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2010年10月 アーカイブ

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10/31ばんえい菊花賞予想 山崎エリカ

2010年10月31日(日)

ホクショウバトルの巻き返しに期待

 前哨戦、秋桜賞のほぼ再戦となるメンバー構成。ここは素直に秋桜賞の勝ち馬ホクショウバトルを◎にします。前走は積極的に行きすぎたために障害で転倒してしまいましたが、息を入れて追走できれば巻き返しが期待できるでしょう。

 ○にはばんえい大賞典の2着馬で、前々走の秋桜賞でも勝ち馬ホクショウバトルと5.0秒差4着のツジノコウフクヒメ。同馬も前走障害で転倒していますが、前走でシッカリ競馬をしているよりは、転倒している方が今回で疲労を残さないという意味でプラスでしょう。

 ▲には昨シーズンのイレネー記念2着や前々走3着の実績が示すように、前へ行ければ強いミスタートカチ。秋桜賞は前へ行き切れずに7着に敗れましたが、前走軽重量のスピードスター賞を使ったことでスピードが強化されているはずなので、ある程度前で競馬ができる可能性が高いでしょう。そういう流れになれば、上位争いが濃厚です。

 あとは△に秋桜賞の5着馬テンマデトドケ。秋桜賞2着のトレジャーハンターは前走のスピードスター賞でシッカリ競馬をした後の一戦、秋桜賞3着のダイリンビューティもあまり強調材料がないので、テンマデトドケのもともとの強さ(イレネー記念勝ちの実績など)を考慮し、同馬の復活のパターンを警戒します。

 他ではばんえいプリンセス賞3着のあと連続連対中の上がり馬タケノビジンと、調子が下降気味のようですがばんえい大賞典勝ちの実績を考慮してレットダイヤ。

 ◎から5点勝ってもヒモ抜けしてしまいそうな感も少しありますが、「あれも」「これも」と言っているうちに、全部買いたくなってしまうので(笑)、強く買いたいと思う馬に絞りました。配分も本来なら人気になりそうなツジノコウフクヒメを厚くするべきだと思いますが、あえて均等配分にして人気薄の連対を期待します。

 ◎ (4) ホクショウバトル
 ○ (2) ツジノコウフクヒメ
 ▲ (3) ミスタートカチ
 △ (6) テンマデトドケ
 △ (7) タケノビジン
 △ (5) レットダイヤ

 馬複
 4-2,3,6,7,5 各1000円

10/31ばんえい菊花賞予想 須田鷹雄

2010年10月30日(土)

主導権握るホクショウバトル

 ばんえい大賞典ではレットダイヤにいい馬券を取らせてもらい、いよいよ本格化だ! と馬を応援する気にもなったのだが、その後の3戦がかなりの大敗。さすがに今回は連下前提の△が限界だ。
 今回は◎ホクショウバトル。前走は2障害転倒ということでこれを度外視すれば、近走内容面からはいちばんアテにできる。
 以前は馬格のわりに重量に弱いようなところがあったが、秋桜賞でそれも払拭。700キロそのものに対応できるかは分からないが、そのリスクは他馬も同じだ。
 脚質の自在性も魅力。今回は先に行きたい馬も多いが、それらを行かせて一歩後から仕掛ければレースの主導権を握れるだろう。
 ○は安定味でトレジャーハンター。障害があっさりなら、◎より前で仕掛けているぶん粘り込みも期待できる。

 馬複
 4-9 2000円
 2-4 1000円
 馬単
 4→8 1000円
 4→5  500円
 4→7  500円

10/31ばんえい菊花賞予想 矢野吉彦

軸はツジノコウフクヒメ

 ウーン、北見記念はちょっと競馬を甘く見過ぎて、神様に怒られちゃったみたいですね。ギンガリュウセイの上昇度を軽視したのがいけませんでした。反省しています。

 さて、今週はばんえい菊花賞。今回とほぼ同じメンバーで争われた8月のばんえい大賞典と今月の秋桜賞がまるで違う着順になりましたから、一筋縄では収まりそうもありません。しかも天候が微妙。日曜は雨が降りそうですが、どの程度の雨量になるんでしょうか。
 とにかくいろいろ考えたらなかなか結論を出せないと思われますので、ここはイチかバチかの馬券を買うことにします。ツジノコウフクヒメから馬複を総流ししましょう。馬場水分1.1%のばんえい大賞典が2着、2.8%の秋桜賞が4着ですから、平均値で言えばいちばん安定している馬です。今回の負担重量なら、そこそこ前々でレースを進められるはず。何かに負けても、2着は確保してくれるのではないかと見て、この馬を軸にしてみました。
 同馬の手綱を取る鈴木勝堤騎手は、今年限りで引退されるとのこと。ぜひとも引退するまでに一つは重賞のタイトルを手にして欲しいという応援の意味も込めて馬券を買いましょう。
 「だったら馬単にしろ」って? それもごもっとも。そこで、相手9頭に馬複を500円ずつ流して、残った500円でツジノコウフクヒメの単勝を買います。今回ハズレると"赤字"がかなり拡大してしまいますが、まだ先がありますから。
 それにしても、ここ2戦は安部騎手との相性がよくないですね。今回もひょっとしたらタケノビジンにしておけばよかった、なんていうことになったりして。いや、そんな心配をしていては、どんな馬券も買えなくなります。ここは、がんばれ勝堤サンで覚悟を決めました。では、今回はこのへんで。

