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2012年7月 アーカイブ

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7/29はまなす賞予想 斎藤修

2012年7月27日(金)

トップハンデでも連軸はオイドン

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎7オイドン
 ◯4レットフジ
 ▲1フジダイビクトリー
 △6テンカムソウ
 △3カチナノリー
 △5ニシキエーカン

 4歳になってからのオイドンなら、50キロ差があっても馬券圏内は外さないと見る。
 1頭軸3連単マルチで60点に収めるにはどうしようかと考えて、ライラック賞も柏林賞も大敗のアグリコトブキにご遠慮いただいた。

 3連単1頭軸マルチ
 7→1,3,4,5,6 100円 計6000円

今週の見どころ(7/28~7/30)

 7月28日(土)、スパーキングナイター開催中の川崎競馬場で、帯広第2レース以降の場外発売が行われます。当日、川崎競馬場では、ばん馬とのふれあい、ばん馬と綱引き対決、ばん馬デモ走行、競馬著名人によるトークショーなど盛りだくさんのイベントが行われます。お近くの方はぜひお越しください。

帯広競馬場でのイベントはこちら
レラ・スポット北彩都場外でのイベントはこちら
BAOO高崎でのイベントはこちら

 7月28日(土)のメイン第11レースは、ビッグウエイトカップ(3歳以上重馬体重馬選抜・20:00発走予定)。通算収得賞金210万円以上の馬から前回出走時の馬体重が重い順に選定されます。
 5頭いるオープン馬から、ひとまずナリタボブサップに期待。近4走が4、2、2、5着と勝ち切れませんが、このレースでは07年2着、08年1着、09年2着、10年2着(休養中だった昨年は不出走)と連対率100%。抜群のレース相性を考えれば今年も軸は外せないでしょう。
 前走北斗賞で古馬重賞初制覇を果たしたキタノタイショウ、同3着ホクショウダイヤは、基礎重量が軽くなるのが歓迎のタイプ。ともに末脚がしっかりしているだけに、障害次第では、ナリタボブサップを負かす可能性も十分です。
 条件級馬では、シベチャタイガーに期待。09年9着、10年5着とこのレースでの実績はありませんが、09年はオープン格付でトップハンデ、10年は前走大敗と臨戦過程に不安がありました。しかし、今年はA2級格付とハンデ有利で、目下2連勝中と好調。オープン勢に割って入るシーンもありそうです。

 7月29日(日)のメイン第11レースには、3歳・4歳混合による重賞・第24回はまなす賞(20:05発走予定)が行われます。
 重賞に再度格付けされた近2年では、3歳馬は昨年2着に入ったのみで4歳馬が上位をほぼ独占。今年も4歳が有力でしょう。ただし、トップハンデ馬は5、7着に敗れています。
 注目は4歳馬のなかからフジダイビクトリー。前走の4歳重賞・柏林賞(6月24日)で、ばんえい菊花賞以来となる重賞2勝目を挙げました。引き続きハンデには恵まれた印象だけに、重賞連勝の期待が高まります。
 実力どおりなら、唯一のオープン馬オイドンは外せません。6月3日のライラック賞(4歳オープン)では最大60キロ差のトップハンデを克服して勝利し、前走柏林賞でも30キロ軽いフジダイビクトリーを2秒6差まで追い詰め2着でした。今回、同馬とは20キロ差となりますが、トップハンデ馬が苦戦という傾向は気になります。
 ライラック賞で1番人気を裏切った(7着)レットフジは、柏林賞では鋭く追い込んで3着と巻き返しており、引き続き注目が必要でしょう。

  7月30日(月)のメイン第11レースは、デネブ特別(A2・B1級-1組混合・20:00発走予定)
 格上のA2級勢は、近走勝ち切れない馬が多いですが、ベニインパクトが前走(A2・B1級決勝混合特別)で見せた豪快な差し切り勝ちは見事でした。今回は半数が格下のメンバーだけに連勝のチャンスでしょう。
 このところ精彩を欠いていたミサキスペシャルですが、前走A1・A2級-1組混合特別でユーファンタジーと激しい追い比べの末、同タイムの2着で復活気配。そのユーファンタジーは、その後オープン・A1級-1組混合特別でカネサブラックの2着など目下躍進中だけに、ミサキスペシャルも続きたいところでしょう。
 キタノストロングはB1級-1組の上位常連。今季12戦3勝、2着2回、3着4回の堅実な成績で、別定5キロを課せられてからの2回の特別でも3、3着です。今回はA2級との対戦ですが、相手なりに駆けるタイプだけに、まず大崩れは考えられません。
 B1級の4歳牝馬ブラックパールは古馬混合で初の特別挑戦ですが、最軽量ハンデが魅力。障害巧者だけに格負けしないでしょう。

今週の見どころ(7/21~7/23)

2012年7月20日(金)

 8月12日に実施される今季最初のBG1・ばんえいグランプリファン投票の中間発表が7月15日に行われました。1位はカネサブラック(365票)、2位がナリタボブサップ(261票)、3位がオイドン(159票)、以下、キタノタイショウアオノレクサスフクドリホクショウダイヤと続きます。投票上位7頭と、番組賞金上位3頭(投票選出馬除く)が出走権を獲得します。投票受付は、22日(日)18時までとなっています。ぜひご参加ください。

