オレワチャンピオンが文字通りチャンピオンに
イレネーは明治43年(!)フランスからやってきたペルシュロン種の牡馬。昭和3年に20歳で亡くなるまでの間、数多くの産駒を残し、現代に繋がる十勝のばん馬の礎を築いた偉大なる"ばん馬の父"です。その功績を称え昭和5年に十勝会館前に銅像が建立されたましたが、第二次世界大戦時の金属回収で銅像は一旦姿を消し、昭和39年に競馬場の入り口に再び建立。帯広競馬場の正門脇にあるイレネー像は2代目だったんですね!北海道開拓時代からの長い長い歴史が刻まれたイレネー像。現在のばんえい競馬で唯一、馬の名前が冠された「イレネー記念」はそんな歴史の重みをしみじみと感じるレースです。
ずっと気になっていたイレネーについて調べたら前置きが長くなりました。本題にまいりましょう。ここはヤングチャンピオンシップを制したオレワチャンピオン中心で。定量戦なら実績から考えて負けられない戦いです。
相手はヤングチャンピオンシップ3着だったコウシュハレガシー。小柄ながら近走2着2着と調子を上げている底力に期待。同厩舎のブラックエースは先手を取って障害を上手く越えられれば上位浮上も。その2頭を2戦続けて破っているキタノユウジロウも当然抑えて。さらにジェイコマンダーもナナカマド賞でミスタカシマ、オレワチャンピオンに次ぐ3着。ヤングチャンピオンシップも2着で、近走不振といっても怖い存在。
馬券はオレワチャンピオンから馬複で。ばん馬の父であり神様のようなイレネーが見守っているイレネー記念。このレースこそちゃんと当てないと競馬の神様に怒られてしまいますね(汗)。
◎8 オレワチャンピオン
○10 コウシュハレガシー
▲3 ブラックエース
△6 キタノユウジロウ
△7 ジェイコマンダー
馬複
8-3,6,7,10 各1500円 計6000円