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今週のみどころ(10/28〜10/30)

 今週はばんえい競馬恒例の「ばんえいコースで親子リレー」が行われます。いまさら説明不要と思いますが、これは親子3人で軽量そりをリレーしながら200メートルのコースを疾走するというもの。29日(日)の第7レース終了後にスタート予定で、旅行券や商品券などの豪華な賞品も用意されています。参加申込みは当日まで行っているので、気になった方はこちらをご覧ください。
 28日(土)に行われるのはもみじ特別(3歳以上470万円未満)。9日の白馬賞でフクイズミの2着に健闘したキョウワテンリュウが、ここに出走します。今回は710キロを課せられましたが、700キロ以上の斤量ではイレネー記念(710キロ)で競走中止、ばんえい菊花賞(700キロ)で失格と散々な結果。しかし3走前は695キロで勝利を収めており、そうした近況から徐々に重い荷物もこなせてきていると見ます。楽なメンバーとはいえませんが、ここは勝機十分でしょう。ほかマルニアトランタ、トウリュウ、イナズマダッシュ、コブライチなども虎視眈々。中位クラスの好メンバーが揃った印象で、楽しみな一戦といえます。
 その前、第10レースには3歳以上800万円未満が行われます。なかなか難解なメンバー構成となりましたが、中心視したいのはバレットドラゴンツルマキシンザン。両馬ともこのクラスの安定株で、近走はともに掲示板をはずさない堅実さ。もちろん勝ち味に遅い印象はぬぐえませんが、それでもこのメンバーなら上位フィニッシュが期待できそうです。また昨年のダービー馬エンジュダイヤも、休み明けを一度叩いた今回が正念場。カネサブラックをはじめとする4歳馬の躍進が目立っているだけに、この馬も1つきっかけが欲しいところでしょう。ほかヤマノミントやアオノキセキの一発にも期待できそうです。
 29日(日)はメインレースにオータムカップ(3歳以上オープン)が行われます。近走の成績が冴えないスターエンジェルですが、これまで戦ってきた相手はオープン一線級。今回のメンバーなら、十分に勝ち負けを演じられるでしょう。またライジングサンは、近走つねに上位に食い込んでおり、800万クラスといえども十分に好勝負が期待できそうです。
 この日の第10レースは、3歳以上800万円未満。21日の温根湯特別、23日の川湯特別上位馬による混合別定戦です。温根湯特別からはイッスンボウシを筆頭に、スーパークリントン、ナリタボブサップの4歳馬2頭、川湯特別からはスーパーロイヤル、ユウセイマーチなどが有力となるでしょう。
 30日(月)はいちょう特別(3歳以上550万円未満)が行われます。ここはハヤテショウリキに注目で、近走は勢いあふれる4歳馬を相手に奮戦。そうした面々が昇級していっただけに、今回はチャンスといえるでしょう。北見に入って2戦連続連対を果たしているコマタイショウ、このクラスの常連プランドルドラゴンも争覇圏。昇級間もないチヨノキング、ゴールデンバージなどの勢いにも注目です。

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