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2014年1月 アーカイブ

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1/26ヒロインズカップ予想 須田鷹雄

2014年1月25日(土)

雪予報でタカラハヤヒメ

 日曜の帯広は午前から雪予報。メインの時間帯にはある程度軽い馬場になっているという前提で考えてみる。
 重賞で重量が......というところに目が向いていたところに正反対の結果が訪れるとしたら、ポイントとなるのは「先行馬」「重量差」「積極的な騎手」このうち2つの要素を持つ◎タカラハヤヒメの大駈けに期待する。
 今回は西謙一騎手のテン乗りとなるが、個人的に同騎手と軽馬場は合うと思っている。若手騎手らしく仕掛けも積極的だし、重量のしんどさを馬場がカバーしてくれるようだと面白い。
 もっとも、740キロの天馬賞でアラアラだっただけに、◎と完全に心中するのは怖い面もある。そこでもう1頭馬券上同じ扱いにするのが○コマクインだ。
 ヒロインズカップは昨年が7着、一昨年はビリで、全く条件が合わないと考える人が多いだろう。ただ今年は先述したように馬場が軽くなってくれる可能性があるうえに、逃げ先行馬がほとんどいないメンバー構成。ばん馬でもサラブレッドでも、想定外の穴を出すのは前に行く馬だ。

 ◎1タカラハヤヒメ
 ○2コマクイン
 ▲5ダイリンビューティ
 △7アアモンドマツカゼ
 △6ニシキエース
 △8ユーファンタジー
 △9ニシキウンカイ

 馬単
 1,2→1,2,5,6,7,8,9 各300円 計3600円
 1,2,5,6,7,8,9→1,2 各200円 計2400円

1/26ヒロインズカップ予想 斎藤修

重量増でダイリンビューティ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎5ダイリンビューティ
 ◯7アアモンドマツカゼ
 ▲6ニシキエース
 △8ユーファンタジー
 △9ニシキウンカイ

 3連単
 5→6,7,8→6,7,8,9 400円 計3600円
 6,7,8→5→6,7,8,9 200円 計1800円
 6,7,8→6,7,8→5 100円 計600円

今週の見どころ(1/25~1/27)

2014年1月24日(金)

  1月26日(日)のメインには、ばんえいで唯一の古馬牝馬による重賞・ヒロインズカップが組まれています。出走に年齢の上限がなくなった09年以降、一昨年までの4回で、勝ったのは9、9、10、11歳で、2着も10年に4歳が食い込んだ以外すべて8歳以上とベテランが圧倒していましたが、昨年は5歳が勝利。今年も若い世代が勝つのか、それとも古豪が意地を見せるのか。ばんえいの女王決定戦にご注目ください。

今週のコース使用方法出走馬が9頭以下の場合)】
→1コースに最初の番号の馬が入るように使用(詳細はこちら

 1月25日(土)のメイン第10レースは、みずがめ座特別(A2級-1組・18:05発走予定)
 ソウクンボーイがA2級-1組特別連勝を狙います。前走のガーネット特別(1月12日)は第2障害3番手からしっかり伸びての快勝。4歳馬は年明けから特別戦での減量が20キロから10キロに減らされていますが、その影響も感じさせない強いレースでした。前走の2、3着馬が、来週の5歳オープン戦へ出走予定で不在のここは、相手関係で断然有利でしょう。
 12月30日に行われたオッズパーク賞ファイナルカップ(A2級-1・2組決勝)で追い比べの末、1着テルシゲ、2着アローファイターの両馬はガーネット特別では5、4着。障害力を生かしてここでも上位進出なるでしょうか。
 3走前にはA1級混合特別で勝利があるトモエエーカン、5走前にはA2級-2組混合特別を制しているレットフジ、近2走のA2級平場戦で3、2着と善戦しているアアモンドヤマトらは決め手上位。障害次第の面があるので、当てにならないところはありますが、実力発揮ならここで勝ち負けになっても不思議ありません。

 1月26日(日)のメイン第10レースは、重賞・第24回ヒロインズカップ(4歳以上牝馬・18:05発走予定)。4歳のナナノチカラが回避し9頭立てとなりました。
 今季ここまでに4歳(3歳)以上牝馬限定の特別戦は、5月のカーネーションカップ、12月のレディースカップと2戦実施され、ともにアアモンドマツカゼが勝利しています。同馬の今季の勝利はこの2勝を含め3勝と、なかなか勝ち切れませんが、近走も障害ではほとんど崩れていません。実績がある牝馬限定戦であれば、巻き返してくる可能性が高そうです。
 ダイリンビューティはカーネーションカップ3着で、レディースカップが2着。こちらも障害巧者で、今季力をつけた1頭といえます。過去2回のこのレースでは5、6着でしたが、今年は上位をうかがう勢いです。
 コマクインはレディースカップ3着馬。障害を越えてのひと踏ん張りが課題ですが、勝ったアアモンドマツカゼから2秒5差であれば善戦といえます。恐らく、今回も先頭で障害を越えるのはこの馬。早めの仕掛けで他馬にプレッシャーをかけ、逃げ切りを狙いたいところです。
 ユーファンタジーは昨年のこのレースの2着馬で、重量実績(前年と同じ760キロ)があるのが強み。障害さえすんなり越えてしまえば、あっさり差し切ってしまうシーンもあるかもしれません。

