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2011年9月 アーカイブ

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9/18銀河賞予想 山崎エリカ

実績上位馬不振でダイリンビューティから

 今回の出走メンバーで実績上位なのは、重賞の勝ち馬でその後もオープンで戦っているテンマデトドケやトレジャーハンターでしょう。しかし、テンマデトドケは近走不振、トレジャーハンターは8月7日のはまなす賞以来の一戦となり、馬場が軽くなるのはプラスでしょうが、重量が重くなるのは好ましくありません。それならば3走前にA1-1・2組を勝ち、近2走オープンで戦っているダイリンビューティでも勝負になるでしょう。

 ダイリンビューティは前走の紅バラ賞では軽重量馬2頭に先着を許しての3着でしたが、近走の充実度やいつも安定して走ることなどを考えると今回でも上位争いに加われそうです、また、それほどパワーがあるタイプでもないので軽馬場もプラスと見て、同馬を◎に推します。

 ○は前走のように自分のペースで競馬ができないと脆さを発揮するタイプですが、ばんえいダービーを勝ったように、自分のペースで競馬ができると強いミスタートカチ。今回の相手ならば先手を奪える可能性が高いと見ます。

 ▲は柏林賞の勝ち馬ではまなす賞でも1番人気に支持された実績馬のレットダイヤ。近走も障害をキッチリまとめていることから、極端な調子落ちはなく、今回の相手なら上位食い込みの余地はあります。

 あとは△に柏林賞2着、はまなす賞3着のファーストスター。近2走の内容からも軽視はできません。他では重賞初挑戦になりますが、今季7勝の上がり馬はリキエイ。近2走不振も柏林賞3着、はまなす賞1着のツジノコウフクヒメ。

 ◎ (3)ダイリンビューティ
 ○ (10)ミスタートカチ
 ▲ (9)レットダイヤ
 △ (4)ファーストスター
 △ (1)リキエイ
 △ (2)ツジノコウフクヒメ

 馬複を保険に3連単1頭軸マルチで勝ってみたいところですが、意外と馬複で厚めに買ったほうが高回収率のような気がするので(当たればですけどね)、馬複でまとめます。

 馬複
 3-10,9 各1500円
 3-4,1,2 各1000円

9/18銀河賞予想 矢野吉彦

2011年9月17日(土)

はまなす賞上位馬の三つ巴

 いやいや、ばんえいの3連単は難しいけどおもしろいですね。前回のばんえい大賞典、予想はかなりいい線行ってたんですけど、ちょっと凝った買い方をしたら外れちゃいました。斎藤修さんに「ボクみたいに軸1頭、相手5頭の3連単マルチにしておけばよかったのに」と言われちゃいましたが、当コラムは「こういう買い方はいかがですか」という意味で書いていますから仕方ありません。予想の軸はぶれていないので、あとは買い方次第なわけですから(負け惜しみ!)。

 さて、銀河賞。はまなす賞でお世話になったツジノコウフクヒメでもう一丁といきたいところですが、当時に比べてファーストスターやレットダイヤとの重量差が10㎏縮まっています。すんなりここも軸馬に、というわけにはいかないでしょう。
 だったらここは、ファーストスターを狙ってみたいですね。同世代同士の重賞、ばんえいダービーで3着、柏林賞で2着という実績があれば、中心に推してもいいはずです。
 そうは言っても、レットダイヤ、ツジノコウフクヒメとは三つどもえの様相。ひとまずこの3頭を中心馬としておきます。あとは穴馬候補。ホクショウバトルが復調気配、ミスタートカチも侮れず、リキエイ、ダイリンビューティが好調キープとあれば、手広く買って、高配当を狙ってみるのもおもしろそう。そこで今回は、3連単を3つのパターンで買ってみます。
 まずはファーストスター、レットダイヤ、ツジノコウフクヒメの3頭ボックス。買い目は6点です。
 次にフォーメーション。1、2着にファーストスター、レットダイヤ、ツジノコウフクヒメ、3着にその3頭+ホクショウバトル、ミスタートカチ、リキエイ、ダイリンビューティをマークしたものを買います。買い目は30点。
 そしてもう1つのフォーメーション。1、3着にファーストスター、レットダイヤ、ツジノコウフクヒメ、2着にホクショウバトル、ミスタートカチ、リキエイ、ダイリンビューティというのを買います。この買い目が24点です。
 これをすべて100円ずつ買うと計60点で6000円ですが、中心馬の3頭で決まるパターンをそれぞれ200円ずつ厚めに買ったことになります。うまく配分できました。

