11日(土)に行われたのは十勝川温泉第一ホテル豆陽亭杯(3歳以上500万円未満)。ここはキョクシンオーが制して今季7勝目と、その勢いをまざまざと見せつけました。
第2障害はフクノカミカゼが最初に仕掛ける展開。一気に天板まで登り、先頭で越える勢いでしたが、最内のキョクシンオーがひと腰で上がると、2頭が並ぶようにして障害をクリア。差なくカネサテンリュウ、ライジングサンも続いていきました。そこから脚を伸ばしたのはカネサテンリュウで、2番手に浮上すると、逃げるキョクシンオーを追撃。しかしキョクシンオーの逃げ脚も快調で、途中からは差がいっこうに詰まらなくなり、結局キョクシンオーが先頭でゴール。カネサテンリュウが2着で入線し、最後まできっちり歩いたライジングサンが3着を確保しました。
12日(日)に行われたばんえいグランプリ(3歳以上オープン)は、エビスオウジャが念願の重賞初制覇を果たしました。このレースについては別掲のばんえいグランプリ回顧をご覧ください。
13日(月)は勝毎花火大会記念(3歳以上混合700万円未満)が行われ、紅一点のギャンブラークインが優勝しました。
ギャンブラークインは第2障害でも真っ先に仕掛ける積極策。これをアローコマンダーと並んでクリアすると、重い馬場に苦しむアローコマンダーを尻目に脚を伸ばし、楽々と先頭でゴールを果たしました。障害3、4番手から鋭く伸びたハヤテショウリキが必死の追い込みを見せましたが、結局アローコマンダーに届かず3着まで。