ミントスポット北見場外でのイベントはこちら

 7月21日(土)のメイン第11レースは、サンポット杯(A2・B1級-3組混合・20:00発走予定)
 格上のA2級馬は2頭が出走していますが、なかでもクロフネオーザンに期待します。近3走はA1級との対戦などで人気を裏切る結果になっていますが、今回の相手はほとんどが格下。4走前のA2・B1級混合(6月17日)では勝利実績があり、巻き返しのチャンスでしょう。
 B1級勢は力量が接近していますが、前走ユリウス特別(A2・B1級決勝混合)で5着ライズドラゴンに注目。ベニインパクト、ブライトダンサーと追い込み馬がワンツーを決めましたが、この馬も第2障害ひと腰、3番手からしっかり伸びていました。今回も同じA2級混合ですが、前走よりは戦いやすいメンバーといえます。
 ホクショウバンクはユリウス特別で8着。やや障害に不安が残る現状ですが、昨季終盤はオープンで好勝負していた地力を考えれば軽くは扱えません。

 7月22日(日)のメイン第11レースは、オッズパーク賞・サマーカップ(オープン・A1級混合・20:00発走予定)。A1級のアオノレクサスが回避し、9頭立てとなりました。
 実績上位のオープン馬ホッカイヒカルカネサブラックが有力でしょう。
 ホッカイヒカルは、今季最初の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯で勝利。別定10キロ増となった直後2走は苦戦しましたが、それにも慣れた近3走は3、3、4着と大崩れなく走っています。今回は、カネサブラックとともに最大40キロ差のトップハンデですが、引き続き好走の期待がかかります。
 カネサブラックは、近2走の重賞で1、2着と一時のスランプから脱したようです。ただ、重賞以外では、近走やや不振なのが気がかりです。
 A1級勢はハンデ差がありますが、一角崩しまで。近2走はともに勝ち馬と1秒差以内の2、4着と好調なオレワスゴイ、6月10日の同条件特別を制したホリセンショウらが続きます。

  7月23日(月)のメイン第11レースは、ルビー特別(A2・B1級-2組混合・20:00発走予定)
 生涯初の特別出走となるスーパーハヤトに注目します。今季7戦して2勝、3着4回という堅実な成績。2つの勝ち星も、第2障害離れた5番手からの差し切り、逃げ切りと柔軟に動けるタイプのようです。今回は勝ちみに遅いメンバーが揃っただけに、この馬の決め手が生きるでしょう。B1級昇級初戦でも侮れません。
 格でいえば今季A1級-1組混合特別で3着があるジャングルソング。差して届かないことも多いですが、障害次第では勝利が望めます。
 キョウエイボーイヒロノドラゴンアアモンドヤマトらは障害を早めに越えてどこまでやれるでしょうか。

北斗賞 予想結果

2012年7月16日(月)

山崎:3連複3-5-9 100円的中! 収支-4,700円
須田:ハズレ 収支-6,000円
斎藤:ハズレ 収支-6,000円
矢野:ハズレ 収支-6,000円

【ここまでの集計】
投資額 6,000円×4R=24,000円

須田 鷹雄  -1,400円
斎藤  修 -18,800円
矢野 吉彦 -20,750円
山崎エリカ -22,700円

7/15北斗賞回顧

キタノタイショウ古馬重賞初制覇!

 15日(日)は重賞・北斗賞(3歳以上オープン)が行われ、単勝5番人気のキタノタイショウが優勝。重賞6勝目を挙げると同時に、古馬重賞初制覇を果たしました。

 馬場水分は1.9%と重めの馬場でしたが、ナリタボブサップ、ホクショウダイヤあたりが引っ張り、馬場水分のわりにペースはやや速め。カネサブラック、キタノタイショウなどが先行集団を形成して第2障害を迎えました。
 大方の予想通り、真っ先に障害に挑んだのはナリタボブサップで、一気に天板付近まで駆け上がります。やや遅れてギンガリュウセイ、カネサブラックが仕掛け、外からホクショウダイヤ、内のキタノタイショウも続きます。しかし、二の腰が入ったナリタボブサップが先頭でクリア。抜群のかかりを見せたカネサブラックとキタノタイショウが並んで障害を下り、やや苦しみながらもホッカイヒカルとホクショウダイヤも難関を突破しました。
 先行した3頭が三つどもえの様相を呈しましたが、なかでも際立った脚いろを見せたのはキタノタイショウ。残り30メートル付近で並ぶまもなく先頭に立ち、1馬身ほど抜け出します。そこでナリタボブサップの脚が止まり、追撃するのはカネサブラックのみ。しかしキタノタイショウの脚いろが鈍りはじめ、残り10メートル付近で半馬身差、残り5メートル地点でクビ差と着実にその差が詰まります。そして荷物がゴール線を越えるあたりで、完全に併走へ。目視では、ほぼ同時と思えた決着は、わずかに0秒2差でキタノタイショウが先着し、古馬重賞初制覇の栄冠を手にしました。3着にはしぶとく追い込んだホクショウダイヤが入線しています。

 しまいこそ甘くなったものの、キタノタイショウが悲願の古馬重賞初制覇。これまでもチャンピオンカップ2着や、今年の旭川記念4着など随所で力を示してきましたが、これで名実ともに古馬トップクラスに名を連ねたことになります。09年の3歳二冠馬が、待ちに待った本格化。今後も古馬重賞をおおいに盛り上げてくれる存在に違いありません。

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大河原和雄騎手「スタートがよかったのが、きょうのポイントでした。馬場は軽かったですし、最後もよく辛抱してくれました」

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