 3連単
 ボックス2,4,9 100円 計600円
 2,4,9→2,4,9→1,2,3,4,6,9,10 100円 計3000円
 2,4,9→1,3,6,10→2,4,9 100円 計2400円

 私と同じように買うには手間がかかりますので、その場合はどうぞお早めに。さぁ、3連単初的中となりますか? では、今回はこのへんで。

9/18銀河賞予想 須田鷹雄

スピード勝負でトレジャーハンター

 4歳世代はこれまでの対戦成績がお互い勝ったり負けたりのうえ、近走内容で抜けた存在もいない。リキエイあたりは安定しているが、じわじわ出世してきた馬で700キロ台が初経験というのはやはり気になる。

 もうひとつの材料は雨。土曜夜から日曜にかけての帯広は50~60%の降水確率という予報が出ており、馬場が軽くなる可能性がある。
 
 人気落ちしているタイミングの馬+軽めの馬場という条件から、◎トレジャーハンターを狙ってみたい。そもそも柏林賞では人気だったわけだし、最近の適性はスピード寄りになっている。

 ファンから見て印象が悪いのは鈴木恵→浅田の乗り替わりだろうが、この馬は浅田騎手とのコンビでも(4-4-2-10)。複勝率50%なら人気薄で3連単の軸としては悪くない。

 馬券は3連単の軸1頭マルチで。5頭相手にしてもヒモ抜けしそうな怖さがあるレースだが......。

 ◎8トレジャーハンター
 ○9レットダイヤ
 ▲1リキエイ
 △4ファーストスター
 △10ミスタートカチ
 △2ツジノコウフクヒメ

 3連単1頭軸マルチ
 8-1,2,4,9,10 100円 計6000円

9/18銀河賞予想 斎藤修

格付け上位ダイリンビューティから

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎3ダイリンビューティ
 ◯4ファーストスター
 ▲8トレジャーハンター
 △9レットダイヤ
 △2ツジノコウフクヒメ
 △6ホクショウバトル

 3連単1頭軸マルチ
 3-2,4,6,8,9 100円 計6000円

今週の見どころ(9/17~9/19)

2011年9月16日(金)

 9月18日(日)のメインは4歳重賞・銀河賞。翌19日(祝・月)のメインには3歳オープンの秋桜賞、18日、19日の準メインにはそれぞれ2歳の牝馬、牡馬によるオープン特別が組まれています。今週は若い世代の戦いにご注目ください。

帯広競馬場でのイベントはこちら

 9月17日(土)のメイン第11レースは初秋特別(オープン-1組混合・20:05発走予定)
 前走ポテト特別(オープン-1組混合)は最下位だったコマクインが巻き返しなるかに注目です。フクイズミ、ホクショウダイヤらオープンの強豪相手で、第2障害でスムーズさを欠いてはこの結果も仕方ないところです。しかし、今回は相手関係が楽になり、しかも手綱が主戦の尾ヶ瀬馨騎手に戻ります。もともとは障害巧者だけに、立て直しの期待がかかります。
 アグリミズキは同じ前走で4着。上位3頭からは離されたものの、相手関係を考えれば大健闘といえるものでした。ここは、その1~3着馬が不在だけに前進が期待できます。
 トウリュウは同7着。とはいえ、前々走ではオープン決勝混合を差し切っており、実績では上位のものがあります。
 前走A2級-1組特別快勝で意気上がるインフィニティーも争覇圏でしょう。

