参考になるのは、やはり5月3日に行われた4歳馬のオープン戦「すずらん賞」。ここでは3着に敗れたが、トップハンデ690キロでの結果は価値があるタケタカラニシキが中心。前走古馬650万のクラスを勝っているのもその能力の証。
対抗にはそのすずらん賞を制したカゲシュウホー。その後は550万のクラスで苦戦が続いているが同世代との定量戦なら巻き返す。
前走で今シーズン初勝利を挙げた昨年のばんえい菊花賞馬ニシキタカラも上位争い。
すずらん賞は1番人気に推されながら8着に敗れ、その後も着外が続いているアオノキセキだが、本来の調子が戻れば逆転の可能性も。
ハマナカキングはこのメンバー相手に定量では厳しいかもしれないが連勝の勢いを買う。
唯一の牝馬エンジュオウカンは昨年のばんえいダービーを制して以来勝ち星がなく、今シーズン初出走。当日のパドックと馬体重次第だが今回は見送り。すずらん賞2着のニシキダイジンだが、勝ったカゲシュウホーより20キロ、3着のタケタカラニシキより30キロ軽い重量で、定量のここでは力不足と見る。
◎タケタカラニシキ
○カゲシュウホー
▲ニシキタカラ
△アオノキセキ
△ハマナカキング