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7/15北斗賞予想 矢野吉彦

今回も10歳コンビがワンツー

 さぁ、なにはともあれ、そろそろ当てなきゃいけませんね。今回は古馬の重賞、北斗賞。まずは旭川記念で貫禄を見せたカネサブラックとナリタボブサップの10歳馬コンビについて考えましょう。
 両馬は5歳だった07年にこのレースに初参戦。それからの成績は、カネサブラックが6着、欠場、1着、1着、欠場。ナリタボブサップが7着、1着、3着、5着、欠場となっています。今回はともに2年ぶりの出走。初参戦の時を除いて、出れば頭を取っているカネサブラックを素直に軸にしていいと思います。
 一方のナリタボブサップ。ゴール前で甘くなることが多いこの馬が最近いい感じになってきているのは、フクイズミのような強烈な差し脚で迫ってくる馬がいなくなったからかもしれません。おととしの5着はふがいなかったですが、ここは巻き返してくるでしょう。前走に続いて両馬のワンツーになる可能性は高そうです。
 ところで、この古豪に他の馬がどうしてなかなか勝てないのか。それは、他の馬が、ほとんど帯広コースだけでレースをしてきたから、という気がします。帯広単独開催になってからのばんえい競馬は、力で勝負というより、スピード比べになってきていると思いませんか? 若馬のうちに出世するのはスピードのある馬。それが、重いソリを引く古馬の重賞になると、パワー不足で勝負にならない。4場持ち回りで開催していた頃をどれだけ経験しているかで、古豪たちとそれより下の世代の間に格差があるような・・・。これって、私だけの偏見でしょうか。
 それはともかく、あらためてこのレースの過去を振り返ると、ホクショウダイヤが09年は2着、10年は3着と健闘しています。このレースへの相性の良さと見て、この馬もピックアップ。さらに、去年は5歳のキタノタイショウが3着。5歳でこの成績は大したもので、ひょっとしたらこのあたりの重量がこの馬にはちょうどいいのでは、と考えて、これも買うことにします。
 逆に、旭川記念3着のホッカイヒカルは、800㎏超の重量に良績なし、ということで、これまで狙ってきた馬ではありますが今回は思い切って外しちゃいます。これが吉と出るか凶と出るか?
 で、馬券は、カネサブラックとナリタボブサップを1、2着と1、3着、さらに2、3着にした3連単。もう1つの着順にホクショウダイヤとキタノタイショウをマークします。2頭軸3連単マルチにしないのは、購入金額にメリハリをつけるため。カネサ+ナリタが1、2着のパターンを700円ずつ、1、3着のパターンを500円ずつ、2、3着のパターンを300円ずつで計6000円としておきます。では、今回はこのへんで!

 3連単
 4,5→4,5→3,9 700円 計2800円
 4,5→3,9→4,5 500円 計2000円
 3,9→4,5→4,5 300円 計1200円

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