最軽量のツジノコウフクヒメに期待
3歳3冠初戦のばんえい大賞典は、最重量テンマデトドケの700㎏から、最軽量ツジノコウフクヒメの650㎏の別定戦で行われます。ばんえい大賞典といえば、ニシキユウやプリンセスモモ、昨年のワタシハスゴイなど軽量牝馬の活躍がやたらと目立つレースですから、今回もC1クラスを3連勝中の上がり馬で最軽量650㎏を曳くツジノコウフクヒメを◎に推します。
ツジノコウフクヒメは近走第2障害をスムーズにまとめていますから、650㎏の重量なら耐えられると見ました。死角は近年このレースを勝利した牝馬と比べると、これまでの実績が足りないということですが、そこは目を瞑ります(ワイド馬券が発売されていれば、ワイドで買いたい)。
○には2歳チャンピオンのテンマデトドケ。同馬はイレネー記念を勝利した後の今シーズンの成績が振るわず、人気下落の気配が感じられます。しかし今シーズン4戦目、休養明け3戦目で、前走とかちむらオープン記念では復調気配を見せての6着でしたから、今回で通用する可能性は十分あります。
▲には今シーズン7勝、2着4回と目下絶好調のレットダイヤ。同馬はテンに置かれ気味だった作シーズンとは違い、ハナを奪うような先行力を身に付けたことで着順が安定してきました。重量も牡馬の中では最軽量の670㎏ですから、十分チャンスがあると見ます。
あとは△に前々走の3、4歳限定のオープンで▲レットダイヤと差のないレースをしているミントヒッパルゾー。同馬は馬場水分0.8%の前走で大崩れしたことで、軽馬場巧者と評価され、重馬場の今回は人気急落の気配が感じられます。しかし馬場水分0.6%で行われた5月23日の3歳限定オープンで今回上位人気に支持されると思われるミスタートカチ、ダイリンビューティ、ホクショウバトルに先着していることを考えると、そう決め付けてしまうのは早計な気がします。確かに調子落ちの可能性もありますが、人気急落の今回は同馬の一気巻き返し、予想バトルの体勢逆転を狙うには相応しい馬です。
他では前走で目一杯の走りを見せ、今回はおつりがないイメージがあるので評価を下げましたが、昨年のヤングチャンピオンシップの勝ち馬で目下2連勝中のホクショウバトル。
◎ (2)ツジノコウフクヒメ
○ (5)テンマデトドケ
▲ (1)レットダイヤ
△ (7)ミントヒッパルゾー
△ (8)ホクショウバトル
馬複
2-5、1-2 各1500円
2-7、2-8 各1000円