 馬複
 2から総流し 500円(計4500円)
 単勝
 2 500円

10/31ばんえい菊花賞予想 斎藤修

重量有利ツジノコウフクヒメ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎(2)ツジノコウフクヒメ
 ○(4)ホクショウバトル
 ▲(8)ダイリンビューティ
 △(7)タケノビジン
 △(10)ヒカルジャイナー
 
 馬単
 2→4,8 700円
 2→7,10 300円
 馬複
 2-4,8 1000円
 2-7,10 500円


 ところで先週の北見記念は、人気3頭が連対を外したことで、残念ながら予想は全員ハズレ。予想の買い目を集計するようになった今シーズン、誰も当たらなかったのはたぶんこれが初めて。逆を言えば、ここまで必ず誰かは当たっていたわけで、これってちょっとスゴくないですか。

今週の見どころ(10/30~11/1)

2010年10月29日(金)

 10月31日(日)のメインには3歳三冠の第2弾・ばんえい菊花賞が組まれています。一冠目・ばんえい大賞典から約2カ月経ちますが、そのレースの上位3頭が順調にここへ駒を進めてきました。発走は17時10分。どうぞお楽しみに。

帯広競馬場でのイベント情報はこちらこちら
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 10月30日(土)のメイン第11レースはおびひろ菊まつり特別(オープン・A1級-2組混合・17:05発走予定)
 格下ですが、キタノダイチに注目します。この馬も含め、ニシキユウシベチャタイガーら前に行きたい馬が揃った今回は障害での小さな失敗が命取りになりかねません。その点この馬は障害巧者で、近3走がすべて僅差2着と調子も良好。しかも牡馬ではもっとも軽い負担重量と恵まれました。相手は強化されますが、好勝負が期待できるでしょう。
 近3走連続で3着と好調度ではヒケをとらないツジノコウフク、前々走でA1級-2組を制したシベチャタイガーも障害力には自信があるタイプです。
 ニシキユウも近走は障害が安定しており、相手が楽になったここは一気の逃げ切りがあるかもしれません。

 10月31日(日)のメイン第11レースには、3歳三冠の2戦目・第35回ばんえい菊花賞(17:10発走予定)が行われます。
 昨年までは定量戦で、過去3回の3着以内馬9頭中8頭を牡馬が占めているように、パワーが要求される一戦でした。しかし今年はクラス別定重量に変更され、しかも当日は軽めの馬場が予想されることから、負担重量が軽い下級条件の牝馬が食い込める可能性が出てきました。
 そこで期待したいのが、牝馬2頭ツジノコウフクヒメタケノビジン。メンバー中最軽量で、トップハンデのテンマデトドケから50キロ差あります。
 ツジノコウフクヒメは、一冠目・ばんえい大賞典で牝馬最先着の2着と健闘。その後、ばんえいプリンセス賞(3歳牝馬オープン)2着、前哨戦のオッズパーク杯秋桜賞でも4着と、世代限定戦では上位の力を示しています。抜群の先行力&障害力を生かしここも逃げ切りを狙います。
 ばんえいプリンセス賞で単勝最低人気ながら3着に食い込んだのがタケノビジン。主戦の安部憲二騎手が休養中は精彩を欠いていましたが、同騎手に手綱が戻った9月以降は、ばんえいプリンセス賞を含め6戦して3着以内5回と調子を上げてきました。安部騎手に復帰後初重賞Vをもたらすのはこの馬かもしれません。
 2月の3歳牝馬重賞・バレンタインカップを制すなどの実績があるのがダイリンビューティ。ばんえいプリンセス賞でも勝利を収めています。負担重量も前述両馬より10キロ重いだけなら、まったく不利は感じませんが、軽馬場で前が止まらない可能性もあり、決め手が不発に終わる可能性もあります。
 対する牡馬では、ばんえい大賞典馬レットダイヤが最右翼。秋桜賞で復活の勝利を挙げたホクショウバトルも楽しみです。

 この日の第10レースは赤兎馬賞(16:30発走予定)。初めての実施となる3歳以上鹿毛馬による選抜戦です。
 出走9頭中8頭がオープン(重量区分)馬という豪華メンバーが揃いました。前走で北見記念を使われた3頭ナリタボブサップニシキダイジンホクショウダイヤが有力。なかでもナリタボブサップが軽めの馬場を利して逃げ切る可能性大でしょう。

  11月1日(月)のメイン第11レースにとかち駒場特別(A2級-1組・16:45発走予定)が行われます。
 好調馬揃いの4歳勢が中心となりそう。なかでも筆頭格はトモエエーカンでしょう。このA2級-1組では、9月4日の特別、前々走の平場ともに第2障害3番手から豪快に差し切って勝利とすでに上位実績があります。今回は別定15キロ増で実質トップハンデですが、相手関係的にも上位争いできそうです。
 同じく4歳のフクドリも有力。夏の間は減った馬体が戻りきらず、やや精彩を欠いていましたが、1090キロ以上に増えた近5戦では3勝、3着1回と春の勢いを取り戻しています。先行力とスピードでどこまで対抗できるでしょうか。
 5歳以上では、トウリュウキョウエイボーイの両障害巧者が侮れません。

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