熱戦が続いた岩見沢開催も終了し、今週からはいよいよ北見競馬場に舞台が移されます。ひと夏を越えて、たくましくなったばん馬たち。その熱戦の成果が試されるのが、ここ北見と言えます。集大成の帯広開催へ向けて、充実のレースを期待しましょう。なお、北見開催のイベント等に関しては、こちらをご覧ください。
9日(日)のメインレースは、北見えぞまつ特別(3歳以上オープン)。エンジュオウカンをはじめとするオープン馬が出走を予定しています。もちろんエンジュオウカンも注目ですが、前走、昇級初戦の駒園特別を快勝したエビスオウジャにも期待がかかります。800万クラスから前走まで4連勝。強豪を相手に、勢いに乗ってどこまで奮闘するか、楽しみな1頭と言えましょう。その駒園特別で人気薄ながら2、3着のヤマノキャプテン、スピードカザンなども出走を予定しており、やや難解な1戦となりそうです。
10日(月)に行われるのは白馬賞(芦毛馬限定)。800万から390万まで、幅広いクラスの馬が出走を予定しています。実績では800万クラスのヤマノトップガンで、過去2勝を挙げているゲンのいいレース。ただ重量的にもきつくなるでしょうし、昨年のこのレースで10着に敗れた苦い経験があります。そこをどう克服するか、10歳馬の技に期待したいところ。
8日(土)のメインレースには、阿寒湖特別(混合800万円未満)が組まれています。尻上がりに成績を上げているトモエパワーが中心となるでしょう。同じく800万クラスで好調のレオユウホー、夏の快進撃が記憶に新しいスーパーミントなども、虎視眈々と勝利を狙っています。