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8/14ばんえいグランプリ回顧

メムロボブサップが断然人気に応える

 8月14日(日)には重賞・ばんえいグランプリ(3歳以上ファン選抜)が行われ、単勝1番人気のメムロボブサップが優勝。障害先頭から押し切ってグランプリ連覇を飾りました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.マツカゼウンカイ(800) 18.0
 2.コマサンブラック(800) 85.1
 3.メジロゴーリキ(800) 9.5
 4.インビクタ(800) 23.5
 5.ミノルシャープ(800) 13.7
 6.メムロボブサップ(800) 1.1
 7.キョウエイリュウ(800) 47.7
 8.カイセドクター(800) 25.2

 今年もファン投票1位に支持されたのはメムロボブサップ。全馬同重量の800キロで、今季先着を許したアオノブラック、アアモンドグンシンが不在ともあって単勝は1.1倍と圧倒的な支持を集めました。19年のばんえいグランプリ初挑戦から2、3、3着と善戦のメジロゴーリキが2番人気。20年にこのレースを含む重賞3連勝を成し遂げたミノルシャープ、前走メジロゴーリキの2着だったマツカゼウンカイが人気で続きました。

 第1障害を最初に越えたのはメジロゴーリキで、インビクタ、ミノルシャープ、メムロボブサップが続きます。夕方に降った雨の影響で軽くなった馬場(馬場水分1.8%)で、前4頭は軽快に歩を進めます。第2障害手前でインビクタが抜け出すとそのまま先頭で障害下に到達。レース前半は44秒というペースで進みました。
 第2障害ではひと息入れてインビクタが最初に仕掛けますが、登坂途中で膝をついてしまいます。連れて仕掛けたなかからメムロボブサップがひと腰先頭でクリアすると、メジロゴーリキが2番手で通過。ミノルシャープが続き、少し離れてコマサンブラックが4番手で障害をクリアしました。
 先頭のメムロボブサップをメジロゴーリキとミノルシャープが追いかけますが、その差はなかなか縮まらず、メムロボブサップが押し切って勝利。懸命に食い下がったメジロゴーリキは2秒0差で2着。ミノルシャープは残り20メートルを過ぎたあたりで一杯になったものの立て直して3着。上位は障害通過順に人気順の結果となりました。

 勝ったメムロボブサップは、昨年に続いてファン投票1位に応えての連覇達成。今季はこれで8戦5勝、2着3回とまだ連対を外しておらず、6歳シーズンを迎えてさらに力をつけている印象。今後はより重量を課されることになりますが、引き続き重賞戦線で中心的存在となりそうです。

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阿部武臣騎手「ほっとしています。雨が降らない馬場のほうが良いかなと思っていたので、少し降ったのは気になりましたが、その後晴れてくれたので、軽くはなりましたが、我慢して息を入れていけばなんとか勝てるなと思っていました。軽い馬場とはいえ、800キロと簡単にはいかない重量なので、先行していったのですが、余分に息を入れて道中行くことができたので、障害は楽に越えることができてよかったです。狂いなく今年度も1着2着ばかりの成績なのでこんな馬は珍しいと思います」

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