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2021年2月13日 アーカイブ

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2/14黒ユリ賞予想 須田鷹雄

2021年2月13日(土)

終いの脚確かなニュクスが軸

 土曜の1R開始時が馬場水分量1.6%。日曜も同程度と考えると、はじめて640キロを曳く明け3歳牝馬にとっては厳しい条件になりそうだ。
 昨年は1.6%だが開催中の雪でむしろ軽い状態。2016年も1.6%で、このときは先に仕掛けながらも障害で膝をつく馬が何頭か出て、遅れてしかけたキタノミサキが大波乱を演出。3連単は213万円という高配当になった。

 今年は△イオンが速いがもともと降りてからは怪しいところがあり、色気のある人気馬は同馬に付いていってオーバーペースになる可能性もある。それで押し切られてしまうなら堅い決着になるのでそのシナリオは捨てる。ペースに惑わされず自分のタイミングで仕掛けて、さらに降りてからしっかり歩けそうな馬ということで◎ニュクスからいきたい。

 もう1頭迷ったのが○ジェイマリアなのだが、こちらは障害の面でやや不安があり、大敗する可能性を考えると軸にはできなかった。

 ◎の軸1頭マルチだと、6000円で取れる相手は5頭。ヒモ抜けが怖いが、この範囲でいちばん配当がつく順番での決着を期待したい。

◎8 ニュクス
○4 ジェイマリア
▲9 ミソギホマレ
☆3 ホクセイサクラコ
△5 アバシリサクラ
△10 イオン

3連単軸1頭マルチ
8→3,4,5,9,10 各100円 計6000円

2/14黒ユリ賞予想 荘司典子

ミソギホマレ連勝で重賞制覇に期待

 1月31日に行われた3歳馬の新設重賞・翔雲賞は4番人気タカナミが重賞初制覇。2着6番人気マサタカラ、3着5番人気カイセキングオーという結果に。1番人気ネオキングダム6着、ヤングチャンピオンシップ勝ち馬アルジャンノオー5着と、重賞実績のある2頭は振るわない成績となりました。この結果からも3歳世代では現時点で力の抜けた存在は不在で、どの馬にもまだまだチャンスありと見ていいでしょう。

 ここは牝馬限定戦。少し状況は違うかもしれませんが、成長途上の面々ゆえ一筋縄ではいかない決着になりそう。しかしそうは言ってもやたらと手を広げても的中しないのが馬券の難しいところ。トリガミを防ぐ意味でもここはある程度絞っていきたいと思います。

 本命はミソギホマレ。今回とほぼ同じメンバーの前走で1着。成績が安定していることに加え、昨年9月のいちい賞(2歳牝馬オープン)でも1着。その時の僅差2着がイオン、以下アバシリサクラ、シンデレラナイト、ニュクスらに勝っているのも心強い材料。鞍上はデビュー以来5勝すべてを挙げている阿部武臣騎手で、必勝態勢。阿部騎手は意外にも黒ユリ賞は未勝利で、ここは欲しいタイトルでしょう。さらに父の父がアキバオーショウというのも個人的に思い入れのある血統で、応援にも力が入ります。

 相手1番手はイオン。3走前にはカイセキングオーを制し、5走前にはタカナミを制し、牡馬相手に勝っているのも推すポイント。端枠のため2番手にしましたがもちろん逆転の可能性も。

 メンバー中唯一の重賞ウイナー、ナナカマド賞馬のアバシリサクラ。穴には昨年11月16日A2のレースでカイセキングオーに勝っているジェイマリアの末脚に期待。以上4頭で、馬券はミソギホマレを1着固定にした3連単と、4頭の3連複BOXで勝負します。

◎9 ミソギホマレ
◯10 イオン
▲5 アバシリサクラ
△4 ジェイマリア

3連単
9→5,10→4,5,10 各500円
3連複BOX
4,5,9,10 各1000円 計6000円

2/14黒ユリ賞予想 赤見千尋

最近の勢いを買ってイオン

 最近の勢いからいくとイオンが中心かなと思います。
 昨年12月から急激に力を付けた印象で、同世代牡馬を相手にA-1で勝利。前走はミソギホマレの2着に敗れましたが、5キロ重い560キロを曳いてのもの。今回は定量戦で他の馬たちと同じ640キロを曳きます。初めての重量でやってみなければわからない部分も大きいですが、体も順調に成長して来ているのでこなしてくれるのではないかと思います。

