北見は得意!……のはずなのだが
斎藤さんもおっしゃるように、ばんえいの重賞は久々である。すなわち、小生の両巨匠へのチャレンジも久々である。
北海道は今週になって急に冷え込んできた。小生の電投口座は夏から冷えっぱなしなので、今さらちょっとやそっと冷え込んだとてどうということもない。すっかりパンチドランカーになっている小生であるが、本来、北見は得意コースである。昨年も一昨年も北見開催だけは収支はプラスになっていた記憶がある。全国津々浦々どこの競馬場も相性の良くない小生ではあるが、北見と船橋だけはなぜか相性がいいのである。
船橋はともかくとして、なぜ北見と相性がいいのか。それははっきりしている。北見コース得意の馬を重点的に狙うという作戦(名付けて「北見大好き作戦」)が結構はまるのである。その馬が人気薄になればさらに良し。ご承知のように、北見はゴール前がちょいと上り坂になっている。直線での逆転が頻繁に見られる面白いコースである。
ということで、近走成績にとらわれることなく、菊花賞の面子を眺むれば、ホクショウダイヤ3-1-1-1、ツジノコウフク3-2-2-3、エメラルドが3-2-0-4とこのあたりが北見と好相性。だが、それよりもはるかにいいのが、メジロショウリキで、なんと、北見は5-0-0-2という好成績である。全9勝のうち5勝が北見である。前走も390万下で見事勝利をおさめている。
こうなりゃ、メジロショウリキからねらい打つしかない。相手は北見3勝の上記3頭。である。これを強いもの順に並べると、390万下を勝ったホクショウダイヤ、220万下を勝ったエメラルド、そしてこのレースでエメラルドの後塵を拝したツジノコウフクという順になる。まとめると
◎メジロショウリキ
○ホクショウダイヤ
▲エメラルド
△ツジノコウフク
あとは、北見との相性が悪そうなので評価を落とした大賞典馬ニシキユウに×ということになる。
馬券はメジロショウリキとホクショウダイヤの馬単裏表。メジロショウリキからエメラルド、ツジノコウフク、ニシキユウに馬単流し。以上5点。いやあ、簡単、簡単、競馬なんて簡単さ。強いて難を言えば、今シーズン、小生の北見大好き作戦が失敗続きなことである。