オレノココロの成長力に期待
◎にはばんえい大賞典2着、秋桜賞3着のオレノココロを推します。コウシュハウンカイの安定感ばかりが取り上げられていますが、こちらも11戦連続3着以内と安定感ではヒケを取りません。また、障害でヒザを着いた秋桜賞でもすぐに立て直して3着入線した大人びた内容にも逆に好感が持てます。馬体増とともに成長しているのでしょう。このあたりで再び勢力図が入れ替わることも少なくありませんが、そういったパターンにも対応できる馬となると、オレノココロがもっとも相応しい気がします。
○は秋桜賞を完勝したセイコークイン。秋桜賞ではコウシュハウンカイやオレノココロとは30㎏の重量差がありましたが、今回も同じ重量差で最軽量。近2走とも自己条件で3着と順調に来ているだけにここも有力でしょう。
▲は今年7月に復帰して6連勝を飾ったホクショウサスケ。確かに障害で止まってしまった前走内容から重量が増量されるのはマイナスかもしれませんが、秋桜賞ではオレノココロと並んでのゴールインだっただけに、巻き返しがあっても不思議ではありません。
△にばんえい大賞典では2着のオレノココロに競り負けての3着でしたが、それ以降は6戦連続連対中のコウシュハウンカイ。好位で立ち回れて障害も上手。これと言った死角は見当たりませんが、特化した武器もありません。武器を持たない馬が勝ちを意識する(乗り方を変える)と意外な敗戦を喫することもあるので狙い下げました。
他ではばんえい大賞典を完勝したコウシュハクィーン。休養明けの秋桜賞は先頭で障害に辿り着けなかったことも影響して6着に敗れたものの、その後の2戦ではコウシュハウンカイを2着に降し、2連勝しました。この馬は障害を先頭で降りて力で捻じ伏せるというのが勝ちパターンですが、今回は同型セイコークインとの兼ね合いを考えて狙い下げました。
あとはこれまではレース序盤で置かれてしまうために、馬場の重たいレースに良績が集中していましたが、前走では置かれずにスムーズに追走できたことが大きな収穫のオホーツクノタカラ。もともと道中であまり刻まずに、ジワジワ位置取りを押し上げていくスタミナの持ち主だけに、テンのスピードが強化されたならば、そのうち重賞で穴を開けるでしょう。
◎ (2)オレノココロ
○ (7)セイコークイン
▲ (9)ホクショウサスケ
△ (5)コウシュハウンカイ
△ (6)コウシュハクィーン
△ (1)オホーツクノタカラ
3連単1頭軸マルチ
2→7,9,5,6,1 各100円 計6000円