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今週の見どころ(6/18~6/20)

 6月19日(日)のメインには、重賞・旭川記念が組まれています。先月実施された、ばんえい十勝オッズパーク杯から7頭が参戦しており、ほぼ再戦。当時から基礎重量(オープン)が50キロ重くなっての争いとなります。ばんえい十勝オッズパーク杯の勝ち馬は賞金別定重量の加増があるためか、このレースでは苦戦傾向があり、2007年以降の過去9回で、両レースとも勝ったのは、11年カネサブラック、13年キタノタイショウのみとなっています。

【第5回開催4日目】
 6月18日(土)のメイン第10レースは、ジュノー特別(B2級-1・2組決勝・20:10発走予定)。B2級-1組(6月11日)、B2級-2組(12日)の両予選上位馬による一戦です。
 B2級-1組予選の3着馬◎マゴコロに注目します。第2障害離れた6番手クリアから鋭く伸びて、4頭横一線の3着争いを制しました。出走取消明けで状態面がやや心配されましたが、それを払拭。今回は叩かれた上積みが見込めるのに加え、ペースが落ち着く特別戦なのも歓迎でしょう。
 ○ホンベツイチバンは、近4走が3、3、1、2着の好成績。使われつつ本来の動きが戻ってきました。2開催前の黒岳特別(5月30日・B2級-2組)で2着に退けたホクショウマックスに、前走B2級-1組予選(2着)では借りを返された格好ですが、リベンジなるでしょうか。
 その▲ホクショウマックスは、過去のB2級特別(混合戦除く)では黒岳特別を含め3戦して2着2回、3着1回の好成績。障害巧者で、ここも上位争い必至でしょう。
 △スーパータイトルは、黒岳特別3着で、B2級-2組予選5着。障害に自信を持っているだけに、変わり身を期待したいです。

【第5回開催5日目】
 6月19日(日)のメイン第10レースは、今季の古馬重賞第2弾・第47回旭川記念(20:10発走予定)。5月のばんえい十勝オッズパーク杯を制しているオレノココロのみ賞金別定10キロ増の780キロ。その他の牡馬は770キロ、牝馬は750キロでの出走です。
 注目はこのレース2連覇を目指す◎コウシュハウンカイ。昨年のこのレースが古馬重賞初勝利で、その後、重賞2着3回、年度末のばんえい記念でも初挑戦で3着。負担重量面で厳しい5歳シーズンに大きく飛躍しました。今季も、ばんえい十勝オッズパーク杯2着など4戦1勝、2着2回、3着1回と好調な滑り出し。春競馬の軽めの負担重量も得意なので、今年も好勝負必至といえます。
 ○フジダイビクトリーは、一昨年のこのレースが古馬重賞初制覇。その後の2年間で、4つのタイトルを積み重ね、そのなかには昨季のばんえい記念も含まれています。700キロ台後半の重量では各馬、障害でさほど苦労しないため、障害力勝負のこの馬にとってのアドバンテージがありませんが、昨年も2着と好走している相性の良さも買って対抗です。
 ▲オレノココロは、コウシュハウンカイと同じ6歳でライバル的存在。昨年もばんえい十勝オッズパーク杯を制し、唯一の賞金別定10キロ増で臨んだこのレースではブービーの9着でした。とはいえ、昨季は秋から重賞で出走機会3連勝をやってのけるなど地力強化は明らか。今回は昨年のようなレースはしないでしょう。
 ばんえい十勝オッズパーク杯4着△ニュータカラコマにも警戒が必要。×オイドン×ホクショウユウキらも障害のデキひとつで上位争いに加わってきそうです。

【第5回開催6日目】
 6月20日(月)のメイン第10レースは、ゴールドトロフィー(3歳以上選抜・20:10発走予定)
 昨季の勝利数が多かった3歳以上の馬による選抜戦で、A1級のトレジャーハンター(670キロ)からB4級の牝馬スターダスト(600キロ)まで最大70キロものハンデ差がつきました。過去の傾向を見ると、トップハンデ馬は苦戦傾向があり、近2回では3着以内に4歳馬が2頭ずつ入っています。
 注目は4歳牝馬の◎アスリート。3走前のスーパージョッキー賞(B級選抜)では、オープンからの降級馬アサヒリュウセイを振り切って逃げ切ると、前開催のライラック賞(6月6日・4歳オープン)は今回と同じ620キロで、第2障害2番手クリアから抜け出して快勝。今季2勝がともに鮮やかな勝ちっぷりでした。620キロは克服済で、トップハンデのトレジャーハンター(オープンからの降級馬)と50キロ差ということを考慮すれば、ここは軸との評価が妥当でしょう。
 4歳の牡馬○バウンティハンターは、前走のライラック賞が4着でしたが、大外枠に入ったためか追走にスムーズさを欠いていた印象。前走から10キロ軽くなるのも有利で、障害力を生かした積極策で巻き返しなるでしょうか。
 ▲トレジャーハンターは、昨季オープン-1組特別で勝利している実績断然で、先行力も若馬にヒケをとりません。あとはハンデ差を克服できれば、というこになりそうです。
 4歳の牡馬△イノリノチカラは、このところテンに置かれる面が目立ち、ライラック賞も見どころの少ない7着。しかし、切れる末脚を持っているので、流れに乗れれば見せ場以上も見込めます。

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