混戦必至!キタノパワーから
ばんえい競馬の存続について、帯広市長からはだいぶ前向きなコメントが聞かれるようになってきましたが、存続が決まったわけではありません。
まだまだ安心はできません。大げさな言い方かもしれませんが、これからが正念場です。そしてもっと大変なのは、実際に存続が決まってからでしょう。これまでのしがらみや悪しき習慣を断ち切り、ばんえい競馬が赤字を出さずに健全経営を永遠に続けていけるような体制をつくるのは、並大抵のことではありません。
「つづけよう!ばんえい競馬」では、引き続きみなさまからの提案をお待ちしています。
さて、ばんえいオークス。
帯広開催に移って2週目の重賞だけに、10頭中9頭がこの開催での帯広は初出走という対戦。格付けを見ても、ほとんどが220万未満のクラスかその前後で、難解な一戦。
前馬660kgの定量で、近走の成績だけを見れば、前走ばんえい菊花賞で実績の牡馬勢を相手に重賞初制覇となったエメラルドが断然。しかし、菊花賞は得意の北見と軽い馬場状態に助けられたと見ると、ここでは中心には推しにくい。馬場適性次第ではガラリと形勢逆転の可能性もかなり高い。
というわけで中心は、昨シーズンこの帯広で黒ユリ賞を制したキタノパワー。今シーズン旭川で2戦、岩見沢では1戦したのみで、本格始動は北見開催から。徐々に調子を上げてきている。
相手には、帯広コースで2勝を挙げているヒメカワキタとサクラガサイタを取り上げる。菊花賞馬エメラルドは押さえまで。
◎キタノパワー
○ヒメカワキタ
▲サクラガサイタ
△エメラルド
例によっていつものごとくオッズ次第だが、キタノワーから馬単の流しと、押さえで馬連複4頭のボックス。
馬券を買うこともばんえい競馬存続に向けての応援になるはずなので、気合を入れて投票しましょう。