9月29日(土)、30日(日)には、帯広競馬場で、とかちばん馬まつりが行われます。恒例のワールド人間ばん馬チャンピオンシップ世界大会(30日)、今年が初となる小学生によるミニレース・帯広YEG新企画レース(29日)や、パフォーマンスフェスティバル、ばん馬とのふれあい、こども縁日(いずれも29、30日とも)など、さまざまなイベントが実施されます。お近くの方はぜひお越しください。
【第13回開催1日目】
9月29日(土)のメイン第10レースは、桔梗特別(A1級-1組混合・20:10発走予定)。
◎メジロゴーリキは、障害巧者らしい安定したレースぶり。近4走の重賞、特別戦ではすべて3着以内をキープしています。前走の4歳重賞・銀河賞も障害先頭クリアから負けて強しの2着でした。今回がオープン昇級初戦ですが、A1級との混合で傑出馬が不在のメンバー構成。いきなり勝ち負けが期待できます。
○ハクタイホウは、今回と同条件の前走・野分特別が圧巻の逃げ切り勝ち。もともと決め手が武器だけに、障害さえスムーズならこれくらいのレースはできます。前走よりオープン馬のレベルが上がりますが、引き続き警戒したいです。
▲ウンカイタイショウは、前走の銀河賞では障害で苦戦し8着でしたが、もともとは巧者。15キロ軽くなるここは巻き返してくるでしょう。
同10着△ジェイワンも、敗因は障害とハッキリ。こちらも10キロ軽くなるのは歓迎といえます。ただカカリにムラがあるので連下評価。
△ソウクンボーイは、近4走の重賞、オープン特別と比べ、相手が大幅に下がっています。流れに乗れれば自慢の決め脚発揮に期待できます。
【第13回開催2日目】
9月30日(日)のメイン第10レースは、オッズパーク杯秋桜賞(3歳オープン・20:10発走予定)。はまなす賞2着の大物牝馬ミスタカシマが回避し、牡馬のみの争いとなります。
◎コウシュハレガシーは、2歳時のヤングチャンピオンシップ、3歳三冠の初戦・ばんえい大賞典とも3着など世代限定戦で善続き。自己条件戦でも3連勝でB2へ昇級してからも崩れのない成績を残しています。ばんえい大賞典を圧勝したアアモンドグンシンは勢いに翳りがみられるのに加え、当時から10キロ増。同2着オレワチャンピオンにはコンマ5秒差と際どく迫っており、逆転のチャンスは十分ありそうです。
○フナノダイヤモンドは、今季3着以内を外した2戦が、とかち皐月賞、ばんえい大賞典とともに特別戦・重賞なのは気になるところですが、すでに6勝と力をつけています。ばんえい大賞典より10キロ軽くなるのは大歓迎で、前進が見込めます。
▲アアモンドグンシンは、ばんえい大賞典を670キロで圧勝していますが、その後675キロ以上を課されたレースでは勝ち切れていません。680キロの重量克服がカギになります。
ばんえい大賞典2着△オレワチャンピオンや、3歳オープン特別戦では3戦すべて連対している△ハマノダイマオーも連争い候補。
【第13回開催3日目】
10月1日(月)のメイン第10レースは、神無月特別(A1級-2組・20:10発走予定)。
◎カンシャノココロは、オープンとの混合だった前走野分特別で、メンバー最先着の2着。2走前には今回と同条件の白露特別で、現オープンのメジロゴーリキ以下を完封しており、A1級同士のここなら負けられません。
○キンメダルは、野分特別で4着。結果としては障害を降りたポジションを守っただけになりましたが、先にクリアしたカンシャノココロに迫ろうかというシーンもありました。接戦を演じた3着馬が不在なら、着順を上げてきそうです。
▲ニシキエーカンは、10コースに入った野分特別では障害で苦戦しましたが、いざ越えてからは決め脚を発揮。3着争いを演じた3頭から3秒程度まで差を詰めてきました。中枠の今回は流れに乗って巻き返しが見込めます。
野分特別でキンメダルらと3着争いの末5着だった△ バウンティハンターや、他路線組では4歳重賞・銀河賞3着△ カネサスペシャルも押さえたい。