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2/5翔雲賞予想 矢野吉彦

マルホンリョウユウに妙味あり

 おかげさまでヒロインズCが的中して黒字に転換。今季のラストスパートへ向けて弾みをつけることができました。それにしても、斎藤さんはお見事でしたね(上から目線?)。

 では翔雲賞。ここはマルホンリョウユウを軸にしてみました。十勝産駒特別3着でヤングチャンピオンシップへの出走権を逃しましたが、キョウエイプラス、ジェイヒーローとはそんなに差は無いはず。キョウエイプラスと20㎏の重量差があるなら、こっちを買ったほうがおもしろそうです。

 ワイド総流しの資金配分は、タカラキングダムへ1300円、ジェイヒーローへ1200円、キョウエイプラスへ1000円で、他の5頭には各500円としました。

 ここはハズレてもまだ黒字。結果によってはトリガミもありそうですが、当たってほしい気持ちには変わりありませんよ、では、今回はこのへんで。

◎4 マルホンリョウユウ
○2 ジェイヒーロー
▲7 タカラキングダム
△3 ホクセイタイヨウ
△5 キョウエイプラス
△6 コーワホープ

ワイド
4-7 1300円
2-4 1200円
4-5 1000円
4-1,3,6,8,9 各500円 計6000円

2/5翔雲賞予想 斎藤修

ここはタカラキングダムの出番

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎7タカラキングダム
 ○2ジェイヒーロー
 ▲4マルホンリョウユウ
 △5キョウエイプラス
 △1イワキクロヒョウ

 3連単
 7→2,4,5→1,2,4,5 400円 計3600円
 2,4→7→1,2,4,5 400円 計2400円

2/5翔雲賞予想 須田鷹雄

2023年2月 3日(金)

地力問われる舞台ならキョウエイプラス

 この世代を引っ張ってきたキョウエイプラスとタカラキングダム。常にどちらが勝ってもおかしくない関係性だし、前走からの流れと10キロ差を考えるとタカラキングダムのほうを取る選択肢はもちろんある。ただ、ここは敢えて◎キョウエイプラスで、しかもアタマ固定にしたい。

 ヤングチャンピオンシップの勝ち方は着差以上の地力の差を感じさせるものだったし、他のレースも含めてセンスの良さと馬力の両方を備えているという印象。今回もタカラキングダムが前でキョウエイプラスがそれを見ながらという形だろうが、タカラキングダムがよほどあっさり障害を降りない限り、射程圏内に入れた形で2障害後を戦えるだろう。重量にしても、ハンデ差の不利よりむしろ、重賞の荷物でこそ地力が問われるという面でプラスかもしれないと思う。

◎5 キョウエイプラス
○7 タカラキングダム
▲4 マルホンリョウユウ
☆2 ジェイヒーロー
△3 ホクセイタイヨウ

3連単
5→7→2,3,4 各1000円
5→2,3,4→7 各1000円 計6000円

今週の見どころ(2/4~2/6)

2023年2月 2日(木)

 2月5日(日)のメインには、3歳牡馬による重賞・翔雲賞が組まれています。22年は8勝馬キングフェスタがトップハンデ650キロで圧勝し、3月のイレネー記念勝ちへつなげました。今年は10勝馬キョウエイプラスが参戦予定。負担重量660キロは過去の翔雲賞出走馬のなかでは最大。この難関を突破すれば、3月の定量重賞・イレネー記念制覇が大きく近づくことになりそうです。
 オッズパークLOTOのセレクト7重勝単勝式で、1494万9550円のキャリーオーバーが発生しています(1月30日の開催終了時点)。オッズパークLOTOについてはこちら。

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※開催日程/時刻についてはこちら

【第22回開催4日目】
 2月4日(土)のメイン第11レースには、六花特別(オープン-1組・18:30発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 帯広記念2着メムロボブサップはいますが、さすがに賞金ハンデ40キロ増では様子見といったところ。前開催が1組の柏林馬事公苑特別か2組の睦月特別だった馬の対戦です。
 ◎インビクタは、柏林馬事公苑特別では1番人気で2着。先行した3頭が追い比べを演じるところに障害4番手から一気に伸びてゴール前は4頭による大接戦。コマサンブラックにコンマ8秒差で振り切られたものの、同馬より10キロ重く、3、4着の4歳馬より15キロ重いトップハンデだったことを考えれば負けて強し。3、4着馬は世代限定戦にまわっており、コマサンブラックは賞金ハンデ5キロ増なら逆転十分です。
 ○カイセドクターは、同じ前走では上位4頭からやや離れた5着でしたが、5戦続けて掲示板内確保。重賞、準重賞、特別戦、平場戦と条件を問わず崩れません。今回はコマサンブラックと同じ重量になり、3、4着馬が不在だけに、着順を上げてくるでしょう。
 ▲コマサンブラックはハンデ不利ですが、今開催から基礎重量が増えたのは障害巧者にとって相対的に有利といえます。
 △メジロゴーリキは賞金ハンデ据え置き。この馬もタイプ的に基礎重量増はマイナスにならないはず。

