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9/6銀河賞予想 矢野吉彦

実績上位のライデンロックを信頼

 今ひとつパッとしない夏が終わって、季節はもう秋。でも、ばんえい競馬は、秋の深まりとともにおもしろくなってきます。その時期にはまだ少し早いですが、今週は秋の重賞第1弾・銀河賞。これをズバッと当てて、これから先に向けて弾みをつけたいですね。

 8月15日のはまなす賞、24日の3・4歳オープンの結果を見ると、ライデンロック、ウメノタイショウ、オレワスゴイの三つどもえの様相です。この3頭をボックス買いしておけば、たぶん当たると思うんですけど。
 強い順(正しくは獲得賞金順)に重いソリを曳く別定戦。5月の重賞・柏林賞を他馬より重い重量で制したライデンロックが今回もハンデ頭です。当然、他馬のマークを受けるはずですが、ウメノタイショウ、オレワスゴイとの重量差が変わらないとなれば、やはりこの馬が中心と見ていいでしょう。
 あとは馬場状態次第。ここ数戦の戦歴では、オレワスゴイはどちらかと言えば重馬場のほうがよさそう。軽馬場でも好成績を上げているのはウメノタイショウのほうです。ただし、軽馬場の1枠不利という状況は相変わらず続いているようなので、極端な軽馬場(馬場水分7%以上)になったら、ウメノタイショウで勝負というのはいかがなものか、とも思います。これはビミョウなところですね。
 この3頭の三つどもえを崩すとすれば、ニシキボス。ありきたりですが、ほかにちょっと見あたりません。柏林賞で3着に入ったアカダケキングも気になりますが、近走の内容が今イチ。だったら、同世代同士の重賞では2歳時のイレネー記念で2着になって以来、好走例がないものの、調子の良さでニシキボスになっちゃうでしょう。
 では結論。まずはライデンロックを素直に信頼して、この馬からウメノタイショウ、オレワスゴイ、ニシキボスへ。馬単のモテウラを買うより、馬複でいいんじゃないでしょうか。あとはニシキボスからウメノタイショウ、オレワスゴイへの馬複も押さえます。こちらを買うにはオッズと相談しながら、うまく資金を配分しなきゃいけませんが。

 さてさて、6日、川崎競馬場では、現役ばん馬とミルキーが出張して、盛大にばんえいPRイベントが開催されます。ばんえい競馬の馬券は、銀河賞と最終レースを場外発売。私は、以前、「ウイニング競馬」で一緒に仕事をした立花優美チャンとトークショーをやります。これには、中山直樹騎手と林義直騎手にも加わってもらう予定です。お近くの方は、ぜひ川崎競馬場にお越しください。では、今回はこのへんで。

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