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レース回顧(12/16~12/18)

 16日(土)はグリーンパーク特別(3歳以上650万円未満)が行われ、4番人気のトカチタカラが優勝しました。障害をひと腰、3番手でクリアすると、逃げるトカチタカラを残り20メートルほどで捉えて先頭へ。そのままゴールまでしっかり脚を伸ばして後続を完封しました。2着は3頭の争いとなりましたが、これを制したのは近走まったく精彩を欠いていたコブラタイガー。実に5月以来の連対で、今後も得意の帯広コースでの活躍が期待されます。3着にレオユウホー、4着スーパーロイヤル。
 17日(日)のメインレースは師走特別(3歳以上オープン)。ここは帯広コースを得意とする障害巧者ミサイルテンリュウが優勝し、帯広記念(1月2日)連覇へ向けて万全のレースを見せました。第2障害をホクショウファイトと並んで越えたミサイルテンリュウは、一瞬でこれを突き放すと、あとは差を保ったままゴールまで。復調気配を見せていただけに、これで完全復活といえるような快勝。帯広記念に照準をきっちり合わせてきた印象を受けました。2着は最低人気のホクショウファイトでしたが、近走も4、5、6着と大きく負けているわけではなく、好走も納得できます。3着カネサブラックはもう少し走っていい印象ですが、重い帯広コースとはいえ3.6%の軽馬場が影響したように見受けられます。2番人気フクイズミは6着に敗れましたが、これは障害で手間取ったのがすべて。前が止まらなかった馬場も、この馬にとっては不運でした。またアンローズは最下位入線で、コース実績が如実に表れてしまいました。
 18日(月)に行われたオリオン特別(3歳以上800万円未満)は、好調ナリタボブサップが快勝しました。障害巧者らしく、真っ先に障害を越えると、そのままひとり旅。他馬を寄せ付けないレースぶりとはまさにこのことで、この冬の活躍も十分期待できそうです。2着はホクリュウイチ。障害をひと腰で越えると、いったんはエビスオウジャに交わされましたが、再度並び掛けたところでゴール。0秒2差の接戦を制しました。3着エビスオウジャで、離れた4着に2番人気のスーパークリントンが入線しました。

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