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10/17クインカップ回顧

ホクショウマドンナ成長の跡を見せつける!

 17日(日)は重賞・クインカップ(4歳牝馬オープン)が行われ、単勝1.5倍の断然の1番人気に支持されたホクショウマドンナが優勝。重賞初制覇を果たしました。

 馬場水分は4.2%と軽めで、道中はやや速めのペース。カツタカラヒメ、コマクインらが馬群を引っ張るかたちとなりましたが、各馬思い思いのテンポで刻み、第2障害を迎えました。
 ほぼ同時に仕掛けたのはコマクインとカツタカラヒメ。しかしこれに触発されたか、ワタシハキレイズキも登坂を開始し、ホクショウマドンナ、ヒマワリカツヒメも続きました。先頭で越えたのはワタシハキレイズキで、差なくホクショウマドンナ、やや遅れてヒマワリカツヒメもクリアしていきました。
 障害を下りてからワタシハキレイズキの脚いろがひと息で、ホクショウマドンナが一気に先頭へ。残り30メートル付近でヒマワリカツヒメもこれを交わして2番手に浮上。大友栄人厩舎のワンツー態勢となりました。2頭はそのまま後続を突き放す一方的なレースを展開。その差もほぼ変わらず、ホクショウマドンナが逃げ切って初タイトルをゲットしました。障害4番手からしぶとく歩みを進めたカツタカラヒメが、残り10メートル付近でワタシハキレイズキを捉えて3着となりました。

 目下5連続連対中のホクショウマドンナが、その勢いを見せつけるかたちで重賞初制覇。実績馬とはハンデ差があったとはいえ、以前に比べて障害を下りてからの脚が強化された印象です。レースぶりにも安定感があり、順調に成長を遂げた今ならさらなるタイトル奪取も期待できそうです。
 2着はヒマワリカツヒメで、大友厩舎のワンツーフィニッシュ。スーパーペガサスなど数多くの名馬を輩出した名門が復活ののろしを上げた格好。今後もこの厩舎の動向に注目です。

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鈴木恵介騎手「4歳になって力をつけて調子も上向いている時にちょうど重賞も重なったので、いい感じでレースに臨めました。道中で勝てる位置にはつけられたので、障害をうまく上げられれば大丈夫だろうと思いました。これからも体調を壊さないように、障害をうまく越えられるように乗っていきたいと思います」

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