  1月27日(月)のメイン第10レースは、六花特別(A1級混合・18:05発走予定)。オープン4頭とA1級5頭が争います。
 前開催に行われた山羊座特別(オープン・A1級決勝混合)のほぼ再戦。フジダイビクトリーは、そこで2着に好走。第2障害先頭クリアから、決め手あるニシキエーカンに早々と交わされたものの、連は死守しています。今回、強敵となりそうなA1級のアアモンドヤワラ(山羊座特別3着)、スギノハリアー(同4着)には前走で先着していますが、3頭の差はコンマ3秒+コンマ3秒とわずか。ハンデ差も変わらないだけに、ここも激戦が予想されます。

今週の見どころ(1/18~1/20)

2014年1月17日(金)

 1月19日(日)のメインには、オープンによる睦月特別が組まれています。8頭のメンバー中7頭が正月の帯広記念にも出走しており、再戦ムードが漂いますが、当時とは100キロ以上も負担重量が違うだけに、大敗した馬の巻き返しもあるかもしれません。

今週のコース使用方法出走馬が9頭以下の場合)】
→10コースに最後の番号の馬が入るように使用(詳細はこちら

 1月18日(土)のメイン第11レースは、山羊座特別(オープン・A1級決勝混合・18:40発走予定)。オープン-2組混合(1月12日)とA1級(1月13日)の両予選上位馬による一戦です。
 出てくれば人気が予想されたオープン-2組混合予選の勝ち馬オイドンが回避したため混戦模様。同予選で3着だったニシキエーカンに注目します。明け5歳の減量特典は、前開催から平場戦では適用されませんが、特別戦では今季いっぱい10キロ減となります。そのため、予選では2着グランドペガサスより10キロ重かったのが、今回は逆にこちらが5キロ軽くなることで逆転も十分。強豪オイドンも不在なので、勝機がありそうです。
 オープン-2組混合予選5着フジダイビクトリーは前々走でも7着に敗れていますが、ともに展開に泣いた感も。追走で手間取らなければ、巻き返しが可能でしょう。
 A1級予選組では、同レース3着を含め5戦連続3着以内で、末脚切れるスギノハリアーや、障害のキレが戻ってきた同1着アアモンドヤワラらに注目が集まりそうです。

 1月19日(日)のメイン第11レースは、睦月特別(オープン・18:40発走予定)
 1月2日に行われた重賞・帯広記念のほぼ再戦。同レースでは2番人気で8着だったホッカイヒカルが巻き返してきそうです。第2障害で苦戦し、見せ場なく敗れましたが、単に900キロが重かったのでしょう。今季、特別戦では13戦3勝、2、3着各4回など掲示板を外しておらず、ここでは勝ち負け必至といえます。
 キタノタイショウは帯広記念2着でスランプを脱した感があります。ばんえい十勝オッズパーク杯、旭川記念と昨春に重賞を2勝した実力馬が復活し、ホッカイヒカル以外の有力馬とは、相対的にハンデが有利となれば、久々の勝利も望めそうです。
 アオノレクサスは今開催からオープンに再昇級ですが、前走のばんえい十勝金杯(オープン混合)では逃げ切って、オープンの強豪で断然人気オイドンの追撃を凌いでいます。現在の軽めの馬場も合っており、ここに入っても格負けしません。
 帯広記念3、4着のニュータカラコマホクショウダイヤも特別戦の負担重量のほうが動けるタイプといえます。

  1月20日(月)のメイン第11レースは、大寒特別(B1級-1・2組決勝・18:40発走予定)。B1級-1組(1月11日)、B1級-2組(1月12日)の両予選上位馬による一戦です。
 B1級-2組予選は上位3頭がコンマ8秒差以内に収まる大接戦でしたが、勝ち馬スギノファントムに引き続き注目でしょう。カネサローズ(今回は回避)が逃げ粘るところ、離れた第2障害5番手クリアから鋭い末脚で捕えました。障害4番手から3着に伸びたホンベツイチバンが久々の特別戦となるのに対し、スギノファントムはB1級特別での上位実績が豊富。今回は賞金別定5キロを課せられますが、経験値の高さで連勝を決めそうです。
 B1級-1組予選も1~4着が2秒差以内と、ゴール前は混戦になりました。障害3番手クリアから接戦をモノにしたエビスダイチは、特別戦での明け5歳の10キロ減が生きそう。同4着ヤマノウンカイは明け5歳の減量に加え、予選では同重量だったエビスダイチと今回5キロ差つくのも有利でしょう。

