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2012年11月 アーカイブ

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11/11クインカップ予想 山崎エリカ

2012年11月11日(日)

近走充実のアアモンドマツカゼに期待

 トライアル紅バラ賞のほぼ再戦となるメンバー構成。紅バラ賞の勝ち馬アグリコトブキがその後の除外でレース間隔が開いての出走となるここは同レース2着馬アアモンドマツカゼを◎とします。また、アグリコトブキはそのときからハンデが30㎏増量されるのに対して、アアモンドマツカゼは20kgしか増量されないという点でも好ましいです。

 ○はトップハンデ690㎏を背負いますが、牡馬相手の銀河賞で2着の実績馬アグリコトブキ。▲は紅バラ賞の3着馬で近2走も充実のアグリローズ。

 あとは△に銀河賞の3着馬ブラックパール。自己条件の前走では9着でしたが、勝ち馬から7.3秒差と大きく離されてはおらず、レース間隔が開いたことを考えれば悪くない内容でした。上積みがあれば上位争いが可能でしょう。

 他では◎アアモンドマツカゼ、○アグリコトブキと同重量を背負って紅バラ賞5着のヘイセイオトメ。自己条件の前走は8着大敗でしたが、障害はキッチリまとめていたし、前々走では前走と同じ勝ち馬フクノカミカゼと差のない競馬をしているだけに巻き返しの余地はあるでしょう。前走大敗でイメージダウンなら狙う価値はあるでしょう。また、最近は10頭立のレースが多いせいか、10コースでも極端な不利はありません。

 ◎ (9)アアモンドマツカゼ
 ○ (3)アグリコトブキ
 ▲ (4)アグリローズ
 △ (7)ブラックパール
 △ (10)ヘイセイオトメ

 人気をなぞったような予想なので、あえて均等買いにしてアグリコトブキ以外の馬の好走を期待します。

 馬複
 9-3,4,7,10 各1500円

11/11クインカップ予想 矢野吉彦

アアモンドマツカゼvsブラックパール

 アハハハハ。もう笑うしかなくなってきました。斎藤さんの絶好調ぶり、とてもじゃないけどかないませんよ! この"スゴさ"を、当ブログをご覧のみなさん以外にもお知らせしたいので、近々東スポかNetkeibaのコラムに書かせていただこうかと思っています。
 それにひきかえ、私の予想は、ハハハハハ。こちらも笑うしかないでしょう。それでも重賞レースは巡ってきます。今回はクインカップです。

 ここ数戦、好調をキープしているアアモンドマツカゼの重量が、アグリコトブキより10㎏軽く、アグリローズとは同重量になりました。紅バラ賞との比較からすると、かなり有利な条件と言えます。まずこれは外せないでしょう。この馬がコケてくれないと高配当は望めませんが、今の私にとっては当てることが大事。素直に同馬を買いますよ。
 もう1頭浮上してくるのがブラックパール。前走でアアモンドマツカゼに完敗していますが、ばんえいオークスで2着した馬です。前走はレース間隔が開いての出走。それをひと叩きしたことで変わってくると考えましょう。オークスでは、勝ったアグリコトブキと同重量でしたが、今回はこちらも10㎏軽い荷物になりました。アアモンドマツカゼ対ブラックパールのV争いと見て馬券を買いましょう。
 ここはフォーメーションで行きます。1着はアアモンドマツカゼとブラックパール。2、3着には、この2頭とドリームテンリュウ、アグリコトブキ、アグリローズ。買い目は24点なのでこれを200円ずつ買います。そして、このフォーメーションの1、2着は同じで3着アローティファニーにしたもの(8点)を100円ずつ。残った400円で、1、2着アアモンドマツカゼ、ブラックパール、3着アグリコトブキ、アグリローズというのを買い足します。

 3連単
 7,9→1,3,4,7,9→1,3,4,7,9 200円 計4800円
 7,9→1,3,4,7,9→8 100円 計800円
 7,9→7,9→3,4 100円 計400円

 今年もだんだん押し詰まってきました。12月を迎える前に、なんとか連敗を脱出したいと思っているんですけどねぇ、ハハハハハ。では、今回はこのへんで。

11/11クインカップ予想 須田鷹雄

アローティファニーの2、3着付け

 ひとり好調な斎藤さんを除き、残り3人は苦戦中。ここからシーズン末までは否応なしに穴を狙わざるをえない。
 穴を狙うときは逃げ先行馬から、というのが私の信条なので、◎アローティファニーを狙う。実績不足、重賞経験なしは承知の上だ。
 溜めてもいいところのない馬だけに、ここも前々で競馬はするはず。障害は悪くないタイプなので、670キロでもそれなりにまとまった競馬はできるはず。あとはひとえに他馬がどんな競馬をするかで、言葉は悪いが人気上位馬のミス待ちだ。
 重賞になると予想外に障害で手こずる馬も出るので、あとは上位馬からそれが何頭出るか。3頭あっさり下りてしまったりしたら手も足も出ないが、1~2頭ならば3連単の2,3着で穴になる。○▲△△△の5頭を1着候補に、注の2頭を加えた7頭を2,3着候補として残り1枠に◎を入れる変則的な3連単(本命馬なのに、勝ったらハズれる)でいってみたい。

 ◎8アローティファニー
 ○9アアモンドマツカゼ
 ▲4アグリローズ
 △3アグリコトブキ
 △7ブラックパール
 △10ヘイセイオトメ
 注1ドリームテンリュウ
 注2マリンチャンス

