スカパー!のばんえい競馬中継の放送チャンネルが、今週の土曜日(12月1日)より795chに変更となりますのでご注意ください。
ライブ映像は、オッズパークのPCサイトでもお楽しみいただけますが、11月17日からは、オッズパーク携帯サイト(http://m.oddspark.com)においてソフトバンクモバイル・NTTドコモの一部携帯電話向けにライブ映像の無料ストリーミング配信(視聴時に別途通信料がかかります)を行っています。どうぞご利用ください。
12月1日(土)のメイン第11レースはオリオン特別(オープン)。
ホクトキングは今季未勝利ですが、近3走のオープンではいずれも2着に好走。特にこの2戦は、先週の北見記念を制したナリタボブサップ、6戦連続連対中のトカチプリティーら一線級を相手に先行して粘りを見せています。持ち前の障害力をフルに発揮できている現状なら今回も好走が期待できるでしょう。
3走前にホクトキングを下しているシンエイキンカイは障害で置かれなければ再び台頭するシーンも十分。この相手関係ならタケタカラニシキの一発の可能性もあります。
12月2日(日)のメイン第11レース、イルミネーションカップ(4歳オープン)には、700万円条件から430万円まで幅広いメンバーが集まりました。
期待したいのは、同じクラス別定重量での一戦だった4歳重賞・銀河賞(9月)1、2着のツジノコウフクとヒロノドラゴン。
その銀河賞はともに同重量で出走、先頭で障害を越えたと差なく続いたヒロノドラゴンが3番手以下を離して一騎打ちを演じました。ほぼ同メンバーの今回も上位争いが期待できるでしょう。ただ今回はツジノコウフク(500万円条件)のほうが10キロハンデを課せられていることから、ヒロノドラゴン(430万円条件)にやや有利かもしれません。
500万円条件の牝馬エメラルドは、銀河賞は4着も、その後本格化。7戦して2勝を含め掲示板を外しておらず今回も注目です。
同じく500万円条件のテンカも有力。銀河賞は競走除外でしたがここ2走の自己条件戦では5キロ軽かったとはいえツジノコウフクに連勝しています。
ホクショウダイヤは混合700万円未満では今季9戦して3着以内7回と中心的な存在として活躍しています。問題はトップハンデの730キロ。この重量は優勝した前走と同じで苦にするものではありませんが、同じくトップハンデだった銀河賞では6着に敗退しており、今回は見送りが賢明かもしれません。
同じくトップハンデのナカゼンスピードは、今回は6月の4歳重賞・柏林賞以来久々となります。その柏林賞は9着でしたが、大幅な馬体減(ばんえいダービー時から30キロマイナス)が響いた可能性があります。昨年のばんえいダービー制覇、5歳との世代混合重賞・ポプラ賞で5着健闘など実績的にはナンバー1だけに、馬体が回復していれば上位に食い込んでくるかもしれません。
この日の第10レースに第28回釧路産駒特別(2歳産地限定)が行われます。
断然の主役はホクショウジャパン。テンのスピード、登坂力、終いの脚、どれをとっても現在の2歳のなかでは上位の存在。普段の2歳A1戦よりメンバーが手薄なここなら連軸は固く、今年の2歳最初の10勝到達の可能性も十分です。
相手もマルモスペシャル1頭。2走前のナナカマド賞ではホクショウジャパン(3着)らを破って優勝しています。今回も前々につけて、障害でホクショウジャパンとの差を広げることができれば楽しみが広がります。
コトブキタイガーは、8月の青雲賞制覇など実績では負けていません。しかしナナカマド賞8着で好走のリズムが崩れたのか、前走2歳A1戦でも見せ場なく7着。復活までにはもう少し時間がかかりそうです。
12月3日(月)のメイン第11レース、アンタレス特別(混合700万未満)は、最近のこの条件で中心的存在だったホクショウダイヤが不在で混戦模様です。
ここ3走すべて3着以内に好走しているハヤテショウリキは、一時の不振から完全に立ち直った様子。今回出走予定のメンバー中9頭が出走していた前開催のオッズパーク賞は、障害先頭から粘るハマナカキング(2着)を離れた2番手から追い詰めました。一緒に伸びて最後は抜け出したホクショウダイヤには脚色で劣り3着でしたが、今回は前走で5キロ軽かったハマナカキングが同重量になることから中心視できそうです。
相手候補筆頭はもちろんハマナカキングですが、障害が切れるようになってきたバンゼン、安定した登坂力を持つライジングサンら伏兵も散在。唯一別路線から参戦のコブライチもここ5走で3勝、2着1回と好調だけに侮れない存在です。