今週の見どころ(1/11~1/13)

2014年1月10日(金)

 今週よりばんえい十勝は、土曜・日曜・月曜の通常開催へと戻ります。引き続き全11レース制で実施されますが、メインは最終の第11レース(18:40発走予定)となりますので、投票の際はご注意ください。

今週のコース使用方法出走馬が9頭以下の場合)】
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 1月11日(土)のメイン第11レースは、プロキオン特別(B1級-3組・18:40発走予定)
 ライトアームは、工藤篤騎手に乗替わった前々走で一変。第2障害をひと腰で上がると、決め手あるユーファンタジーを寄せつけずに勝利。続く前走B1級-3組でも障害ひと腰から2着に踏ん張っています。今回のメンバー中、好調度ではこの馬が一番。今回は安部憲二騎手に替わりますが、引き続き上位争いを演じてくれるでしょう。
 メンバー的には、B1級-2組(1月5日)の再戦模様。障害力を生かして2着と上々の走りをみせたコサカコブラが相手筆頭でしょう。同2番人気で6着だったベニインパクトは、障害次第で巻き返しが見込めそう。ここでは、ナンバー1の決め手を誇ります。
 トカチタカラは、出走取消を挟んでB1級-3組で10、10着と不本意な近2走ですが、軽めの馬場もあり、追走に苦労していた感も。前回、特別に出走したとき(昨年8月のB1級-2組)は3着に入っていました。今回、手綱を取る大口泰史騎手とは、昨年6戦して3勝、2着2回、4着1回の好相性。近況を度外視して狙ってみる手もありそうです。

 1月12日(日)のメイン第11レースは、ガーネット特別(A2級-1組・18:40発走予定)。明け5歳重賞・天馬賞を使われたテンカムソウワールドピサを除く8頭は、前開催では新雪特別(1月4日・A2級)に出走していました。
 注目は新雪特別2着のソウクンボーイ。第2障害をひと腰、やや離れた4番手でクリアすると、ウメノタイショウに逃げ切りを許したとはいえ、コンマ6秒差まで追い詰めました。初のA2級特別でこれだけの走りができたのは収穫といえ、ほぼ再戦といえる今回も崩れるシーンは考えにくいものがあります。
 テルシゲは、新雪特別では1番人気で5着。障害を降りた順番のままゴールに入りましたが、差して勝てる馬ではないので、この馬なりの走りはしたのでしょう。前々走のオッズパーク賞ファイナルカップ(A2級-1・2組決勝)では差のない障害2番手からアローファイターとの叩き合いを制しており、先行できれば巻き返しも十分でしょう。
 そのアローファイターは、新雪特別でも4着に入り力を見せており、ここでも障害巧者らしい走りを見せてくれそうです。
 明け5歳のテンカムソウワールドピサもA2級-1組で連対実績があり、争覇圏といえます。

  1月13日(祝・月)のメイン第11レースは、ばんえいプリンセス賞(4歳牝馬オープン・18:40発走予定)。10頭のメンバー中、重賞・ばんえいオークス(12月1日)の出走馬が7頭いる組み合わせです。
 2歳シーズンの黒ユリ賞、3歳のばんえいオークスと、2つの女王タイトルを持つナナノチカラに注目が集まります。同世代限定のオープン特別(重賞)での勝利はこの2勝だけで、ともに定量戦でした。今回は別定重量戦のためトップハンデを課せられますが、障害さえ無難であれば、女王の貫録をみせてくれそう。ばんえいダービー(12月22日)を回避し、オークス以来の実戦ですが、レースを選んで使われているのも好感が持てます。
 ばんえいオークス3着のコウシュハクィーンは、ばんえいダービーで牝馬最先着の5着に好走。女王の座こそナナノチカラに譲っていますが、3歳三冠のばんえい大賞典を制するなど、牡馬に混じり戦ってきた経験値ではこちらのほうが上。ナナノチカラとの20キロ差を生かしたいところでしょう。
 ばんえいオークス2着のセイコークイン、同4着クインフェスタもばんえいダービーを除けば、近走では崩れ知らず。この両馬もハンデ差を生かしてナナノチカラに迫りたいところです。

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