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2/5黒ユリ賞予想 矢野吉彦

エメラルド、ニシキユウが中心

 ついこの間、新しい年を迎えたと思ったら、もう2月になっちゃいました。早いものですね。去年までのばんえい競馬なら、いよいよラストスパートとなるところですが、通年開催になった今年はまだまだ先があります。というよりも、3月末に総決算のばんえい記念があって、4月に新しい“競馬暦”が始まるというのは、何となくぎこちないスケジュールのような気がします。みなさんはどう思われますか?

 それはさておき、今回の重賞は黒ユリ賞。昨年デビューして、年が明けて3歳になった牝馬たちの限定戦です。610kgの負担重量と馬場状態がポイントになるんでしょうね。
 この負担重量を経験しているのは、ホクレン賞に出たキタノパワーとサクラガサイタの2頭。他の馬にとっては初めての重い荷物になります。一方、馬場状態は、好天続きのためかなり乾いてきました。先週末から今週初めにかけては、馬場水分が3%を切るところまできています。当然ながら力のいる馬場状態。そうなると、第1障害から第2障害までの間は細かく刻んで(何度も止まって)進んでいくはずです。第2障害を越えてからも、重い荷物と重い馬場が各馬を苦しめるでしょうね。早めに障害を降りてもゴールまで息が持つかどうか。明け3歳の牝馬にとっては厳しいレースになると思います。
 だから予想も難しいですよ。これまでの対戦成績からすると、エメラルドを軸にするのが順当なところ。今回は取り消し明けがどうかですが、白菊賞いちい賞と牝馬限定の特別で2勝していますから、立て直していればこのメンバーでは中心でしょう。ひとまずこの馬は買っておきます。でも、あとはどの馬を買ったらいいか、迷っちゃいますね。取りあえず、特別戦でソコソコの成績を残してきたニシキユウ、キタノパワー、エリモピリカあたりを挙げておきましょうか。サクラガサイタも捨てがたいですが、そこまで手を広げるにはオッズとの相談が必要になりそうです。

 今回はちょっと自信がありませんので、2頭から馬単を流す作戦にします。頭はエメラルドとニシキユウ。この2頭の表裏に、あとは両馬からキタノパワー、エリモピリカ、サクラガサイタへ。計8点。当たって損のないように資金を配分しようと思いますが、それが無理なら、2頭が頭でサクラガサイタへ流す分を元返し程度に押さえます。

 さぁ、今年に入っても4戦2勝と好調な私の予想、今回はどうなるでしょうか?
 では、みなさんのご健闘をお祈りします!

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