キタノハヤカゼ、キタノメイゲツで大儲け
岩見沢記念の予想、カネサブラックの頭はよかったんですが、ナリタボブサップが抜けちゃいました。でも、カネサブラックとの差はかなりあったとはいえ、この馬の復活は明るいニュース。これからの古馬重賞戦線が楽しみですね。
さて、今週はクインカップ。プレビューにもあるとおり、クラスによって上下40㎏のハンデ差がつきました。直近の4歳牝馬限定戦といえば6月の紅バラ賞。そこを勝ったユーファンタジー、2着のスマイルダンス、ハンデ頭で6着に敗れたカネサローズを基準に、今回の荷物の増減を考えてみましょう。
今回も、当然ながら最も格上のニシキエースがハンデ頭。紅バラ賞の時に30㎏あったユーファンタジーとの重量差は、今度は20㎏に縮まりました。一方、ニシキエースとスマイルダンスとの差は30㎏のまま。この関係で言うと、紅バラ賞で6秒4あったユーファンタジーとスマイルダンスとの差はなくなったと考えられます。
ならば、紅バラ賞でスマイルダンスとは大して差がなかったキタノハヤカゼ、ニシキエースも、今回は勝負圏内に浮上してくるはず。カネサローズは、紅バラ賞では1、2着馬より10㎏軽い荷物だったのが、今回はスマイルダンスと同量になりました。これは控えめに見積もったほうがいいでしょう。
あとは、キタノハヤカゼが絡んで来られるんだったら、これを9月のレースで負かしてひと足早く上のクラスに上がったキタノメイゲツも侮れなくなります。去年12月のばんえいオークスでは、ニシキエース、ウィナーナナに次ぐ3着に健闘、ユーファンタジーなどに先着してしていますからね。高重量戦ともなると、馬格のある馬が有利になるとも考えられます。
ということで、今回はユーファンタジー、ニシキエース、スマイルダンス、キタノハヤカゼ、キタノメイゲツの5頭をうまく絡めて馬券を買います。ただし、ニシキエースは相変わらずの抜けたトップハンデで軽量馬に足元をすくわれそう。ユーファンタジーは紅バラ賞からハンデ10㎏増量という扱いがどうか。スマイルダンスは1000㎏を切る馬体重が気がかり。どれもちょっと心配なところがあります。そこで、ちょっとひねって、キタノハヤカゼ、キタノメイゲツからほかの4頭へ馬複を流してみましょう。2頭で決まったら大儲け、ってことで。ちょっとズルい買い方ですけど。
そうそう、今回のクインカップには乗っていませんが、鈴木勝提騎手のカムバックというのもうれしいニュースですね。リハビリは大変だったと思いますが、その苦しさを乗り越えてきたからには、思い切った騎乗で私たちを楽しませてもらいたいものです。頑張ってくださいね!
では、今回はこのへんで。