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3/19イレネー記念回顧

キングフェスタが世代最強を示す

 3月19日(土)には重賞・イレネー記念(3歳オープン)が行われ、断然人気のキングフェスタが優勝。障害5番手の一線から一気の脚で抜け出し、世代の頂点に立ちました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.ヘッチャラ(690) 7.7
 2.トワイチロ(680) 23.2
 3.キングフェスタ(690) 1.4
 4.ヤマカツエース(690) 11.3
 5.サツキヤッテマレ(670) 86.5
 6.ホクセイサクランボ(670) 47.4
 7.ニシキマリン(670) 97.5
 8.ダイヤカツヒメ(670) 63.5
 9.ツガルノヒロイモノ(690) 12.4
 10.クリスタルコルド(690) 6.6

 2歳シーズン(明け3歳)の頂点を決める一戦。一冠目のナナカマド賞、牡馬限定の翔雲賞を制したキングフェスタが定量で臨める今回は単勝1.4倍と断然の人気に。翔雲賞3着などデビューから18戦すべてで掲示板を確保しているクリスタルコルドが2番人気。ここまでの重賞3戦ですべて3着以内のヘッチャラが3番人気で、ここまでが単勝ひと桁台。キングフェスタ一強という構図になりました。

 第1障害を先頭で越えたのはトワイチロで、ツガルノヒロイモノ、ヘッチャラも先行します。キングフェスタ、ヤマカツエースも続き、中間点を過ぎたあたりからサツキヤッテマレを除く9頭がほとんど横並びの展開。第2障害下にはヘッチャラ、ニシキマリン、ツガルノヒロイモノがほとんど同時に先頭で到達。レース当日の降雪の影響により馬場水分5.3%という軽い馬場のなか、レース前半は46秒で進みました。
 第2障害ではツガルノヒロイモノが最初に仕掛けますが、登坂途中でひと息。差なく仕掛けた中から、わずかにヘッチャラが先頭で障害をクリアし、ヤマカツエース、ニシキマリン、トワイチロと続々とひと腰で続きます。
 障害を降りた勢いでヤマカツエースが先頭に立ちますが、障害5番手の一線から一気に伸びてきたキングフェスタがキングフェスタが交わすと、みるみるうちに後続を引き離して先頭でゴール。ヤマカツエースは残り20メートルから脚色が鈍くなり、盛り返したヘッチャラにトワイチロが迫ると、2頭が並んだところがゴールで、2着は同着となりました。

 キングフェスタは、断然人気に応える勝利で重賞3勝目。昨年12月のヤングチャンピオンシップは4着でしたが、2歳シーズン二冠制覇となりました。現時点では同世代の中で頭ひとつ抜けており、この世代を牽引していく存在になるでしょう。

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鈴木恵介騎手「今日雪が降るのが分かっていたので、どこまで(馬場が)軽くなるのかなと考えていました。荷物が荷物なので同重量ということもあり、そこまで負ける気はしませんでした。今のところは馬の気性もよく、障害力、降りてからの末脚も抜群なので、それを壊さないで良い馬に育てていきたいと思います。今日は120点です。課題はとりあえず身体が増えているわけではないので、もう少し身体ができてくれば面白いかなと思っています」

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