マルミシュンキ才能を見せつける!
19日(日)のメインレースに行われたイレネー記念(3歳)は、天才マルミシュンキが他馬を圧倒するレースを見せて、重賞初制覇を成し遂げました。
道中はマルミシュンキ、ニシキセンプー、ユキノショーあたりが馬群を引っ張る展開。3歳馬にとっては厳しい680キロだけに、各馬ゆったりと進みました。第2障害に先頭でたどり着いたのはニシキセンプー。以下、ユキノショー、ナカゼンスピードが続き、やや遅れてマルミシュンキ。
そして真っ先に障害に挑んだのはニシキセンプー。馬体がグッと上がりましたが、ここで痛恨のヒザ折り。その間にマルミシュンキの馬体が一気に上がり、先頭で障害を抜けました。立て直したニシキセンプーが2番手通過、ナカゼンスピード、ホクショウダイヤと続きます。
一騎打ちかと思われたところ、ニシキセンプーの脚取りが重く、マルミシュンキがグングン引き離す展開に。残り10メートル付近でいったん止まったマルミシュンキでしたが、結局は2着に14秒差をつける圧勝で後続を完封。接戦の2着争いはホクショウダイヤが制し、3着にナカゼンスピード。ニシキセンプーは後半の脚がまったくなくなってしまい、5着に敗れました。