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レース回顧(12/29~1/4)その1

 12月29日(木)に行われたえりも特別(3歳以上オープン)は、5番人気のキョクシンオーが優勝。ツルマキシンザンとの接戦を、わずかに制しました。第2障害ではタメにためて、ツルマキシンザンが先頭で障害を越えたのを見てから動き出し、そしてひと腰でクリア。そこから驚異の末脚を発揮すると、ツルマキシンザンとほぼ同時にゴールしました。測ったような差し切り勝ちとはこのことで、山本正彦騎手の見事な手綱さばきが印象的でした。なお、その前の第10レース(650万円未満)はダービー馬エンジュダイヤが、第9レース(4歳)フクイズミがそれぞれ優勝しています。
 30日(金)のメインレース、ワイン城特別(800万円未満)ホシマツリが優勝。単勝1番人気にこたえる走りで、2連勝を飾りました。先頭で障害を抜けたのはタカラボーイで、ホシマツリは5番手からこれを追う展開。残り10メートル付近で、スーパーミントも加えた3頭の争いとなり、わずかにホシマツリが先頭でゴールしました。タカラボーイが逃げ粘って2着を確保。3歳馬カネタマルは9着に敗れました。
 1月1日(祝・日)は新春特別(800万円未満)が行われ、ライジングサンが優勝しました。障害を先頭で越えると、そのまま後続を完封。堅実な末脚が印象的でした。接戦の2着争いはシンザンウィークに軍配。レオユウホーも懸命に粘りましたが、5キロの重量差が最後に響いたのかもしれません。同日に行われた第10レースの初日の出特別(220万円未満)は、イナノプリンセスが優勝。今季は19戦して、そのほとんどが3着以内と安定した成績を残しています。

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