ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 9/17ばんえい大賞典プレビュー | メイン | 9/17ばんえい大賞典予想 古林英一 »

今週のみどころ(9/16〜9/18)

 先週ご案内したとおり、17日(日)に3歳三冠の口火を切るばんえい大賞典が行われます。このレースに、デビュー5年目、NARグランプリ2002最優秀女性騎手賞にも輝いた佐藤希世子騎手が、重賞に初めて騎乗することになりました。ここまで1340戦108勝。並み居るベテラン・名手に混じって地道に勝ち星を積み上げてきた佐藤騎手は、今回、通算100勝に続くステップアップを果たすことになります。騎乗馬アアモンドゴールドとは、はまなす賞で2着に食い込んでいるだけに、ここもチャンス十分。他のベテランジョッキーに負けない騎乗を期待したいと思います。なお、このレースの詳細はばんえい大賞典プレビューをご覧ください。
 16日(土)に行われるのは、岩見沢えぞまつ特別(3歳以上800万円未満)。ここにはホクショウファイトやフクイズミなど、多くの有力馬がエントリーしてきました。なかでも注目はフクイズミ。前々走は6着に敗れましたが、その後1カ月ぶりとなった前走できっちり巻き返しました。ある程度勝負付けのついているメンバーでもあり、ここは十分に期待できるでしょう。前走苦しい展開ながらカネサブラックを下したホクショウファイトも、もちろん争覇圏。早めの抜け出しから、フクイズミの末脚をしのぎきれるか注目です。ほか、安定したレースを見せているスミヨシセンショーとイッスンボウシ、ツルマキシンザンらも好勝負圏内でしょう。
 第10レースに行われるのは3歳以上混合650万円未満。このメンバーならアオノキセキが巻き返すでしょう。前走リンドウ特別は800万クラスの好調馬が揃い9着に敗れましたが、その前はオープン馬を相手に2、3着。重賞2勝の実力を、ここで発揮してもらいたいものです。
 17日(日)のメインレースは、重賞のばんえい大賞典(3歳オープン)。このレースについては、前述のとおり別掲のばんえい大賞典プレビューをご覧ください。
 その前、第10レースに行われるのは3歳以上オープン混合の一戦。中心となるのは、近走一線級を相手に好走しているトカチプリティーでしょう。前走の紅バラ賞では、アンローズ、サダエリコを中心とした強豪を相手に3着に奮闘。ここも、早めの障害クリアからの粘り込みに期待が持てそうです。ほか好調のライジングサン、スターエンジェルなども中心視されそうです。
 18日(月)のメインレースは夕張川特別(3歳以上470万円未満)。このクラスは混戦模様で、毎回難しいメンバー構成となりますが、今回はコトブキライアンの地力に期待したいと思います。前々走、550万クラスとの混合戦で3着に来ているように、好調なのは確か。このクラスの常連メンバーだけに、レースの流れに左右されることも少ないでしょう。逆に新興勢力として期待したいのがキョウワテンリュウ。今季の岩見沢は8戦して7連対。連をはずしたのは、同世代との大倉山特別(4着)のみと、安定したレースを見せています。前走快勝から、ここも期待でしょう。
 第10レースにはナナカマド賞(2歳オープン)が行われます。世代のトップをひた走るシベチャタイガーのエントリーこそありませんが、その他2歳のトップクラスが出走を予定しています。中心視したいのはパンチテンリュウ。デビュー戦で競走中止も、それ以降は7戦して5着以下がない好成績。青雲賞で2着に好走したのも記憶に新しく、前走も手堅く2着にまとめたのも実力の証明。今回も安定感あふれるレースを期待したいと思います。もちろんアローファイターも争覇圏。前走パンチテンリュウを下し、久々の勝利を挙げました。復調なったと見ていいでしょう。出走すれば2カ月ぶりとなるフジノイッシン、牝馬ナンバー1ニシキガールも好勝負圏内で、コーネルフジの巻き返しにも期待したいと思います。

Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.