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1/4ホクレン賞回顧

ニシキセンプー障害力で逃げ切る!

 4日(水)に行われたホクレン賞(2歳オープン)は、単勝1番人気のニシキセンプーが優勝。前走ヤングクラウンズカップに続く連勝で、世代チャンプに王手をかけました。
 終始先行して、第2障害下にも先頭で到着。障害にも真っ先に挑み、そしてひと腰でこれをクリアするという完璧なレースを見せたニシキセンプー。ゴール前では脚が鈍ったものの、それでもセーフティーリードを生かして後続の追撃を振り切りました。他馬を寄せつけない圧倒的なレースぶりに、今後の期待も大きくふくらみました。
 2着にはメダマ。終いにきっちり伸びてカネサテンリュウを交わしたあたりが、この馬の安定ぶりを物語っています。今後の成長次第では、世代の筆頭として活躍できるでしょう。
 人気の一角メジロショウリキは障害で詰まって5着。ただ今回ばかりは、あまりにあっさりとニシキセンプーが障害をクリアしたことで、ペースが狂ったのかもしれません。今後のレースぶりで、あらためて真価が問われるでしょう。

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鈴木勝堤騎手
「初めて騎乗しましたが、パワー、闘争心がまるで違う感じです。ハナから先行して障害をいかにまとめるかが作戦だったのですが、第2障害に掛けた瞬間に勝利を確信しました」

小林勝二調教師
「ずっと好調を維持していたのですが、ハナを切るタイプなのでどうしてもゴール際で詰まってしまう不安は少しありました。それでもゴール10メートルくらい前では勝てるだろうと思いました。闘争心が非常に強く、競走を理解しているすばらしい馬。騎手が乗替りでしたが、作戦どおりうまくまとめてくれました。今後はオーナーと相談して大事に使っていきたいと思います」

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