 対抗はミソギホマレ。
 9月のいちい賞を勝ち、牝馬同士では力上位の存在です。前走で勝った相手が多いメンバー構成で、ここも好走が期待できます。前走でイオンとは5キロ差がありましたから、同じ重量になってどうかでしょう。

 8月の白菊賞を勝ったニュクスにも注目しています。
 前走は5着でしたが、年明け2戦でいいレースをしていましたから、巻き返しは可能ではないでしょうか。

 前走3着のシンデレラナイト、十勝産駒特別で3着だったホクセイサクラコまで。

 この世代最初の重賞だったナナカマド賞を制したアバシリサクラも気になるところですが、その後なかなか勝ち切れていないのと前回が出走取消ということで今回は無印にしました。
 力のある馬なのでこの判断がどう出るかですが...。

◎10 イオン
○9 ミソギホマレ
▲8 ニュクス
△6 シンデレラナイト
△3 ホクセイサクラコ

3連単フォーメーション
10,9→10,9,8,6,3→10,9,8,6,3 各200円
馬単
10→9 1200円 計6000円

2/14黒ユリ賞予想 目黒貴子

充実ぶり感じるイオン

 くーっ!当たったのにトリガミとは...。3連単ボックスにした時に限って人気上位3頭の決着という、馬券下手ここに極まれり(苦笑)。が、しかし。当たったことはきちんと評価しましょう。今度はプラス収支になりますように。

 さて黒ユリ賞です。今回は実績馬か、勢いか、悩ましい選択になりそうです。

 ◎はイオン。先行できて最後まで勝ち負けの争いができるタイプで、まだキャリアの浅い馬たち同士の中では大きなアドバンテージになりそうです。昨年夏頃までは少々ムラのある印象だったのが、だんだんと安定して力を発揮できるようになってきました。今年に入ってからの3戦は1着、2着、2着。勝った時は快勝、負けた時も惜敗で充実ぶりを感じます。ほんの少し端枠は気になりますが...。

 前走を勝ってこのレースに臨むミソギホマレは○とします。勢いがありますね。

 ▲にはアバシリサクラ。ナナカマド賞の勝ち馬で重賞の実績は侮れません。今回は定量戦ということもこの馬にはプラスです。

 ここにきて復調かというシンデレラナイト、能力を発揮できればここでも大きな差はないと思わせるジェイマリアに△とします。

 どの馬にとっても大幅な斤量増加となることがどう影響するのか、今後のことも考えながら注目したいと思います。

◎10 イオン
○9 ミソギホマレ
▲5 アバシリサクラ
△6 シンデレラナイト
△4 ジェイマリア

3連複1軸流し
10-4,5,6,9 各1000円 計6000円

2/14黒ユリ賞予想 矢野吉彦

先行力魅力のイオンが軸

 ヒロインズカップは、3連単1頭軸マルチの弱点がモロに出てしまいましたね。それでも大きな"トリガミ"にはならなかったので、前を向きましょう。

 さて、今回の黒ユリ賞も牝馬限定重賞です。ただし、経験の浅い3歳馬同士。640㎏の重量をこなせるかが問題でしょう。

 ここ5年の1~3着馬15頭のうち14頭が馬体重900㎏以上。2017年のキタノミサキが800㎏台で勝っていますが、前走から28㎏の体重増があってのものでした。

 当日の馬体重がわからないのが悩みのタネですが、前走で800㎏台だった馬は消しちゃいましょう。軸はとにかく先行力のあるイオンにしておいて、相手には前走の馬体重が900㎏台だった馬の中から5頭を選びました。

 消した馬の中に、このレースで900㎏台に乗せてくる馬がいるかもしれませんが、今の段階ではこういう予想にするしかありません。では、今回はこのへんで。

◎10 イオン
○9 ミソギホマレ
▲5 アバシリサクラ
△2 ミススマイル
△4 ジェイマリア
△8 ニュクス

3連単軸1頭マルチ
10→9,5,2,4,8 各100円 計6000円

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