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レース回顧(9/9~9/11)

 9日(土)に行われた石狩川特別(3歳以上550万円未満)は、2番人気のスーパーロイヤルが優勝。2着ユウセイマーチで人気サイドでの決着となりました。スーパーロイヤルは先頭で障害下にたどり着き、そして真っ先にこれをクリアするなど、終始レースの主導権を握る展開。ゴール寸戦でユウセイマーチの急襲に遭いましたが、辛くもこれを抑えて先頭でゴールしました。2着ユウセイマーチは、障害を3番手でクリア。前を行くプランドルドラゴンを残り30メートルほどで交わして追い上げましたが、結局同タイムまで持ち込むのが精一杯でした。
 10日(日)はメインレースに金杯(3歳以上オープン)が行われました。これを制したのは好調アンローズで3連勝をマーク。岩見沢記念(10月1日)3連覇へ向けて順調のようです。障害はミサキスーパーが先に越えて、アンローズは2番手から。途中、ミサイルテンリュウ、プリンセスサクラコ、ミサキスーパー、そしてアンローズと、4頭が横一線になるシーンもありましたが、最後はミサキスーパーとアンローズが並んでゴール。わずかの差でアンローズが先着しました。やや遅れたミサイルテンリュウが3着。1番人気サダエリコは、障害で引っかかり最下位の9着に敗れました。
 11日(月)に行われた千歳川特別(3歳以上650万円未満)は、牝馬のウィナーサマーが早めの抜け出しで快勝。重賞2勝の力を見せつけました。第2障害は大方の予想どおりウィナーサマー、ナリタボブサップの順で通過。差なくトカチタカラ、少し遅れてスーパークリントンも続きました。残り30メートル付近から後続がジワリと差を詰め始めましたが、2番手のナリタボブサップが残り10メートルで失速。代わってトカチタカラ、スーパークリントンの2頭が追って来るも、ウィナーサマーは何とかこの追撃をしのぎきってゴール線を通過しました。きわどくなった2着争いはトカチタカラが制し、スーパークリントンが3着。1番人気カツテンリュウは障害で苦戦し、4頭から離れた5着に敗れました。

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