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10/12ナナカマド賞回顧

期待の良血センゴクエースが重賞初制覇!

 12日(日)は重賞・ナナカマド賞(2歳オープン)が行われ、単勝1番人気のセンゴクエースが優勝。デビューからの5連勝で、この世代最初の重賞ウイナーとなりました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.ウィナーエミ 49.4
  2.テンカトウイツ 89.3
  3.コウリキ 30.8
  4.コウシュハシンザン 3.9
  5.センゴクエース 1.5
  6.ワタシハサクランボ 17.2
  7.ホクショウモモ 95.9
  8.タキニシサンデー 42.5
  9.コウシュハスパーク 7.9
 10.ホクショウキズナ 19.5

 キャリアにまさるコウシュハ2騎や重量恩典のある牝馬勢も魅力たっぷりでしたが、注目はやはり無敗の快進撃を続けるセンゴクエース。今シーズン初の2歳重賞で素質の高さを見せつけるか、注目が集まりました。

 馬場水分は1.9%と低めでしたが、基礎重量570キロだけに、各馬の脚どりは軽快。コウシュハスパーク、ホクショウキズナがわずかに遅れていたものの、ほぼ横一線で障害中間点を通過し、第2障害を迎えました。
 最初に仕掛けたのはセンゴクエース、ワタシハサクランボ、ホクショウモモの3頭。なかでもワタシハサクランボが抜群の登坂を見せて先頭で突破。一瞬ヒザを折ったセンゴクエースでしたが、即座に立て直して2番手で続き、仕掛けを若干遅らせたテンカトウイツが3番手でクリア。以下ホクショウキズナ、ホクショウモモと続き、勝負権はほぼこの5頭に絞られました。
 しかし先頭を行く2頭は快調。センゴクエースが障害を下りた直後に先頭に立ち、ワタシハサクランボも懸命にこれに食い下がります。一進一退の攻防が続きましたが、残り20メートルを切ったところで、ワタシハサクランボの脚いろが鈍り始めます。それを尻目にセンゴクエースは差を拡大。逆にワタシハサクランボは9番人気テンカトウイツの追撃に遭う苦しい展開となりました。結局、センゴクエースがそのまま逃げ切り、初タイトルをゲット。ジリジリと差を詰めたテンカトウイツが残り5メートルでワタシハサクランボをかわし、2着入線を果たしました。

 勝ったセンゴクエースは、これで5連勝。父ウンカイ譲りのパワー、母サダエリコ譲りのスピードを武器に、破竹の勢いを見せています。ファン垂涎の良血馬が、今後どのような成長を見せるのか。将来が本当に楽しみな一頭です。

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鈴木恵介騎手「強い勝ち方ができました。前走からレース間隔が空いての重賞挑戦だったので、少し不安はありましたが、調教師が最高の状態に仕上げてくれました。母のサダエリコは自分の初重賞を獲らせてくれた馬(02年ホクレン賞)。その息子の初重賞を獲らせてあげられてうれしいです。能力検査の一番時計を出した馬でまわりの期待も大きいですが、本当に強い馬だと実感できます」

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