ばんえい競馬で3連複、3連単の発売が始まりました。大本命の馬がちょっとしたことで障害越えに手こずり惨敗を喫したり、近走のレース内容からはちょっと狙いづらい馬が突然の好走を見せたりすることがよくあるばんえい競馬。馬複、馬単でもけっこう高配当になるところが魅力だったわけですが、さらなる高配当を期待できるようになりました。
これまで私が馬複、馬単の高配当を手にしたのは、その多くが軸馬を1頭決めての総流しで穴馬が引っ掛かった時でした。これを、3連複、3連単に応用するにはどうしたらいいでしょう。
10頭立てのレースで、3連複軸1頭総流し=相手9頭の買い目は36通り。これを、3連単軸1頭総流しのマルチにすると、買い目の数は6倍の216通りになってしまいます。ちょっと多すぎますね。単純に総流しにするのは、かなりの穴馬を軸馬にして3連複を買う時だけにしておいたほうがよさそうです。
狙い馬を1着に固定して2、3着を総流ししたものと、2着に固定して1、3着を総流ししたものをあわせて買うと、9×8×2で144通り。これでもまだ多いですね。
いずれにしても、どこかで思い切って買い目を絞るしかありません。それには、フォーメーションの活用が便利です。
まず、これと思う狙い馬を1頭決めます。次に、その相手となる有力候補を何頭かに絞り込みます。3~5頭くらいが適当でしょう。この組み合わせを軸にしてフォーメーションを買うんです。
例えば、10頭立てのレースで、狙い馬に3番、その相手に1、5、9、10番を選んだ場合。フォーメーションカードの最上段に3、2段目に1、5、9、10をマーク。そして3段目は総流しにします。こうすると、3連複で26通り、3連単で32通りの買い目になります。3連複なら、1と3、3と5、3と9、3と10の軸2頭総流しをまとめて買うのと同じこと。この4パターンのいずれかが1~3着以内に来てくれれば、相手はどの馬でも的中です。3連単の場合は、1着3番、2着が1、5、9、10番のいずれかで決着すれば的中となります。
相手を5頭にすると3連複で30通り、3連単で40通り。それでも、1点100円なら3000~4000円くらいの投資ですむので、お手頃でしょう。
3連単で相手を3頭に絞り、狙い馬を1着にしたものと、2着にしたものの2パターンのフォーメーションを買うと、1つのパターンが24通りなので、その倍の48通りの買い目になります。5000円以内で収まりますね。
もちろん、9頭立て、8頭立てになれば、同じような買い方をしても買い目は少なくなります。本命馬が思わぬ大敗を喫したり、アッと驚く馬が上位に来て穴になったりすることが多いばんえい競馬の3連複、3連単は、こういう買い方で高配当を狙うのがいいんじゃないかと思うんですけど。
まぁとにかく、いかに馬複、馬単の総流しに近い形で3連複、3連単を買うか、私にとってはそこが勝負になりそうな気がしています。参考になりましたか? さぁ、みなさんも様々に工夫して、高配当をゲットしてください!