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2011年9月 アーカイブ

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今週の見どころ(10/1~10/3)

2011年9月30日(金)

 今季のばんえい十勝ナイターは、残すところ今週、来週の6日間となりました。今週の土曜、10月1日のメインは3歳牝馬オープンによるばんえいプリンセス賞。11月20日に行われるばんえいオークス(BG1)のトライアルになっています。この世代の牝馬限定オープン戦は、3月27日の福寿草賞以来、約半年ぶりの実施。その間、牡馬に揉まれ力をつけてきた乙女たちの激突にご注目ください。

帯広競馬場(10月2日は入場無料)、その他でのイベントはこちら
※10月3日(月)には川崎競馬場で、帯広第7~第12レースの場外発売を実施。同競馬場では、矢野吉彦アナによる場立予想(スパーキングルーム横を予定)が予定されています。

 10月1日(土)のメイン第11レースは、ばんえいプリンセス賞(3歳牝馬オープン・20:05発走予定)
 近況充実のブラックパールに注目が集まります。7月以降の7戦で6連対と絶好調。紅一点だった前走9月19日のオッズパーク杯秋桜賞(3歳オープン)では、勝ったニュータカラコマにはちぎられましたが、とかちダービー3着馬ホクショウバルトの猛追を振り切り2着を死守しています。ライバルといえるヤマトホマレが出走を回避しただけに、トップハンデでも負けられない一戦といえます。
 相手にも近走好調馬をとります。2月に行われた重賞・黒ユリ賞4着馬で目下4戦連続連対中のアグリコトブキ、3戦連続して2着のアアモンドマツカゼは3月の福寿草賞(3歳牝馬オープン)で逃げ切り勝ちを収めた実績もあります。
 ツジノサクラは、兄がツジノコウフク、姉には今年8月にはまなす賞を制したツジノコウフクヒメがおり、この馬も障害巧者。特別のここで変わり身を見せる可能性もありそうです。

 10月2日(日)のメイン第11レースはマロニエ賞(オープン-1組混合・20:05発走予定)。オープン3頭、準オープン(360万円未満)5頭により争われます。
 中心は、オープンのギンガリュウセイでしょう。前走岩見沢記念では、フクイズミには突き放されたものの2着に健闘。連続連対を3とし障害巧者が完全復活といった印象です。今回は相手関係が格段に楽になりました。別定5キロ増となりますが、引き続き好勝負必至といえます。
 キタノタイショウは前走岩見沢記念では9着でしたが、こちらもこの相手関係なら、巻き返してくるはずです。
 準オープンの大将格はアグリミズキ。前走初秋特別(オープン-1組混合)では、5キロ軽いコマクインをゴール前できっちりとらえて勝利を収めています。今回は相手強化となりますが、軽ハンデを生かして割って入る可能性は十分といえます。
 初秋特別では逃げ粘れなかったコマクインも、展開次第では残り目がありそうです。

  10月3日(月)のメイン第11レースは桔梗特別(オープン-2組混合・20:05発走予定)。オープンはホッカイヒカル1頭で、残り8頭は準オープン(360万円未満)格付です。
 復活気配のオレワスゴイに期待します。前々走で鮮やかに逃げ切って5カ月ぶりの勝利を挙げると、前走のオープン・A2級決勝混合特別では3着に差し込みました。勝ち馬より30キロ、2着馬より10キロ重かったことを考えれば、悪くない内容でした。今週から基礎重量が10キロ重くなっているのは障害巧者のこの馬にプラス。巻き返しなるでしょうか。
 トカチタカラも障害力が武器。8月以降の6戦では2着2回、3着1回、5着2回と安定しています。
 格でいえばホッカイヒカル。強豪に混じっての前走岩見沢記念は見せ場なしの6着でしたが、7月10日の同条件特別では第2障害6~7番手から追い込みを決め勝利しています。今回ここまで相手が下がれば主役を張れる資格十分といえます。
 トモエエーカンは8月以降の6戦では1勝ですが、障害さえ無難なら連対圏突入も考えられます。

岩見沢記念賞 予想結果

2011年9月26日(月)

斎藤:3連単7-8-5 100円的中! 収支+810円
矢野:ハズレ 収支-6,000円
須田:ハズレ 収支-6,000円
山崎:ハズレ 収支-6,000円


【ここまでの集計】
投資額 6,000円×9R=54,000円

斎藤  修 +10,260円
矢野 吉彦 -25,930円
須田 鷹雄 -43,480円
山崎エリカ -50,250円

9/25岩見沢記念回顧

フクイズミ岩見沢記念3勝目!

