齋藤修さんが所有しているヤエ坊ことヤエノリュウを見せてもらいに谷あゆみ厩舎におじゃましました。谷さんが馬房からヤエ坊を連れてくると……「あれ? 谷さんもともと小さいけど、更に小さくなってない?」みたいな印象を受けました。
いや、谷さんが小さくなったのではなく、ヤエ坊がとても3歳とは思えないほど大きすぎるのです(^-^;;;;;;) 最初はそれほど大きい方ではなかったらしいけど、1年くらい前から急に背丈が伸び、手足も長くなって、胴体も長くなったそうです。
ヤエ坊は子供っぽくじゃれる仕草とは裏腹に、既に体重が1020kg弱もあります。単に1020kg弱といってもイメージがわかないと思うので、山崎がヤエ坊に乗っかってみました。山崎の身長は159cm、体重は45kg……いや、本当は50kgくらいありますが、足を思いっきり伸ばしても体の真ん中くらいまでしか届きません。800kgくらいの小柄なばんばだと、なんとかつま先がお腹のラインくらいまで届くのに、やっぱりでかいです。
天井の屋根に頭をゴツンしないことだけに気を取られて、乗った位置(バランス)が悪かったのか、それとも単に嫌われているのか、なんとなくヤエ坊が嫌がっているような表情に見えます(T_T) ごめんなさい。
だけど谷さんが近寄ると急変して嬉しそうな表情になります。やっぱりいつも一緒にいて世話をしてくれる飼い主にはかなわないなぁ〜(´・ω・`) 下の写真は一見、谷さんがヤエ坊に顔面を吸われているかのように見えますが、実は谷さんとキスをしているのです。なんでもヤエ坊はキスするのが好きらしく、谷厩舎にいるポニーのチャチャとも毎日のように“チュウチュウ”しているらしいのです。おませさんだなぁ〜。
このようなほのぼのとした光景を見ていると、山崎もばんばが欲しくなっちゃいます。ばんば自体は山崎でも無理すれば買えない金額ではないけれど、現在の賞金体系(下級条件は1着が10万円で3着までしか賞金が支給されない)を考えると、自分の馬が重賞でも勝ってくれない限り、毎日たまごかけご飯を食べることになりそうだから厳しいかなぁ〜。もうちょっとばんえい競馬が盛り上がって、賞金が高くなれば毎日たまごかけご飯を食べる覚悟を決めて、夢を見るのも悪くはないと思うのだけれど。
ちなみに私が谷厩舎に遊びに行ったその日(JRAジョッキーDay)、谷厩舎の看板馬の1頭であるホシマツリがこの日のメインレース(オープン)を勝ちました。山崎は自身自身を勝手に“勝利の女神”と呼び、「私と巡り合えた馬や人は近いうちに必ず勝てる」と吹いていては周囲からの顰蹙を買っているんだけど、どう考えたってホシマツリと谷さんをはじめとする厩舎スタッフさんたちの力ですね。同じ女性として谷あゆみさんにはこれからもずーっとがんばってもらいたいです(*^▽^*)