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2/15バレンタインカップ回顧

ウィナーミミ大混戦を制す!

 15日(日)に行われたのは新設重賞のバレンタインカップ(3歳牝馬オープン)。ここは3番人気のウィナーミミが重賞初制覇を果たし、世代女王の座に君臨しました。

 やや軽めの馬場(5.1%)のなかスタートが切られ、道中は3、4度止まる流れ。各馬未経験の620キロだけに慎重に出方をうかがい、ほぼ横一線のまま第2障害を迎えました。
 最初に障害に挑んだのはコマクイン。それにやや遅れてウィナーミミ、サクラエビスが動く展開。そのなかから、ややバランスを崩しながらもコマクインが抜け出し、先頭でクリア。アアモンドグレイド、ウィナーミミがほぼ同時、2番手で追撃態勢に。以下、ワタシハキレイズキ、タワノアヤカが続き、ワタシハスゴイとスーパーコマチが並んで6番手から。
 残り30メートル標識の手前で先頭に立ったのはウィナーミミ。しかし1馬身差で続く2番手争いが大激戦で、スーパーコマチ、アアモンドグレイドが脚いろよく上昇。一瞬も気が抜けない我慢比べとなった状態で残り10メートル。まだ先頭はウィナーミミ。アアモンドグレイドとスーパーコマチが2番手で懸命に食い下がり、ワタシハスゴイも急追。結果およそ2秒の間に4頭がゴールする大接戦は、ウィナーミミに凱歌が上がりました。0秒8差2着にワタシハスゴイ、それから0秒9差3着にスーパーコマチが入線。0秒2差4着にアアモンドグレイドという結果になりました。

 現3歳世代が初年度産駒となる父インディボクサーにとっても、これが重賞初制覇。現役時代はオープンで走り、ヨコハマボーイを下すなど力のあるところを見せていました。自身は重賞への出走がかないませんでしたが、今後はウィナーミミをはじめとする産駒の活躍に期待が集まることでしょう。
 ただ、まだまだ力量に差が見られない3歳牝馬勢。今後の勢力争いのゆくえに注目したいところです。

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松田道明騎手「厩舎でも“間違いなく強くなる”と期待していた馬。いいスピードがあるので馬場が軽いのもよかったと思います。強豪もいましたから、障害のうまい馬だから引きつけておいて、相手のミスを誘うような乗り方をしました。これからどんどん強くなっていくと思いますよ」

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