13日(日)のメインには、ナナカマド賞が組まれています。2歳シーズンには5つの重賞が実施されますが、当レースは、三冠の第1弾となります。5月5日に今季最初の新馬戦が行われてから約5カ月が経ち、収得賞金1位は青雲賞勝ちがある牡馬キョウエイエースで、2位が白菊賞1着、いちい賞2着の牝馬キョウエイカスミです。この2頭は、いとこの関係。なおキョウエイエースの半兄キョウエイリュウはナナカマド賞、ヤングチャンピオンシップの2歳シーズン二冠馬、キョウエイカスミの半兄キョウエイプラスはヤングチャンピオンシップと翔雲賞を勝利しており、早い時期から活躍できる血統。今回はキョウエイエースのみ出走ですが、トップハンデでも人気を背負いそうです。
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【第14回開催1日目】
10月12日(土)のメイン第11レースには、狩勝賞(オープン・20:05発走予定)が行われます。
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次開催10月27日に実施される重賞・北見記念の前哨戦ですが、今季重賞3連勝のメムロボブサップは不在となっています。
◎アオノブラックは、前開催の田山産業ばん馬大会記念(オープン・A1級混合)では、1番人気で5着に敗れました。旭川記念出走取消以来で、約3カ月半ぶりだったとはいえ障害での反応は悪くなく、ただ前残り傾向がみられる馬場で差す競馬は厳しかったよう。今回は前回不在だった岩見沢記念組が加わりますが、北見記念へ向けメドの立つ走りを期待したいところ。
相手は岩見沢記念出走馬で、筆頭格は○クリスタルコルドです。初となる800キロ超の重量もあってか前半は追走に終始し、メムロボブサップから14秒3も離されての4着。ただ直線では鋭く追い込み、3着コマサンエースに肉薄して意地は示しました。重量が軽くなって反撃も十分。
▲インビクタは、岩見沢記念では直線コマサンエースとともに伸びて2着。ベテランになり勝ちみには遅くなっていますが、条件問わず安定しています。メムロボブサップが不在ならここもまず勝ち負け。
△ツガルノヒロイモノは、2開催前のマロニエ賞(オープン)ではゴール前4頭による追い比べでわずかに劣り4着。3着クリスタルコルドとの1秒0は展開次第で逆転可能な差です。
【第14回開催2日目】
10月13日(日)のメイン第11レースには、重賞・第47回ナナカマド賞(2歳・20:00発走予定)が行われます。
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収得賞金230万円につき10キロ増となり、青雲賞(牡馬オープン)の勝ち馬キョウエイエースのみ10キロ課され負担重量580キロでの出走です。
その◎キョウエイエースは、デビュー勝ちこそならなかったものの、9戦4勝、2着4回、3着1回とすべて馬券絡みの安定感随一。21年キングフェスタ、22年タカラキングダム、昨年はホクセイポルシェと580キロの馬が勝利していることから重いハンデは心配なく、19年キョウエイリュウとの兄弟制覇が期待できます。
相手は、青雲賞2着の○スーパーシン。今季の新馬デビュー初日となった5月5日に勝ち上がった2頭のうちの1頭で、6戦4勝、2着1回とこちらも安定感があります。キョウエイエースに3度も先着している実力は確かで10キロ差つけば互角以上。
▲アバシリタカラコマは、新馬戦ではスーパーシンから22秒4も離されましたが2着。勝ち星はB級-1組でのひとつのみですが、青雲賞3着など【1-3-4-3】と相手なりに駆ける面があります。半姉アバシリサクラは20年のナナカマド賞を勝っており血統的な魅力もあります。
△スタージャガーは、5月5日にスーパーシンより30分ほど早く勝利し今季の新馬勝ち第1号となりました。デビューから3連勝後はひと息ですが、青雲賞の4着馬だけに軽視は禁物。新種牡馬である父コウシュハウンカイに重賞勝ちをもたらすか。
【第14回開催3日目】
10月14日(祝・月)のメイン第11レースには、神無月特別(A1級-1組混合・20:00発走予定)が行われます。
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前開催に田山産業ばん馬大会記念(オープン・A1級混合)かガールズケイリンDAY24(A1級)を使われていた馬がほとんど。
注目は、田山産業ばん馬大会記念組から◎ヘッチャラです。7頭立ての少頭数だったとはいえ、アオノブラックが参戦しており、そこでメンバー最先着の3着は価値があります。引き続き格下のA1級との対戦なら大崩れはなさそうです。
○センリョウボスは、秋陽特別、ガールズケイリンDAY24とA1級の特別戦を連勝中。オープン馬が相手で賞金ハンデを課される今回も好勝負できれば復活は間違いのないところ。
▲ダイヤカツヒメは、前走が軽量戦の疾風賞ですが、6月には今回と同条件で逃げ切り勝ちを収めています。約3カ月ぶりを叩かれた今回は上積みも見込めるはず。
△ヤマカツエースは、田山産業ばん馬大会記念の4着馬。このメンバーなら決め手は上位で、あとは展開次第といえます。