15日(土)はキリンビール賞(3歳以上430万円未満)が行われ、単勝1番人気のコーネルが見事に人気に応えました。
第2障害はトップハンデのミスターセンプーが先頭で越え、やや遅れてコーネル、コトブキライアン、タケノホウシュウが続く展開。なかからコーネルが鋭い末脚を発揮すると徐々に差を詰め、残り10メートル付近で先頭へ。そのまま1馬身ほどの差をつけゴールしました。2着には粘り通したミスターセンプー。さらに半馬身程度の遅れで、タケノホウシュウが3着。
16日(日)はメインレースに師走特別(3歳以上オープン)が行われ、ホクトキングが快勝。近走の惜敗続きにピリオドを打ち、今季初勝利を挙げました。
ニシキダイジンとホクトキングが並んで第2障害を下り、アンローズが3番手。残り30メートルの手前でホクトキングが先頭に立つと、アンローズも豪快に脚を伸ばして食い下がりました。しかしホクトキングの逃げ脚は軽快で、1馬身程度の差を保ったままゴール。アンローズは2着で、帯広初勝利ならず。ニシキダイジンと、障害4、5番手から伸びたホシマツリとの3着争いは、0秒4差でニシキダイジンに軍配。
この日の第10レースは十勝産駒特別(2歳、産地限定)。ここはオレワスゴイが第2障害先頭から楽に押し切り、世代のトップクラスとして活躍している実力を見せつけました。ここまで5戦4勝2着1回のサカノタイソン産駒、ウィナーナナが2着。ニシキエースは障害2番手もこらえきれず、3着に敗れました。
17日(月)に行われたのは十勝おおぞら特別(3歳以上500万円未満)。ここは夏以降好調をキープしているエメラルドが優勝しました。
タケトップクインが先頭で第2障害をクリアし、エメラルド、ストロングペガサスが2番手で通過。障害直後にエメラルドが先頭に立ち、これにストロングペガサスが半馬身ほどの差で食い下がる展開となりました。残り10メートル付近でエメラルドがいったん止まるような仕草を見せ“万事休す”と思われましたが、結局止まらなかったうえ再度脚を伸ばし、先頭でゴールイン。しぶとく脚を伸ばしたストロングペガサスが2着で、上位2頭に食い下がったタケトップクインが3着。