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今週の見どころ(8/20~8/22)

 8月22日(月)のメインは、オープンによるオーガスト特別。ここまでの9開催で、各開催のオープン一線級が出走可能な重賞・特別戦にはメムロボブサップ、アオノブラックの二強のどちらかは参戦していましたが、ここはともに不在となっています。出走予定の10頭中、今季オープン格付で勝利しているのはメジロゴーリキだけ。二強がいないチャンスをモノにするのはどの馬でしょうか。

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【第10回開催1日目】
 8月20日(土)のメイン第11レースには、アルタイル特別(B1級-1組・20:05発走予定)が行われます。

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 前開催の同条件・葉月特別組が6頭ともっとも多いものの、1着ヒメミヤはA2昇級、2着ツガルノヒロイモノは28日の3歳・4歳混合重賞・はまなす賞へ出走予定です。
 葉月特別でメンバー最先着の3着はオレノタイショウですが、好位でスムーズに運んで勝ち馬と2秒3差。注目は1番人気で5着だった◎マルミゴウカイです。障害を先頭で仕掛けて苦戦し離れた5番手で越えたものの、いつものキレが見られず3着争いに加わるのが精一杯でした。しかし、不利があってもオレノタイショウと1秒3差という結果を考えれば、まともに走れば、負けないはず。
 その○オレノタイショウが対抗です。B1昇級初戦だった4走前から2、2、2、3着と高いレベルで安定しています。差されて負けることが多いだけに、勝つにはマルミゴウカイの末脚不発が条件になります。
 ▲マルモタイショウは、前開催の4歳オープン・山鳩賞で2着。格上A1級の牝馬ミソギホマレとの一騎打ちの末、決め手の差だけという走りでした。B1級の特別初挑戦だった2開催前は障害をひと腰で越えたものの、重めの馬場に末脚を削がれた格好で6着。しかし、今回はクラス慣れや、2走前(馬場水分0.7%)より水分が多い馬場が見込めます。巻き返しに期待です。
 △カネサスペシャルは、葉月特別が昇級初戦ながら6着に健闘。障害でマルミゴウカイにお付き合いした格好ですが、こちらの末脚はシャープでした。

【第10回開催2日目】
 8月21日(日)のメイン第11レースには、不知火特別(A1級混合・20:05発走予定)が行われます。

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 A1級とA2級の各5頭が争います。前走は、A1級のうち3頭はばんえいスタートロフィー(3歳以上選抜)、A2級のうち2頭は自己条件のベガ特別で、ほか、オープン・A1・A2級の混合だったとかちえぞまつ特別に出走していた馬も3頭います。
 ばんえいスタートロフィーの勝ち馬◎コウシュハレガシーに注目します。A2級の3歳馬ヤマカツエースを相手に逃げ切って、A1昇級後の初勝利をマーク。2走前にメムロボブサップの3着があり、オープン馬が、やや精彩を欠いているウンカイタイショウ1頭だけという組み合わせなら1番人気は当然といえ、力を示しました。今回は近2走より相手が楽になっていますが、前走ではなかった賞金ハンデ10キロが課されている点が気がかりです。
 ○ダイリンファイターは現A2級ですが、A1級の特別2戦連続2着で昨季を終えているように、格上相手のここでもヒケを取りません。コウシュハレガシーがA2格付だった春には特別戦で2秒差前後の接戦を演じており、20キロ差あれば逆転も可能でしょう。
 ▲アオノゴッドは、ベガ特別を8番人気で勝利。過去2走で苦労していた障害をひと腰でまとめ、先頭からさほど差のない5番手で降りたことで、自慢の末脚を生かせた恰好でしょう。今回はA1級相手で流れが厳しくなりそう。しかも端の10コースで追走に不安もありますが、ハマる可能性はあります。
 △ココロノタカラは、2連勝でA1に昇級したあとは5着が最高で5連敗中。ばんえいスタートロフィーも障害で大きく置かれ、見せ場がありませんでした。多少相手が楽になったことに、浮上の期待をかけます。

【第10回開催3日目】
 8月22日(月)のメイン第11レースには、オーガスト特別(オープン・20:05発走予定)が行われます。

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 ばんえいグランプリの勝ち馬メムロボブサップ、今季重賞2勝のアオノブラックが不在。さらには今開催には3歳・4歳重賞のはまなす賞、5歳の準重賞・朱雀賞と世代オープン戦も組まれたことで、実績に差があるメンバー構成となっています。
 ばんえいグランプリ出走馬から3着◎ミノルシャープに注目します。離れた障害3番手から追い上げ、一旦はメジロゴーリキに並びかけるシーンを作ったものの、息切れしてしまったのは障害で体力を使ったからでしょう。高重量もこなせますが、特別戦のほうが好成績を残している近況から前進あるのみ。2着メジロゴーリキが、今回賞金ハンデ5キロを課されているのも、逆転へ向け好材料でしょう。
 ばんえいグランプリ4着○コマサンブラックも有力。6歳世代がメムロボブサップ(1着)、インビクタ(第2障害で競走中止)とこの馬の3頭が出走し、8番人気ともっとも低評価でしたが、障害ひと腰から歩ききったのは、今年の帯広記念で890キロの高重量を経験していたおかげかもしれません。2走前のサマーカップ(オープン混合)が9着だったように特別戦でひと息なのは気になりますが、前走のミノルシャープとの2秒8差は縮まるはず。
 ▲メジロゴーリキは、ばんえいグランプリ2着と実績上位。ただオープン800キロだった前走とは違い、ミノルシャープ、コマサンブラックより余分に5キロ課されているのが気になるところ。
 △コマサンエースは、今回が昇級初戦ですが、同世代のコマサンブラックとは4月の春駒特別(A1級混合)をはじめ接戦多数。格負けはないはずです。

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