2月5日(日)のメインには、3歳牡馬による重賞・翔雲賞が組まれています。22年は8勝馬キングフェスタがトップハンデ650キロで圧勝し、3月のイレネー記念勝ちへつなげました。今年は10勝馬キョウエイプラスが参戦予定。負担重量660キロは過去の翔雲賞出走馬のなかでは最大。この難関を突破すれば、3月の定量重賞・イレネー記念制覇が大きく近づくことになりそうです。
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【第22回開催4日目】
2月4日(土)のメイン第11レースには、六花特別(オープン-1組・18:30発走予定)が行われます。
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帯広記念2着メムロボブサップはいますが、さすがに賞金ハンデ40キロ増では様子見といったところ。前開催が1組の柏林馬事公苑特別か2組の睦月特別だった馬の対戦です。
◎インビクタは、柏林馬事公苑特別では1番人気で2着。先行した3頭が追い比べを演じるところに障害4番手から一気に伸びてゴール前は4頭による大接戦。コマサンブラックにコンマ8秒差で振り切られたものの、同馬より10キロ重く、3、4着の4歳馬より15キロ重いトップハンデだったことを考えれば負けて強し。3、4着馬は世代限定戦にまわっており、コマサンブラックは賞金ハンデ5キロ増なら逆転十分です。
○カイセドクターは、同じ前走では上位4頭からやや離れた5着でしたが、5戦続けて掲示板内確保。重賞、準重賞、特別戦、平場戦と条件を問わず崩れません。今回はコマサンブラックと同じ重量になり、3、4着馬が不在だけに、着順を上げてくるでしょう。
▲コマサンブラックはハンデ不利ですが、今開催から基礎重量が増えたのは障害巧者にとって相対的に有利といえます。
△メジロゴーリキは賞金ハンデ据え置き。この馬もタイプ的に基礎重量増はマイナスにならないはず。
【第22回開催5日目】
2月5日(日)のメイン第11レースには、第3回翔雲賞(3歳牡馬・18:25発走予定)が行われます。
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12月30日に実施された産地別選抜の重賞・ヤングチャンピオンシップは、十勝産駒特別1着キョウエイプラス、釧路産駒特別1着タカラキングダム、十勝産駒特別2着ジェイヒーローが1~3着。4着以下は離されており、上位3頭いずれも有力といえます。
◎キョウエイプラスは、牡馬限定の青雲賞、十勝産駒特別、重賞・ヤングチャンピオンシップを含む10勝と実績は圧倒的。ヤングチャンピオンシップの2、3着馬と10キロから20キロ差ついてのトップハンデですが、突破できそうな底力が感じられます。
ヤングチャンピオンシップの2、3着は接戦でしたが、2頭のハンデ差は変わらず。2着○タカラキングダムが上位でしょう。10月の重賞・ナナカマド賞では、キョウエイプラスの調子がひと息だったとはいえ6秒3もの差をつけて勝利しています。ヤングチャンピオンシップでは雪辱されましたが、10キロ差つくことで差は縮まるはず。
十勝産駒特別も2着争いが接戦。2着ジェイヒーローからコンマ3秒差3着▲マルホンリョウユウは、ヤングチャンピオンシップと同じ開催の2歳A級-1組では牡馬最先着で惜敗の2着。ヤングチャンピオンシップ不出走の牡馬では力量最上位。
△ジェイヒーローは、十勝産駒特別2着、ヤングチャンピオンシップ3着。ただ、前述3頭の通算6~10勝と比べ4勝は見劣るため勝ちきるまではどうか。
【第22回開催6日目】
2月6日(月)のメイン第11レースには、ダイヤモンドダスト賞(5歳オープン・18:20発走予定)が行われます。
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出走10頭中7頭が定量760キロでの重賞・天馬賞を使われていましたが、1着サクラヒメ、2着ミソギホマレのオープン牝馬2頭は登録なし。同3~5着だった牡馬が有力です。
◎マルホンリョウダイは、自己条件2連勝の勢いで臨んで4着でしたが、4歳シーズンの重賞初参戦だったことを考えれば悪くありません。3着オーシャンウイナーとは3秒2差で、今回20キロ差ついての740キロなら差はないはず。
○オーシャンウイナーは、7月の柏林賞で瞬発力を見せたように終いも動けるタイプですが、一線級牝馬のキレには敵いませんでした。天馬賞と同じ重量で相手は楽になりますが、牡馬同士で最大30キロのハンデ差は気になります。
▲コウシュハハリアーは、離れた5着とはいえ障害はひと腰。定量で未経験の760キロだった当時から30キロ減で連対実績がある730キロになれば大きく変わっても不思議ありません。
△マサタカラは、同8着も柏林賞2着の実績馬。クラス別定のここで軽視はできません。