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2013年12月 アーカイブ

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12/30ヤングチャンピオンシップ予想 矢野吉彦

十勝産ブラックニセイの頭で勝負

 あっと言う間に2013年最後の重賞を迎えてしまいました。艱難辛苦、悪戦苦闘、七転八倒、満身創痍・・・。そのどれもが当てはまる1年でしたが、さぁ、最後に起死回生となるでしょうか?

 今さらクヨクヨしていてもダメ。年末ですから、ここはもう、実にサッパリとした予想で行こうと思います。中心はズバリ、ブラックニセイです。過去のこのレースで好成績を挙げている十勝産駒特別からの出走馬。有力馬の中では、ハクタイホウと20㎏差、ホクショウマサルと10㎏差がつきました。これはチャンス到来と考えていいでしょう。この馬から3連単勝負に打って出ます。
 買い目は、ブラックニセイを頭に、2着=メモリアルサマー、コウシュハドン、ハクタイホウ、オオゾラシンスケ、ホクショウマサル、3着=総流しのフォーメーションを100円ずつ。さらに、1着=ブラックニセイ、2着=ハクタイホウ、ホクショウマサル、3着=ソウテンブルー、メモリアルサマー、コウシュハドン、ハクタイホウ、オオゾラシンスケ、ホクショウマサルのフォーメーションを200円ずつ買い足します。

 3連単
 9→2,3,4,8,10→総流し 100円 計4000円
 9→4,10→1,2,3,4,8,10 200円 計2000円

 もうブラックニセイの頭しか考えていない大胆予想。この外連味(けれんみ)のない作戦で覚悟の勝負です!
 ではみなさん、来年もばんえい競馬をどうぞよろしくお願いします!!!

12/30ヤングチャンピオンシップ予想 斎藤修

力をつけたホクショウマサル

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎10ホクショウマサル
 ○4ハクタイホウ
 ▲3コウシュハドン
 △9ブラックニセイ
 △2メモリアルサマー
 △8オオゾラシンスケ

 3連単
 3,4,10→3,4,9,10→2,3,4,8,9,10 100円 3600円
 馬単ボックス
 3,4,9,10 200円 2400円

今週の見どころ(12/28~12/30)

2013年12月27日(金)

 今週からばんえい十勝は昼間開催へ。年末年始は、12月28日(土)~30日(月)、1月1日(祝・水)~6日(月)の変則開催となっており、競馬場の開門、レースの発走予定時刻が日によって異なりますのでご注意ください(詳しくはこちら)。
 12月30日(月)のメインには、2歳産駒特別選抜による重賞・ヤングチャンピオンシップが組まれています。南北海道、北央、北見、釧路、十勝の各産地別特別での上位馬のみが出走できるレース。今年の2歳世代で、最多となる8勝を挙げているのが南北海道産駒特別1着のハクタイホウ。過去このレース(ヤングクラウンズカップ時代も含め)で、南北海道産駒特別組が勝利したことはなく(2着もなし)、快挙達成なるか注目を集めそうです。

大井競馬場で行われる「ばんえい十勝 in 大井」(12/29・30)についてはこちら

今週のコース使用方法出走馬が9頭以下の場合)】
→10コースに最後の番号の馬が入るように使用(詳細はこちら

 12月28日(土)のメイン第10レースは、オリオン特別(A1級混合・17:20発走予定)。オープン3頭とA1級7頭が争います。
 フジダイビクトリーに注目。今季は開幕からオープン格付で、前々走までに4度の連対がありますが、オープン混合かA1級混合戦でのものでした。前走はオープンの師走特別で、ホッカイヒカルにこそ差されたものの、第2障害先頭クリアから2着とオープン特別で初の連対を果たし、地力強化を印象づけました。今回は実績十分の混合戦だけに主役は譲れません。
 A1級のアサヒリュウセイは近5走が3勝、3着2回と絶好調。障害への不安も見せておらず、オープン馬が相手のここでも好走できれば自信につながりそう。今回も軽めの馬場が見込まれることも有利に働きそうです。
 同じくA1級のホリセンショウは、近4走では2、3、4、10着という成績。前走大敗の原因は前日の降雪で軽めの馬場になったことが大きそう。今回も軽めの馬場になりそうなのは不安ですが、鈴木恵介騎手を配し巻き返しを期します。
 オープンのニシキエーカンや、A1級のグランドペガサスも障害のカカリひとつで上位進出が見込めるでしょう。

 12月29日(日)のメイン第10レースは、地吹雪賞(3歳以上選抜・17:20発走予定)。定量500キロ(3歳20キロ減、牝馬20キロ減)で争われるスピード決戦です。
 同条件特別で4戦3勝、2着1回というオイドンが登場。昨年3月のスピードスター賞では47秒6(馬場水分1.7%)という破格のタイムで逃げ切っています。
 フクドリは、昨年3月のスピードスター賞4着馬ですが、1~3着はいずれも490キロとハンデが有利。この馬の500キロで51秒1というタイムも見事なものでした。今年2月のスピードスター賞でも、オイドン(2着)と10キロ差で2秒0差の接戦を演じており、同重量500キロで臨める今回は一騎打ちの様相です。
 アオノレクサスコマクインサカエキングらも同条件で馬券に絡んだ実績があり、侮れないところです。