 9月18日(日)のメイン第11レースには4歳三冠の第2弾・第19回銀河賞(20:05発走予定)が行われます。
 ファーストスターは、三冠第1弾・柏林賞(6月26日)では2着。離れた第2障害クリアから末脚を伸ばすと、2番手で粘るツジノコウフクヒメ(3着)をゴール前で捉え、勝ったレットダイヤから5秒6差でした。3歳・4歳重賞はまなす賞(8月7日)でも離れた障害4番手から、勝ったツジノコウフクヒメの3着に追い込んでいます。差し脚質なので展開に左右される面はありますが、同世代限定オープン戦では勝てないまでも安定した成績を残しており700キロも有利。そろそろチャンスが廻ってきそうです。
 リキエイ(700キロ)は今季7勝を挙げている上がり馬。前走B1・B2級決勝混合特別では3着と、ファーストスター(5着)に先着。重賞出走は今回が初めてですが、夏に力をつけてきた馬の勢いは侮れないものがありそうです。
 はまなす賞を制するなど障害力を武器に躍進しているのがツジノコウフクヒメ(680キロ)。ファーストスターとのハンデ差が20キロだった柏林賞ではゴール前で同馬に差されており、今回も20キロ差。逃げに持ち込んでファーストスターの追撃を振り切ることができるでしょうか。
 ダイリンビューティ(700キロ)は昨年12月にばんえいオークスを制した実績馬ですが、その後は障害で崩れるレース続き。今季は、ここまで重賞は使わず、平場・特別のみに出走しながら徐々に立て直してきた感があります。前走の4歳牝馬オープン特別では、今回と同じ20キロ差でツジノコウフクヒメ(7着)に先着し3着。3歳女王復活は目前といった印象を受けます。
 柏林賞馬レットダイヤ(710キロ)も有力。トレジャーハンター(720キロ)は近走、同世代限定戦では人気を裏切っていますが、ハンデ差的には巻き返しがあっても驚けません。

 この日の第10レースは、いちい賞(2歳牝馬オープン・19:25発走予定)。翌19日第10レースの青雲賞(2歳牡馬オープン)とともに、2歳世代三冠の初戦・ナナカマド賞(10月9日)のトライアルになっています。
 8月14日に行われた同条件の白菊賞で一騎打ちを繰り広げたミヤビクィーンニシキウンカイがここも有力視されます。ほかの7頭より5キロ重くても問題にしないでしょう。

  9月19日(祝・月)のメイン第11レースはオッズパーク杯秋桜賞(3歳オープン・20:05発走予定)。3歳三冠の二冠目・ばんえい菊花賞(10月23日)のトライアルです。
 三冠初戦・ばんえい大賞典を制したタカノテンリュウに引き続き期待。第2障害3番手から豪快に差し切っての重賞初制覇でした。今回もひと開催空け調整されており、二冠制覇へ向け勢いをつけたいところでしょう。
 ニュータカラコマは同3着。障害を越え一旦は先頭に立ちましたが、踏ん張り切れませんでした。今回はトップハンデですが、追い比べならこの馬に分がありそう。その後目下2連勝中と状態面では文句なしといえます。
 ばんえい大賞典では障害先頭クリアから2着に健闘したフジダイビクトリー、同6着だったもののその後2連勝と調子を上げているアアモンドジャンボも侮れません。

 この日の第10レースには青雲賞(2歳牡馬オープン・19:25発走予定)が組まれています。今年の2歳世代は、昨年のオイドンのような抜けた馬がいない印象です。
 ここも混戦模様ですが、勝ち切れないものの障害巧者のオメガグレート、決め手あるニシキエーカン、デビューから5戦4勝の素質馬ヤマノウンカイの三つどもえといえそうです。

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