23日(月)のメインには、紅バラ賞が組まれています。4歳世代にとっては、1月の準重賞・ばんえいプリンセス賞以来となる久々の牝馬限定戦です。近年は、ばんえいプリンセス賞の勝ち馬より2着馬の方がこのレースと好相性。19年ミスタカシマ、21年ニセコヒカル、22年サクラヒメはこのレースでも連対すると、11月の4歳牝馬重賞・クインカップを制しています。なお今年のばんえいプリンセス賞2着馬はシンエイアロイでした。
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【第14回開催4日目】
10月21日(土)のメイン第11レースには、北海道競馬記者クラブ特別(A1級-1組混合・20:00発走予定)が行われます。
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唯一のA2級馬テッチャンを除く8頭は、前開催ではA1級-1組・田山産業ばん馬大会記念か、オープン混合の神無月特別を使われていました。
注目は◎ノエルブランです。神無月特別では逃げて3着。しかし先着を許したのがブラックサファイア、ミソギホマレと決め手あるオープン格の2頭なら健闘といえます。今回は相手が楽になることで、ひと踏ん張りできそうです。
○センリョウボスは、5走続けてA1級(混合戦含む)の特別戦で3着以内と安定。田山産業ばん馬大会記念では、減量ある4歳馬ヤマノコーネルに食らいつき2着でした。勝ち馬は今回不在だけに勝機が見込めます。
▲コウテイと△トワトラナノココロは、田山産業ばん馬大会記念では各8、7着も、ともに夏以来の実戦でした。叩かれたことで変わってくるかもしれません。
△シンエイボブは紅一点。3着だった田山産業ばん馬大会記念とは違い、ここは最軽量ハンデで臨めるのが有利です。
【第14回開催5日目】
10月22日(日)のメイン第11レースには、秋雲特別(オープン-2組混合・20:05発走予定)が行われます。
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オープンの6頭は、前走がA1級混合の神無月特別だった馬より、オープン限定の秋陽特別組のほうが上位といえます。
◎ミノルシャープは、特別戦では5走続けて勝ち馬と10秒差以内で2~4着。勝ち星まであと一歩に迫っています。秋陽特別はインビクタ、メジロゴーリキとの大接戦の末3着で、このメンバーなら今季初勝利が期待できます。
○ヤマトタイコーは、秋陽特別では13秒5差の8着。障害も不利なく越えており、実力相応といえるかもしれません。相手が下がるA1級との混合戦では、3走前1着、2走前3着と馬券絡みしており今回は狙いが立ちます。
▲ヤマノコーネルは、前走の田山産業ばん馬大会記念を勝利。A1級-1組の特別戦らしい好メンバーに入って早めの障害クリアからよく伸び、A1昇級後3勝目を挙げています。オープンでも2組のメンバー相手ならヒケを取りません。
△ブラックサファイアは、神無月特別の勝ち馬。一気の差し切りではありませんでしたが、ここもハマると怖さがあります。
【第14回開催6日目】
10月23日(月)のメイン第11レースには、紅バラ賞(4歳牝馬オープン・19:50発走予定)が行われます。
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11月12日に実施される重賞・クインカップの前哨戦。今季の4歳世代にオープン格の牝馬はおらず、クラスハンデのみで重量差がつきます。
◎シンエイアロイは、前走A1級-1組の特別戦では7番人気で4着。賞金ハンデ10キロ増ながら障害ひと腰からしっかり歩いて2着争いに加わる好内容でした。今回は賞金ハンデが課されず、しかも前走から20キロも軽い680キロで走れるのも有利です。
○ダイヤカツヒメは、ばんえいオークス馬で、今年5月の3歳以上牝馬による重賞・カーネーションカップも勝利した実績馬。6月以来の実戦だった前走で定量500キロのレースを叩かれたことでスイッチが入ったかもしれません。
▲アローリキヒメも、シンエイアロイと同様に前走より軽い重量で出走可能。10戦連続3着以内で、A2昇級初戦だった前走の特別ではほかの先行馬たちの脚いろが鈍るなか、ゴールまでしっかり歩いて勝利と力をつけています。
△スイは、6月の出走取消後は馬体減もありひと息でしたが、前走の勝利で復調を示しました。ばんえいオークス2着の実力馬だけに軽視できません。