 25日は重賞・岩見沢記念(3歳以上オープン)が行われ、単勝1番人気に推されたフクイズミが優勝。08、10年に続く、このレース3勝目を挙げました。

 馬場水分は3.1%と、標準からやや軽めでしたが、基礎重量820キロの高重量戦だけに、道中はゆったりしたペース。ホクショウダイヤ、ニシキダイジンなどがレースを引っ張り、キタノタイショウもこれに併走する形でレースは進みました。
 第2障害で真っ先に動いたのはニシキダイジン。消耗戦に持ち込む意図か、やや早めの仕掛けで他馬を揺さぶります。ホクショウダイヤ、フクドリが動き、さらに少し遅れてギンガリュウセイ、フクイズミが登坂開始。じっくりためていたぶんか、ギンガリュウセイとフクイズミが一気に障害を駆け上がり、並んだまま先頭クリアを果たしました。
 この展開ならフクイズミ。障害を下りて即座に2馬身ほどの差をつけて先頭に躍り出ると、グイグイ加速してギンガリュウセイを突き放すばかり。しまいまで確かな脚いろを披露して、ゆうゆうと荷物を運び切りました。ギンガリュウセイは、フクイズミには突き放されたものの、最後まで粘り通して2着を確保。障害3番手でレースを進めたニシキダイジンが、そのまま3着となりました。

 フクイズミは昨季のヒロインズカップ以来となる重賞12勝目で、課題の障害を楽々と突破した内容に調子のよさがうかがえました。来月の北見記念を勝てば古馬四大記念重賞全制覇となるだけに、この調子を維持できるか注目です。
 ギンガリュウセイは昨年のこのレース4着から前進。今回はフクイズミが強すぎただけで、ニシキダイジンを抑えきった内容は上々と言えるでしょう。今後タイトル奪取の可能性も十分です。

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尾ヶ瀬馨騎手「馬の調子もよかったし、ハンデにも恵まれたので人気に応えることができました。前々で競馬ができたのは馬の気持ちが前向きだった表れで、第2障害さえうまく越えられれば勝てると思っていました。このレース3勝目ということは意識していなかったですが、フクイズミに合うレースかな、とは思っていました」

9/25岩見沢記念予想 山崎エリカ

2011年9月25日(日)

重賞ならニシキダイジン

 今シーズンはここまで古馬重賞が4度行われ、カネサブラックとニシキダイジンで勝敗を分け合いました。カネサブラックは北斗賞に出走していませんでしたが、それでも高重量を曳く重賞では現状2強と言えるでしょう。

 ニシキダイジンは前開催をスキップして、今回はメンバー中トップの840㎏の負担重量が課せられました。それは明らかにマイナス材料ではありますが、前走の赤兎馬賞の前までは4連勝していた馬。今回も上位争いは濃厚と見て、ニシキダイジンを◎に推します。

 ○は北斗賞の2着馬フクドリ。前走のポテト特別は障害に重点を置く、いかにもここ狙いのレース内容だっただけに、今回は相手筆頭と見ます。

 ▲は北斗賞4着、ばんえいグランプリ3着で、今年のばんえい十勝オッズパーク杯では2着に好走しているホクショウダイヤ。近2走でフクドリやニシキダイジンに先着し、抜群の安定感を見せています。

 あとは△に北斗賞3着、ばんえいグランプリ4着のキタノタイショウ。前走のポテト特別は道中何度も息を入れながらも、障害でヒザを折ったあたりが不安材料ではありますが、5歳になって力を付けているのは明らかなので巻き返しを期待します。

 他では今シーズン6月に復帰してから大敗続きですが、レースを使われながら減った体を徐々に取り戻したかつての王者トモエパワー。近2走は障害が悪いのですが、トモエパワーとしては道中でシッカリ息を入れることができなかったのも確か。高重量戦のここならそれなりに息が入れられると見て、同馬の一発を馬券に仕込みます。

 ◎ (5)ニシキダイジン
 ○ (2)フクドリ
 ▲ (1)ホクショウダイヤ
 △ (9)キタノタイショウ
 △ (4)トモエパワー

 馬複
 5-2,1 各2000円
 5-9,4 各1000円

9/25岩見沢記念予想 矢野吉彦

2011年9月24日(土)

有力馬5頭のボックスで

 よく考えないと当たらないだけでなく、考えすぎても当たらないのが馬券。3連単となるとなおさら、という気がしています。このへんで当てておかないと、この先、一発長打を狙わなければならなくなります。何とか岩見沢記念を当てたいですね。

 ばんえいグランプリの時と比べて、ニシキダイジンとの重量差が大きくなるフクイズミとキタノタイショウにとっては、チャンス到来と言っていいでしょう。でもそれは誰もが考えるところ。フクイズミが勝ちに行って障害でわずかに手間取ったり、キタノタイショウがまだ慣れたとは言えない高重量に少しでも苦しんだりしたら、やっぱりニシキダイジンか、となってもおかしくありません。また、ニシキダイジン同様にグランプリから10㎏増量となるホクショウダイヤは同レース後も好調をキープ。その勢いで馬が増量を忘れれば(?)、再度上位を賑わすことも考えられます。さらに、北斗賞で好走したフクドリも不気味な存在です。
 ということで、ここは素直なんだけど素直じゃない、有力馬同士の決着なんだけどちょっとした紛れがある、そんな決着を期待して、名前を挙げた5頭の3連単ボックス(100円ずつ)で行ってみましょう。

 3連単ボックス
 1,2,5,7,9 100円 計6000円

 ニシキダイジンとホクショウダイヤが北斗賞の時より増量されたことで、フクイズミとキタノタイショウが票を集めれば、ニシキダイジンが頭になってもその分だけいい配当になるのでは・・・。なんて、かなり運を天に任せるような予想ですが、馬券って、結局そんなものじゃないですか? これで、ギンガリュウセイあたりに走られちゃったらどうしましょう? では、今回はこのへんで。

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