【第22回開催5日目】
 2月5日(日)のメイン第11レースには、第3回翔雲賞(3歳牡馬・18:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 12月30日に実施された産地別選抜の重賞・ヤングチャンピオンシップは、十勝産駒特別1着キョウエイプラス、釧路産駒特別1着タカラキングダム、十勝産駒特別2着ジェイヒーローが1~3着。4着以下は離されており、上位3頭いずれも有力といえます。
 ◎キョウエイプラスは、牡馬限定の青雲賞、十勝産駒特別、重賞・ヤングチャンピオンシップを含む10勝と実績は圧倒的。ヤングチャンピオンシップの2、3着馬と10キロから20キロ差ついてのトップハンデですが、突破できそうな底力が感じられます。
 ヤングチャンピオンシップの2、3着は接戦でしたが、2頭のハンデ差は変わらず。2着○タカラキングダムが上位でしょう。10月の重賞・ナナカマド賞では、キョウエイプラスの調子がひと息だったとはいえ6秒3もの差をつけて勝利しています。ヤングチャンピオンシップでは雪辱されましたが、10キロ差つくことで差は縮まるはず。
 十勝産駒特別も2着争いが接戦。2着ジェイヒーローからコンマ3秒差3着▲マルホンリョウユウは、ヤングチャンピオンシップと同じ開催の2歳A級-1組では牡馬最先着で惜敗の2着。ヤングチャンピオンシップ不出走の牡馬では力量最上位。
 △ジェイヒーローは、十勝産駒特別2着、ヤングチャンピオンシップ3着。ただ、前述3頭の通算6~10勝と比べ4勝は見劣るため勝ちきるまではどうか。

【第22回開催6日目】
 2月6日(月)のメイン第11レースには、ダイヤモンドダスト賞(5歳オープン・18:20発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 出走10頭中7頭が定量760キロでの重賞・天馬賞を使われていましたが、1着サクラヒメ、2着ミソギホマレのオープン牝馬2頭は登録なし。同3~5着だった牡馬が有力です。
 ◎マルホンリョウダイは、自己条件2連勝の勢いで臨んで4着でしたが、4歳シーズンの重賞初参戦だったことを考えれば悪くありません。3着オーシャンウイナーとは3秒2差で、今回20キロ差ついての740キロなら差はないはず。
 ○オーシャンウイナーは、7月の柏林賞で瞬発力を見せたように終いも動けるタイプですが、一線級牝馬のキレには敵いませんでした。天馬賞と同じ重量で相手は楽になりますが、牡馬同士で最大30キロのハンデ差は気になります。
 ▲コウシュハハリアーは、離れた5着とはいえ障害はひと腰。定量で未経験の760キロだった当時から30キロ減で連対実績がある730キロになれば大きく変わっても不思議ありません。
 △マサタカラは、同8着も柏林賞2着の実績馬。クラス別定のここで軽視はできません。

1/29ヒロインズカップ回顧

2023年1月30日(月)

女王の座にナカゼンガキタ

 1月29日(日)には重賞・ヒロインズカップ(4歳以上牝馬オープン)が行われ、単勝3番人気のナカゼンガキタが優勝。障害3番手から抜け出し、重賞3勝目を挙げました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.シンエイボブ(800) 77.4
 2.ナカゼンガキタ(780) 6.8
 3.ニセコヒカル(780) 6.8
 4.アーティウィング(800) 19.3
 5.ヒメトラマジック(780) 48.4
 6.フォルテシモ(780) 6.0
 7.ミソギホマレ(810) 15.1
 8.ダイヤカツヒメ(770) 17.2
 9.シャンハイオトメ(770) 33.1
 10.サクラヒメ(820) 1.8

 前哨戦・レディースカップを圧勝したサクラヒメは、続く4歳シーズン三冠目の天馬賞も快勝。目下5連勝と勢いがあることからトップハンデながら単勝1.8倍と断然の支持を集めました。昨年の覇者フォルテシモが2番人気。20年のカーネーションカップを勝利したナカゼンガキタと、昨年のカーネーションカップ2着のニセコヒカルが単勝6.8倍で並びましたが、票数の差でナカゼンガキタが3番人気に。以下は単勝10倍以上と離れた人気となりました。

 第1障害を最初に越えたのはダイヤカツヒメで、ニセコヒカルとナカゼンガキタが追走。アーティウィングも位置取りを上げてきます。道中は前後ばらけた展開で、中間点を過ぎたあたりでニセコヒカルが一旦は先頭に立つも、ダイヤカツヒメがこれを交わしてそのまま第2障害下へ最初に到達。ここまで49秒というペースで進みました。
 第2障害には2番手で到達したニセコヒカルが最初に仕掛け、すんなりひと腰で通過。フォルテシモが続き、ナカゼンガキタ、アーティウィングと差なく障害をクリア。その後ろはやや離れてダイヤカツヒメが追いかける展開となりました。
 脚色が目立っていたのはナカゼンガキタで、残り30メートル手前でニセコヒカルを交わして先頭に立ちます。ニセコヒカルは懸命に食い下がるも、抜け出したナカゼンガキタが最後まで止まらずに歩き切って快勝。ニセコヒカルは2着。アーティウィングがフォルテシモとの3着争いを制し、断然人気のサクラヒメは障害7番手から追い上げるも5着が一杯でした。

 勝ったナカゼンガキタは、20年カーネーションカップ以来となる重賞制覇。昨年のこのレースでは追い上げ届かず4着でしたが、今回は早めの抜け出しで、9歳にして見事女王の座に就きました。

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藤本匠騎手「本当にホッとしています。馬の状態は悪くないと調教師さんも言っていたので、自分なりに工夫しながら乗りました。今開催から1と2(障害)の間に多少砂を入れたということで、展開的には遅くなるだろうなと思っていたので、それはこの馬にはピッタリはまったという感じでした。(道中)1回余計に止めましたが、障害の下で行きたがっていたので思ったより障害も軽く上がってくれました。余裕で上がってくれたので、ゴールまで保つだろうと思っていました」

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