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レース回顧(9/30~10/2)

 30日(土)に行われた秋桜特別(3歳以上390万円未満)は、1番人気のカネサテンリュウが優勝。ばんえい大賞典2着に続く好成績で、岩見沢開催を締めくくりました。各馬障害で苦戦するなか、先頭で越えたのはオーザンビューティ。カネサテンリュウがやや遅れてこれを追走するかたちとなりました。ジワジワ差を詰めたカネサテンリュウは、残り20メートル付近で先頭に立つと、追いすがるオーザンビューティを振り切ってゴール。僅差とはいえ好内容のレースを演じ、昇級戦を見事に勝利で飾りました。3着には、障害4番手から追い込んだムソウリキが入線しています。
 1日(日)のメインレースは岩見沢記念(3歳以上オープン)。このレースについては、別掲の岩見沢記念回顧をご覧ください。
 第10レースに行われた神無月特別(3歳以上550万円未満)は、ハヤテショウリキが回避して9頭立て。1番人気に推されたユウセイマーチが快勝を収め、前走7着から巻き返しました。第2障害はタカラテンクウ、ユウセイマーチ、キョウエイボーイが並んで下り、やや遅れてヨコハマイサム、プランドルドラゴンが続く展開。残り10メートル付近でユウセイマーチが抜け出しそのままゴールしたものの、2番手以下は横並びとなる大混戦となりました。その中から1馬身ほど抜けたキョウエイボーイが2着。1秒以内に3頭が並んだ3着争いは、プランドルドラゴンが制しました。
 第9レースの北央産駒特別(2歳産地限定)は、5番人気のカネサリュウが優勝。障害3番手から追い込み、通算3勝目を挙げました。なおカネサリュウは、活躍馬カネサブラック、カネサテンリュウの弟にあたり、今後の活躍が大いに期待できそうです。
 2日(月)に行われた注目の一戦クリスタル特別(4歳オープン)は、実績馬カネサブラックが優勝。30日の秋桜特別をカネサテンリュウが、1日の北央産駒特別をカネサリュウ、そしてこのクリスタル特別をカネサブラックが制し、3兄弟でこの3日間の特別戦をそれぞれ制しました。障害4番手とやや苦戦したカネサブラックは、そこから逃げる3頭を猛追。先頭のナリタボブサップが残り10メートル付近で詰まると先頭に躍り出て、そのままゴールまで押し切りました。ゴール寸前で少し甘くなったとはいえ、重量差を考えれば完勝。さらにパワーアップした印象を受けました。2着は、ナリタボブサップと並んで障害を先頭クリアしたスーパーロイヤル。今季の世代限定戦はこのレースを含め[0-1-2-1]と安定しており、今後もチャンス十分といえましょう。ナリタボブサップはいったん突き放しながら、課題の末の甘さが出てしまいました。さらなる成長を望みたいところ。

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