今季のはくぼ開催は今週の3日間で最後となります。そのラストを飾るのが18日(日)のメイン第45回岩見沢記念です。出走全馬が800キロ以上を課せられるのは今季初。これまで鳴りを潜めていたパワー型の台頭に、そろそろ警戒が必要かもしれません。
その当日、帯広競馬場ではチャグチャグ馬コ in 帯広(17~19日)や、岩見沢記念優勝馬当てクイズ大会などが行われます。ぜひ競馬場へお越しください。
10月17日(土)のメイン第11レースはいちょう特別(270万円未満・17:25発走予定)。
この270万円条件で目下3連勝と絶好調の4歳馬キンセイモンに注目。好走には、障害しだいという条件がつく馬ですが、平場だったとはいえここ3走は勝ちっぷりの良さが目立ちました。重量が重くなる特別戦への出走ですが、どんなレースをみせてくれるか楽しみです。
相手はこの条件では堅実に上位に入っている、障害巧者のスギノディアス、フレイムスワローが有力でしょう。
2開催前(9月19日)の270万円未満特別を逃げ切った3歳馬アオノレクサスは、乾いた馬場でのパワー比べになると厳しそう。同じく前開催の同条件特別を逃げ切ったニシキタカラは、前走からプラス15キロの負担重量710キロが不利な印象を受けます。
10月18日(日)のメイン第11レースは重賞・第45回岩見沢記念(17:30発走予定)です。このレースは別掲の岩見沢記念プレビューをご覧ください。
この日の第10レースに第34回白菊賞(2歳牝馬オープン)が行われます。
負担重量は525~520キロ。9月27日の重賞・ナナカマド賞で540キロを経験しているキンノメガミ、メンコイワタシ、ホクショウシャネルによる三つどもえとなりそうです。
10月19日(月)のメイン第11レースには神無月特別(180万円未満・17:25発走予定)が行われます。10月4日の180万円未満決勝のメンバーが5頭出走しています。
9月20日の180万円未満決勝を勝ったコウドウフジに期待。そこで2着にしりぞけているコトブキタイガーが、10月4日の180万円未満決勝を制していることから、ここで力上位なのは明白です。今回と5キロしか負担重量が違わない前走・オッズパーク杯秋桜賞(3歳オープン)も第2障害ひと腰から2着に健闘。このところ障害のキレは申しぶんなく、勝利で飾ってくれそうです。
相手はコトブキタイガーを筆頭に、スーパーオーサン、ベニインパクトら10月4日の180万円未満決勝の上位勢が有力でしょう。