お暑うございます。さぁ、ばんえい競馬お盆シリーズの呼び物、ばんえいグランプリです。北斗賞でスーパーペガサスがまさかの6着に敗れていますから、ちょっと考えさせられるレースになりましたね。
いやぁ、北斗賞はホントに参りましたよ。もともとスーパーペガサスは、障害を一気に上がる馬じゃなくて、途中で必ず一呼吸入れる馬。そのスキを突けば他馬にもチャンスがないわけではないんですが、それでも他馬との負担重量差がなかったあのレースは、スーパーペガサスがアッサリ勝っちゃうものと思いこんでいました。おそらく藤野騎手もそういう気持ちで乗っていたでしょう。ひょっとしたら、その分だけ第2障害への仕掛けがほんの少し早すぎたのかもしれません。でも、強引だったというわけではありませんよ。こういうこともあるさ、っていう感じですね。
ただし、スーパーペガサスでもそういうことがあるんですから、やっぱり競馬には絶対はないんでしょう。それが、今回のレースにどういう影響を及ぼすか。戦うほうにも馬券を買うほうにも、北斗賞の結果をどう受け止めるかが試されているレースだと思います。
で、無難な買い方をするなら、スーパーペガサス、サダエリコ、シンエイキンカイの馬単または馬複ボックス。スーパーペガサスの前走はたまたまの結果で、じっくり立て直しているはずのここはスーパーペガサスを改めて信頼、というなら、これを頭にサダエリコ、シンエイキンカイへの馬単。それをちょっとひねって、北斗賞以上にサダエリコとシンエイキンカイが勝ちにいったときにスーパーペガサスの返り討ちにあって、両馬が止まっちゃったら、スーパーペガサスを頭に両馬以外の穴馬への馬単。スーパーペガサスに前走の後遺症が残っていたら、サダエリコとシンエイキンカイからスーパーペガサスへの馬単。さらに大胆に狙うなら、サダエリコとシンエイキンカイの馬連1点か馬単の折り返し。このうちのどれを買うか、ということじゃないですか?
いずれにしても、この3頭の勝負だと思うんですけど。「それでオマエはどうするんだ!」ですって? ウーン、このコラムの予想が3連敗中なだけに、ハッキリ言って悩んでます。外れてもともと、と考えれば、上のパターンにないもうひとつの狙い方で、シンエイキンカイを頭にスーパーペガサスとサダエリコへの馬単といきたいところなんですが。でもねぇ、たかが1回負けたくらいで、あれほど持ち上げていたスーパーペガサスを軽視するのはなんとも失礼な話ですので、やっぱりこれを頭にサダエリコとシンエイキンカイに馬単で流すことにします。押さえはその裏返し。配分はオッズとの相談です。
なんだか頼りない予想になっちゃいましたが、今回はこれで様子を見させていいただきます。ここでスーパーペガサスがまたしても第2障害でもたついて惨敗するようなことがあったら、それはそれで一大事。今後の対応を考えなくちゃいけなくなりますから。
とにかく、ばんえいの看板馬スーパーペガサスには、まだまだ頑張ってもらわないと。そこで、応援の気持ちも込めてこういう予想にしました。なんてったってファン投票レースですので。では、今回はこのへんで。