペースが楽になり巻き返しが期待できます。
○マルホンリョウダイは、秋陽特別がメンバー最先着の3着。積極策に出た3走前が障害で苦戦(10着)したからか、障害でためて末脚を生かしました。この走りができればここでも上位争い可能。
▲ギンジも決め手があり、秋陽特別ではマルホンリョウダイより後方から伸びて5着でした。ガールズケイリンDAY24で崩れた障害の立て直しがカギですが、船山蔵人騎手への手替わりは歓迎でしょう。
△アアモンドキーマンは、近2走がB1級相手とはいえともに2着。相手強化でも好調さは侮れません。
【第14回開催6日目】
10月21日(月)のメイン第11レースには、紅バラ賞(4歳牝馬オープン・20:00発走予定)が行われます。
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A2級のスーパーチヨコがトップハンデ670キロですが、B3級の最軽量4頭とは20キロ差しかつきません。
中心はもちろん◎スーパーチヨコ。前走の重賞・銀河賞では1、2着馬からは離されたものの、素晴らしい切れ味を発揮し、4着以下を寄せつけない3着でした。牝馬同士では、黒ユリ賞1着、ばんえいオークス2着があり、4歳牝馬の格付ではこの馬に次ぐのが前走がB2昇級初戦だったアバシリモミジと断然の実績を誇ります。重賞・クインカップへ弾みをつけたいところ。
格付重視で○アバシリモミジが相手筆頭。過去10走【4-2-1-3】と充実しており、B2初戦の前走2組は逃げ切り圧勝でした。ただ今井千尋騎手のお手馬で常時10キロ減があっての結果。減量が適応されないここでどうかという不安はあります。
▲クリスタルジェンヌは、今年1月の準重賞・ばんえいプリンセス賞(4歳牝馬オープン)でスーパーチヨコとの追い比べを制しました。当時は雪が降る特殊な条件だったとはいえ、強敵を破っているのは評価できます。
△ミュウは、ばんえいオークスの4着馬。今回より10キロ重い670キロで障害をひと腰で越えているのは魅力です。