  12月30日(月)のメイン第10レースは、重賞・第15回ヤングチャンピオンシップ(2歳産駒特別選抜・17:20発走予定)
 2歳シーズン三冠の第2弾で、南北海道、北央、北見、釧路、十勝の各産駒別特別の上位馬による一戦。南北海道産駒特別の勝ち馬ハクタイホウが別定20キロ増の610キロ、十勝産駒特別1着ホクショウマサル、釧路産駒特別1着コウシュハドン、北見産駒特別1着オオゾラシンスケが10キロ増の600キロでの出走です。
 ホクショウマサルに期待します。十勝産駒特別(11月24日)は、出走全馬が賞金別定重量を課せられているというハイレベルなメンバー構成で、そこを勝ったというだけで十分評価が可能。今季最初の2歳牡馬オープン特別・青雲賞を制した実績もあります。一冠目・ナナカマド賞(10月13日)は4着でしたが、1、2着馬は十勝産駒特別で4、7着と敗れたためここには不在。テンに遅く勝ち切れない面がありましたが、近3走では先行して1、1、2着と成長もみせています。
 ハクタイホウは、目下世代最多の8勝を挙げている実力馬。南北海道産駒特別(11月10日)では圧巻の逃げ切り勝ちを収めていますが、相手関係を考えれば当然といったところ。ナナカマド賞では3着で、今回と同じ10キロ差でホクショウマサル(4着)に先着しています。実績どおりであれば、ここでも上位争い必至でしょう。
 北見産駒特別の勝ち馬オオゾラシンスケは、ナナカマド賞では7着も、障害はスムーズでした。前走2歳A級-1組は8着と案外でしたが、巻き返してくる可能性はありそう。
 釧路産駒特別を制したコウシュハドンは、2歳A級-1組で2勝していますが、それぞれ、ナナカマド賞、十勝産駒特別と同じ開催に組まれていた相手に恵まれたレースでの勝ち星。額面どおりには受け取りにくいところです。
 別定重量の加増がない6頭では、十勝産駒特別2着ブラックニセイに注目。北央産駒特別1着ソウテンブルーはここに入ると厳しい印象です。

ばんえいダービー 予想結果

2013年12月23日(月)

斎藤:3連単3-2-1 100円的中! 収支-1,490
山崎:ハズレ 収支-6,000円
須田:ハズレ 収支-6,000円
矢野:ハズレ 収支-6,000円

【ここまでの集計】
投資額 6,000円×16R=96,000円

山崎 +14,340円
斎藤  -3,660円
須田 -41,590円
矢野 -69,500円

12/22ばんえいダービー回顧

オレノココロが3歳の頂点に!

 22日(日)は重賞・ばんえいダービー(3歳オープン)が行われ、単勝1番人気のオレノココロが優勝。ばんえい大賞典、ばんえい菊花賞でともに2着だった無念を、この大一番で晴らしました。

 馬場水分は2.3%でゲートオープン。各馬横一線の状態で第1障害を突破し、そのまま障害中間点へ。脚を止めつつも横一線の状態は続き、勝負どころの第2障害を迎えました。
 ひと呼吸入れ、真っ先に仕掛けたのはショウチシマシタ。セイコークイン、コウシュハウンカイもこれに続き、その後も続々と登坂を開始。なかでも抜群のかかりを見せたのはオレノココロで、一気に障害を登り切って先頭クリアを果たします。それに遅れじとコウシュハウンカイ、ソウクンボーイも突破。内枠3頭が並ぶようにして、ゴール前の直線を迎えました。
 いったんは先頭を譲る形になったオレノココロですが、残り20メートル付近で盛り返して再度先頭へ。ソウクンボーイとコウシュハウンカイもしぶとく食い下がりますが、オレノココロの脚いろは鈍らず、そのまま半馬身ほどのリードを保って荷物を運び切りました。2着はソウクンボーイで、コウシュハウンカイがさらに半馬身差の3着となりました。

 オレノココロは4度目の挑戦で重賞初制覇。しかもこれまでの2冠がともに2着だっただけに、まさに"悲願"といえるもの。そのレースぶりも余裕がうかがえる堂々としたもので、着差以上の強さを感じさせました。それだけに、今後迎える古馬との対戦でも期待は高まるばかり。さらなる飛躍が期待できそうです。
 2着のソウクンボーイはこれまでの2冠が今ひとつでしたが、この直前が2連勝だっただけに、今のデキのよさを生かしたものといえます。しかし、この大舞台で2着に食い込んだことからも底力は相当。今後も重賞戦線で活躍してくれることでしょう。
 ばんえい菊花賞馬コウシュハウンカイは積極的な競馬を演じ、しまいもよく食い下がりましたが3着まで。ただ、地力の高さは存分に示した格好。引き続き要注目の存在です。

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鈴木恵介騎手「ゴール前10メートルくらいのところで、競っていた2頭の脚いろが鈍くなったので、引き離すことができました。第2障害がすんなりといけたのが勝因かな、と思います。今まではヒザが甘いところがあったけど、きょうは気持ちよく登れましたね。これからは古馬の中でも戦っていけるよう、力を伸ばしていきたいです」

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