 3連単
 3,4,7,9,10→1,2,3,4,7,9,10→8
 3,4,7,9,10→8→1,2,3,4,7,9,10
 各100円

11/11クインカップ予想 斎藤修

2012年11月10日(土)

充実ぶり目立つアアモンドマツカゼ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎9アアモンドマツカゼ
 ○7ブラックパール
 ▲3アグリコトブキ
 △2マリンチャンス
 △1ドリームテンリュウ
 △8アローティファニー

 3連単1頭軸マルチ
 9→1,2,3,7,8 100円 計6000円

 前回のばんえい菊花賞は、3着のアサヒリュウセイがよく馬券に引っかかってくれたと思う。今回もオッズは気にせず、軸馬から手広く流す。4歳牝馬のレースゆえ突然大駆けするような馬がいても驚けない。

今週の見どころ(11/10~11/12)

2012年11月 9日(金)

 11月10日(土)より、ばんえい十勝ではディ開催がスタート。発走予定時刻(通常時)は、第1レース=11:30、メイン第11レース=17:05となります。なお、スカパー!795chの放送時間も10:30~18:00(13:30までは有料放送)へと繰り上がりますのでご注意ください。
 11月10日(土)、11日(日)の両日、帯広競馬場では、「全道祭典ばんば1歳馬決勝大会」が行われます。道内における市町村ばんば大会で優秀な成績を収めている1歳馬たちが競うもので、ここから未来のばんえい競馬を背負って立つ馬が現れるかもしれません。ぜひご注目ください。

 11月10日(土)のメイン第11レースは、ピヤシリ特別(B1級-1組・17:05発走予定)
 実績では10月22日のペルセウス特別(A2級-1・2組決勝混合)で僅差3着に健闘したスーパーオーサンでしょう。続く前走B1級-1組は雨中のレースで高速決着となり8着(1番人気)でしたが、障害のキレは引き続き良好でした。使い詰めながらも馬体重は増加傾向と状態は良さそうで、ここは巻き返しの期待が高まります。
 目下の充実度では次の2頭。2連勝中のフクノカミカゼは特別に入ると勝ちきれないものの、前走の勝ちっぷりが鮮やか。勢いに乗りたいところでしょう。オーゴンプリンセスは近4走が3、2、2、2着と好調。4走ともフクノカミカゼとの対戦で、1勝3敗でしたが、唯一先着したのが3走前のヒイラギ特別(B1・B2級決勝混合)。特別戦ではこちらにアドバンテージがあるかもしれません。
 障害次第の面はあるものの末脚のキレでは上位のキタノオーロラ、ヒイラギ特別を制している4歳馬タッピイサムらも争覇圏です。

 11月11日(日)のメイン第11レースには、4歳女王決定戦・第37回クインカップ(17:10発走予定)が行われます。
 アグリコトブキブラックパールが一騎打ちを繰り広げたばんえいオークスから約1年が経ちましたが、今年9月に行われた牡馬混合の銀河賞でもこの2頭が2、3着に好走するなど、勢力図に大きな変化はなさそうです。トライアルの紅バラ賞(10月13日)もアグリコトブキが勝ちましたが、今回はA2級に昇格しており、690キロと最大20キロ差のトップハンデを課せられているためやや厳しそう。ブラックパールと、紅バラ賞2着のアアモンドマツカゼの争いでしょう。
 ブラックパールはハンデに恵まれたとはいえ、8月のオッズパーク杯ダークホース賞(3歳以上青毛馬選抜)でオープン経験馬のオレワスゴイを完封するなど力をつけています。紅バラ賞は回避し、ひと息後の前走を叩かれて、ここへ向け態勢は整ったという感があります。今回は680キロでの出走となります。
 同じく680キロのアアモンドマツカゼは4歳になっての地力強化が著しく、今季すでに7勝をマークしています。紅バラ賞では同重量のアグリコトブキを2秒2差まで追い詰めています。こちらも重賞制覇の期待が高まります。
 アグリローズは紅バラ賞では3着同着。その後の2走も好走しており、今回は藤野俊一騎手に戻ってどんなレースを見せるのか注目です。この馬も負担重量は680キロです。
 マリンチャンスも近6戦で5勝と勢いがあります。しかし、唯一負けたのが紅バラ賞(8着)だけに、重量が重くなるここでの扱いは難しいところ。とはいえ670キロは有利で、障害さえまともなら上位に食い込む力は持っていそうです。

  11月12日(月)のメイン第11レースは、暑寒別岳特別(A1級-1組・17:05発走予定)
 好調馬揃いですが、その筆頭格といえるのがアオノレクサスです。近6走が4勝、2着1回。唯一連対を外したのが2走前の能取湖特別(10月27日・A1級-1組混合)。優勝争いを繰り広げながら最後に詰めを欠いて6着でしたが、もともとそういう面がある馬です。スピード自慢であり、軽馬場が予想される今回は、最後まで踏ん張れる確率が高いでしょう。
 ウメノタイショウは能取湖特別も含め3戦連続2着。障害が安定しており、展開が向けばいつ勝利を手にしてもおかしくありません。
 能取湖特別では競走除外だったオレワスゴイは、その前にはオープン混合特別で圧勝していた戦歴があります。A1級-1組特別の上位常連ライデンロックは能取湖特別では競走中止だったものの、馬体重が戻っており、立て直されれば当然上位をうかがう存在といえます。
 ユーファンタジーは成績が安定しませんが、障害がスムーズなら、豪快に差し切った能取湖特別の再現もありそうです。

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